異世界への入口
「この世界は残酷だ。色もなく、モノクロと同じで、とてつもなくつまらない。」彼女がそう言ったことをよく覚えている。
彼女とは、1回しか話していないし1回しか会っていない。でも何故か彼女の言葉は忘れられない。何故だろうか。と自分に聞いた。
うち「なぜだと思う?今まで話したことがある中で1番可愛かったからか?!それもあるが違う。じゃあ、何故だ?
実は知っている。その答えは、うちも同じだと思っているからだ。何故かって?まず自分のことを教えよう。
名前:Mello
年齢:16歳
趣味:ない
誕生日:8:12
見た目:体型は普通で髪は白。身長は171cm
うちは天才ではない。才能もない。そのため何をやっても一般のレベルまでできるが唯一できないのが勉強だ。高校はどれも受かっていない。だから今は暇人の中の暇人だ。うちが過ごしたかった高校生活はなくなり、高校行ってないため友達もいない。中学校まで話してた人たちは、新しい友達を作りこのうちを構う暇はない。それに高校受かっていないことを知られたら馬鹿にされる。
このままずっと家にいると何も変わらないから外を出ようと思った。だがそのとき。玄関から一通の手紙があった。
うち「送信者:彼女」
手紙を送ったのは、そう彼女だった。名前も知らないあの人だ。手紙の内容はこうだった。
<hr>
やぁ、元気?生きてる?これを読んでいるってことは無事届いたってことかな(笑)Melloと話すのはもう12年ぶりだね(笑)何故この手紙を書いたのかとMelloは思っているだろうから説明しよう。
Melloは勉強できない人間だ。だから高校も受からなかった。でももう一度人生をリスタートできるならMelloはするかい?するなら大声で「彼女が好きだ!」と叫び、この手紙と一緒に入っていたカプセルを握って。しないならこの手紙を捨てカプセルは燃やして。因みに私は待っているから善が来ないと私は飢えて死ぬ。ではではまたね〜(笑)
<hr>
うち「おい!誰がそんなことを言うか!まずどうやってうちの住所知ったんだよ。あとカプセル?ドラッグか?誰がこんなもの飲むんだよ」でも、失うものはないし、彼女に会える。正直言うと凄く嬉しい。リセットをしたい。うちはカプセルを握った。
うち「彼女が好きだ!」
何も起こらなかった。恥ずかしい。死にたい。近所に聞かれた。最悪。そんな気持ちが出てきた。だが、そのあと思いもよらないことが起きたのだ。ドアベルがなったのだ。扉の前に彼女が立っていたのだ。
彼女「イヤーん、照れるね〜(笑)」
うち「シバくぞ!こらぁ!」
彼女「プレイをするの〜?(笑)」
うち「そっちじゃないわ!」
このとき、うちは幸せだった。その理由はただ一つ彼女と会えたからだ。
うち「君が手紙送ったの?」
彼女「そうだよ〜、住所探すの大変だったからね〜!」
うち「そもそも、どうやってやったの?」
彼女「適当な人に聞いたのだぞ!」
うち「それはお疲れ様(笑)」
彼女「君が握っているカプセルを明日の0:00に飲んで。それじゃまたね♡」
この時の彼女は凄く可愛かった。
うち「彼女とまた会えるなら飲むしかない。それに人生をリセットできる」
うちは0:00になるまで待った。相変わらず暇だった。
九時間後
あと少しで0:00になる。あと2分ぐらいだったから準備をした。水を取り、カプセルを口に入れ0:00に飲んだ。このとき僕の視野が広まったように感じた。
脳は迷路だ。だがこのカプセルを飲むとその迷路は解かれ、無くなる。見たこと聞いたことがある全ての思い出を思い出すことができる。例えば中学校2年9月2日2時間目の休憩時間に友達と話していた内容、話してるときの彼の表情、周りがしていたことや時計の秒針の位置まで思い出すことが出来る。うちは記憶の全てを思い出した。すると思い出している最中に突然体がシャットダウンした。気づいたら、うちは空の上で雲の上に倒れていた。起きると神様がいた。