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ギルド嬢の大罪無双〜平凡な受付嬢は禁断の力で世界を駆ける〜  作者: 柴咲心桜
第10章 異界編

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手を繋ぐその先に

夕暮れの学院屋上。

赤く染まる空を背に、フィーネは静かに剣を鞘に納めていた。


「フィーネ先生!」


後ろから駆け寄るのは、一人の少女――まだ幼さの残る新入生だった。


「先生、教えてください! 私、あの剣に触れてみたいんです!」


フィーネは微笑んで、その手を優しく取る。


「そう、これは《契約剣・ルクレシア》。ただの剣じゃない。過去と未来を繋ぐ約束の証」


少女の瞳が輝く。


「私もいつか、あなたみたいに強くなりたい!」


「その想いがあれば、きっと大丈夫」


その瞬間、剣がかすかに光った。

まるで、新たな可能性の息吹が芽吹くように。



***


◆ 未来への歩み


フィーネはそっと呟く。


「これが……私の選んだ未来」


遠く、風が運ぶかすかな声が響いた気がした。


> 「“選ばれし者”よ。

世界はまだ、君を待っている――」

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