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ギルド嬢の大罪無双〜平凡な受付嬢は禁断の力で世界を駆ける〜  作者: 柴咲心桜
第27章 収穫祭編

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互いの覚悟

「サティ、負ける覚悟は出来ておるか」


「それはこっちのセリフよラミル」


***


遡ること1週間前。


「サティ!いつになったら決闘してくれるんじゃ?」


「時間あったらっていったでしょ?」


「明日か?明後日か?」


「しばらくは領主の仕事で忙しいの」


「ならいつ遊んでくれるんじゃ」


「ラミル、もしかして構って欲しいの?」


「なっ!妾は魔王じゃぞ!なぜ構って欲しいなんてことになる!?」


「構って欲しい訳じゃないのね。遊んであげようと思ったのに」


「それは、本当か?」


「なんで私が嘘なんてつかないといけないわけ?」


「それもそうじゃな」


「決闘は1週間後よ」


「これからやるのではないのか!?」


「あなたは今まで遊び呆けていた。そんなあなたが私に勝てると思うの?」


「なるほど、1週間で感覚を研ぎ澄ませということじゃな」


「そういうことよ」


「良かろう。1週間後が楽しみじゃ」


***


現在。


「1週間は早かったわね」


「時は早く過ぎていく。時の女神は妾の勝利を望んでいるようじゃな」


「負けるのはラミルよ」


「それはこちらのセリフじゃ。負ける覚悟はできておるか?」

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