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第239話 シャンバラへ

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称は架空で有り、実在のものとは関係ありません。

◇惑星ライオス軌道上 母船内コントロールルーム


「次目標であるシャンバラ星系までのルートを表示します」


とオペレーターが言うと目の前の大型モニターにシャンバラへと向かうためのルートが表示される。


「どれくらいの工程だ?」


とコウが聞けば、


「そうね問題が無いとしても通常航行で6ヶ月といったところね」


とルカがモニターを見ながら言う。


「じゃあ、その間は時間が取れるな」


とコウが何かを考えるように言うと、


「何かあるの?」


とヘルミナが聞く。


「ん? ああ、剣聖の爺さんの専用機でも作ろうかなとな」


とコウが言うとタキノとサイがコウを見る。


「面白えじゃねえか」


と不敵にタキノが言えばサイも、


「それで対等だな」


とこちらも不敵に言う。それを見たルカとヘルミナは顔を見合わせて苦笑し、コウは楽しそうに微笑む。


「準備は良いか?」


とコウがオペレーターへと聞くと、


「はい、準備はOKです」


と返ってくる。


「ではシャンバラへ向けて発進してくれ」


「シャンバラへ向けて発進します」


「発進します」


とサブオペレーターが復唱する。




◇母船内工房


「爺さん、仕様はこれで問題ないか?」


「うむ、問題無いのじゃコウ」


と剣聖は満足そうにコウへと笑顔になる。それで工房の中は慌ただしくなり通常型のアーマーが1機引っ張り出されて固定され、これはベースとなる。


次々に外装が剥がされて専用に用意された兵装や部品が取り付けられていく。


今回の剣聖専用機の概要はベースは通常機ではあるが出力は1.5倍。通常二本装備される魔導ビームサーベルは一本で追加で専用実剣は一本用意される。


この実剣にはギミックが搭載されて超高振動ブレードとなる。


他の改造箇所は通常機に比べて魔導スラスターの数が倍で推進速度も最大で倍となっていて、超高機動型近接戦闘タイプとなっている。


作業が進む様を見る剣聖の顔は無邪気に喜びに満ちている。



◇母船内コントロールルーム


「これでシャンバラへの工程は五分の1進んだわ」


とヘルミナがシャンバラへと向かうルートを示すモニター見ながら話す。


「了解だ。何処かその途中で演習に向いた場所はないか?」


とコウが聞けば、


「そうね、ここなんてどうかしらコウ」


とヘルミナが言うとモニターがクローズアップされてシャンバラへのルート上の一箇所が示される。


「なるほど、周りには何もない空間か。分かったその宙域で演習を行おう」




◇演習予定宙域


数日が経つと演習予定宙域へと到達して演習準備に入っていた。


『剣聖さん、準備はどうですか』


「準備は良いのじゃ」


と専用アーマーのコクピットで上機嫌に剣聖アルド・ミラーは答える。


『初めにこちらで用意したターゲットを攻撃してください。最初に遠中距離攻撃で次に近接で攻撃してください』


「了解じゃ」


とオペレーターの指示に剣聖は短く答える。


『では射出します』


「剣聖アルド・ミラー出る」


と言うと操作水晶を操作してメインスラスターを全開にして剣聖の専用機は星々が光り輝く宇宙空間へと魔力の尾を引いて力強く飛び出していく。 

お読みいただきありがとうございます。


次回投稿は2023年3月26日(日)になります。


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