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ギルド嬢の大罪無双〜平凡な受付嬢は禁断の力で世界を駆ける〜  作者: 柴咲心桜
第18章 旅路編

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旅路編・エピローグ

「風のように、歩いてきた」


 振り返れば、たくさんの景色があった。


 廃墟と化した街。


 見上げた星空。


 手を取り合った村人たちの涙。


 そして――《影》との死闘。


 歩くたびに、サティの心には“問い”が増えていった。


 この力は、何のためにあるのか。


 自分は、何を救いたいのか。


「でも、少しだけ……わかった気がする」


 夜空を見上げながら、サティは小さく微笑んだ。


 大罪は、重い。


 だけど、美徳がある。


 破壊の先に、再生があるのなら───


「私は、それを選びたい」


 その隣で、ルリも笑った。


「じゃあ、次の一歩も。あなたと一緒に」


 風が吹いた。


 新しい物語が、また始まろうとしていた。



***


旅路編 完です。



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