第256話 次元転移
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称は架空で有り、実在のものとは関係ありません。
◇リンドルンガ
「シャンバラから?」
『はい、マスター』
「内容は?」
『調査依頼です』
「何処の調査だ」
『新しく発見された宇宙です』
「新たな宇宙か」
「うん?ナブからか」と何気にタキノが聞くと、
「ああ、シャンバラからの調査依頼で新たな宇宙を調査してほしいらしい」
「そりゃぁ面白そうじゃねえか」とタキノは満面の笑みを浮かべる。
「この話受けても良いか?」と全員の顔を見渡すと
「どうせ暇だし良いんじゃない」とヘルミナが言うと全員が頷く。
「ナブ、次元転移の魔法陣は?」
『既にデータは送られて来ています』
「そうか、母艦に行こうか」と母艦に向かう。
◇リンドルンガ上空 母艦内
「みんな聞いてくれ。これからシャンバラの依頼により新しい宇宙の調査に行く事になった」
「はい、既にナブさんから次元転移の魔法陣のデータをもらっています」
「了解した。では皆んな出発の準備を始めてくれ」とコウが指示を出すと全員が動き出す。
「今度はどんな旅になるのかしら」と何気にルカが呟くとサイが
「誰も行った事の無い宇宙かワクワクするな」と返す。
「転移魔法陣の準備が出来ました」とオペレーターの声が聞こえると
「転移を始めてくれ」とコウが指示を出す。
「転移魔法陣の展開を開始します。転移まで十、九、…四、三、二…転移開始します」で軽い振動があったかと思えば転移した。しかし…、
◇新しい宇宙のある惑星
「えっ! ここ何処? 船は?」とルカが言えば、
「分からねえ」と周囲を睨むタキノが返す。鬱蒼とした森は暗く危険に満ちているようだ。
◇新しい宇宙の違う惑星
「何が起きた!」とサイが言うとヘルミナが
「異変が起きたようね」と何も無い平原を見ていう。
◇新しい宇宙 母艦内
「た、大変です! コウさんやタキノさん、サイさん、ルカさん、ヘルミナさんが居ません!」
『次元転移に何かあったようですが、魔法陣などには異常は見られません』
◇新しい宇宙空間
「くっ!」とコウは呟くと結界を張って風魔法で空気を作り出す。
「何故? 俺だけ宇宙空間に放り出されて!」
お読みいただきありがとうございます。
短いですが少し体調不良で…あと宣伝になりますが2023年8月25日に書籍第三巻が発売されます。今回も長浜様のイラストが美麗なのでぜひ手に取ってもらえると幸いです。
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