目覚めたら蜘蛛、夢見てクラゲ
思いのほか進みが遅い、ここまで2話で行けると思ってました、このペースだとあと2話あれば名前が出てくると信じてる。
今回は少し短めです
豆腐小屋にて目覚める
主人公「朝飯は適当に処理した兎肉多分大丈夫だよな?」自信ない、扉ではなく外からは引っ張り中から押してはめるだけの簡素な扉もどき
主人公は外に出た陽の光が眩しに目を閉じる、朝の空気は目を覚ますのにはちょうどいい涼しさ、気持ちいい朝とはこういうことなのだろうと思いながら目を開ける、蜘蛛がいた、主人公は見習いの仕事を卒業した記念に一人暮らしをした時にGに襲われた際にアシダカ軍曹に助けられたのを思い出した、主人公(あの時はありがとうございました、アシダカ軍曹)心の中で敬礼をしつつ目の前の蜘蛛を脳みそで認識する、現実逃避は得意分野だけど異世界が常に都合のいい訳では無いと言い聞かせる、目の前の蜘蛛の大きさが2m位ある、何か牙が光ってた、主人公は死を覚悟し瞳を閉じてて意識を絶った。
「……い」
何か声が聞こえる人の言語だだけど何か違う、まるで機械で出した声みたいだなぁ
「おい、……」
死んだんだから少し寝させてほしい
「起きろ、元老人の童貞調理師!!」
主人公「俺のことですかー!?」
神?「そうだよ、てめぇだよ」
主人公「話せないとか言ってませんでしたか、神様?」
神?「そのつもりだったんだけど、意識が天に召されようと必死だったのを止めるための説得」
主人公「私って、まだ生きてます?」
神?「何故死ぬ前提」
主人公「そりゃあんなでかい蜘蛛目の前にいたら命諦めるよ」
神?「安心しろ殺されてないし五体満足、てかお前童貞なのな95年生きてて童貞とか生命体として欠陥だな」
主人公「褒め言葉ありがとうございます、そんなことより糸でぐるぐる巻とか無い?」
神?「大丈夫だけど、お前は生命体として大丈夫じゃない」
主人公「つまり大丈夫なんですね、良かった」
神?「降ったの俺だけど、ツッコミ放棄します」
主人公「良かった、んじゃこちらからも」
神?「どうぞ」
主人公「なして、クラゲ?」
神?「お前が彫ってからだよ」ピキビキ
主人公「こうなるなら真面目にやっとけば良かった」おー怖
神?「とりあえず目安は守ってくれてるしいいよ、今日はお参りなしでいいよ、後何かしらの事情でお参り出来なければ、理由を述べれば許すから、今はいいけど場合によっては食事を要求するから」
主人公「良心的過ぎてありがとうございます」
神?「俺は優しい神様ですから、例え異世界に転生させてくれた人が巫山戯てクラゲの姿にしても許してあげるだけでなく慈悲を与える位には優しいから」
主人公は割時にしてるやんと思ったが「結構怒ってるやん」と声にした
読んでくださりありがとうございます、ざっくりとなんだけど宴会もどきやるところまでは脳みそにあるし、主要人物の名前も決まってるのにその主要人物をどうやって出すかでただいま悩んでます。