死んだと思ったら異世界行きが強制された
初投稿でおかしい部分があると思いますが御容赦ください
主人公「我ながら良い人生だったな」御歳95の彼はそう呟く
弟子「貴方は日本料理界の大御所なんでから、そんな事を言わないでください」
主人公「自分の最後くらい分かる」心の底ではもっと生きたいもっと料理を作りたいという思いをねじ伏せながら
主人公「ここの所包丁すら握れていないもいない老人に構う暇があるなら店で料理でも作ってろバカ弟子が」弱々しくもめいいっぱいの力を込められている、
弟子「最後まで貴方の世話をさせてください」負けじと力の込められた言葉
主人公「なら、包丁と割烹着を持ってこい」
弟子「はい」
主人公は弟子が持ってきた割烹着を弟子の助けがありながらも着て包丁ケースから自分の包丁をだしこういった「今までありがとう」とそして「バカ弟子、今日の世話はいい、とっとと店に行け!」
弟子「ですが」
主人公「明日また来ればいいだろ」と言われ弟子は家から出た
主人公「今まで世話になったな相棒達よ、梅(薄刃包丁)、桜(出刃包丁)、椿(柳刃包丁)、お前達がいなければ私は日本料理界の大御所なんて呼ばれてない、落ちこぼれ調理師の私と一緒に居てくれてありがとう、そして申し訳なかった」彼は割烹着のまま床につき自分の死ぬ時を時計の針の音を聞きながら待った
「おい、起きろ」
主人公は(なんだ、私は自分の死ぬ瞬間を体験したいのに、弟子が家に来たのか?)
「起きろよ、そこの元老人」
主人公(てか、この声誰?こんな声の人知らないんだけどなぁ)
「これだから死んだ直後の人は嫌いなんだよ、底の落ちこぼれで歳をとってからいきなり大御所呼ばわりされた童貞の元老人」
主人公「俺のことかー!」
「お前だよ、」
主人公「して、貴方は誰ですか?」
「俺?んー、んじゃ神様で」
主人公「その神様がなして、死んだ私の目の前に?」
神?「死んだからお前の前にいるんだよ」
主人公「それもそうですね」
神?「納得してくれてありがとう、話を吹き飛ばすが、お前には異世界に転生もらうからがんばr」「おい待て、吹き飛ばすな、そしてめんどい、俺は天寿をまっとうしたのになんでわざわざもう1回生きなきゃならんのだ」主人公が神?の話を斬った
神?「もう確定事項だから諦めて、んじゃ続きn「だから待て」主人公が以下略「100歩譲って異世界に転生するのはいいけど、なんでそんな事を天寿をまっとうした老人に言う?もっとこういう若くして死んだ奴言うことだろ?」主人公が早口めに言った
神?「譲ってくれたので異世界転生の話をs「こっちの質問に答えろやー!!」主人公がかなりキレ気味にいう
神?「面倒だから話を吹き飛ばしたのにめんどいなぁ、喜んで転生すればいいのに」本当に面倒そうに言う
主人公「死んだら三途の川の観光しようと思って来てみたらよくわからん所で、声しか聞こえない自称神様に振り回されるとは思ってなかったよ」
神?「自称神様って俺の事?」
主人公「あんただよ」
神?「まぁ、いいや、君が異世界に行く理由は次死んだ人を異世界に送ろうと決めててそこで死んだのが君だったくじ運だと思え」
主人公「こんなふざけた理由で異世界に行く人ってレアなんだろうなぁ」諦め
神?「諦めてくれたみたいなんで、異世界について話そうか」
主人公「はぁ」完全に諦めた
神?「異世界に送る際に欲しい者があれば言って、準備出来るものは準備するから」
主人公「んじゃ、私の包丁達と雪平鍋、寸胴、と鰹節と乾燥昆布」
神?「分かった、と言いたいけど包丁達と言ってたけどオリジナルじゃなくていい?」
主人公「駄目」
神?「神器上げるから」
主人公「理由を教えろ」
神?「君が死んだ後お弟子さんが使ってます」
主人公「回収しろ」
神?「話を聞いてください」
主人公「言って見ろ」
神?「死んだ人の遺品は基本的に持ち込めないんですよ、文明や技術面の違いがあったりで異世界の住民と衝突があったりするのです」
主人公「うん」
神?「そうなると神様としても面倒なんです」
主人公「転生させたのはそっちなんだし責任くらい取れよ」
神?「生きてる世界には神様基本的に何もできませんのです、滅ぼす事はできますが、そうする訳にも行きませんし異世界に行って殺されたでは可哀想です、そこで神である我々はこう決めたのです、転生者に選ばれた者の望む神器をさずけようと」
主人公「神器の方がやばくね?」ツッコミ
神?「間違いなくやばいですが、人の作ったものではなく、神様の作った者の神である我々の認めたものにしか使えませんので安心ください、貴方に与える神器は感情や思いによって姿形を帰る鉄の棒です持ち手は木製ですよ」
主人公「それが包丁の代わりになると?」
神?「YES、貴方の場合名前を付けていましたね?」
主人公「そうだな」
神?「名前を言えばその形に変形しますので安心ください、雪平鍋はまぁいいでしょう、寸胴もおまけしときますね」
主人公「異世界に転移する時に元の世界者を持ち込めないと」
神?「貴方のものでは無い寸胴や雪平鍋を持って行けば安心」
主人公「それでいいのか神」この人めちゃくちゃだなぁ
神?「人ではないです、鰹節や昆布は異世界に転移してからにしましょう、あと適当にこっちが必要そうな物を見繕っておきます」
主人公「案外良心的だな」関心
神?「まぁこれでも神ですから、あと天寿をまっとうした人を異世界に転生させるなんて少し悪いかなと思い」
主人公「さすが神様」
神?「ありがとう、わかりやすく言うとMinecraftのボーナスチェストと見たいなもんだ」
主人公「なるほど理解」
神?「貴方に行ってもらう異世界は貴方目線で言うとMinecraftのリヤルバージョンでファンタジーですが、リスポーンはありません死んだら諦めろ」
主人公「質問、言語とか大丈夫?」
神?「大丈夫です」
主人公「俺の身体ってどうなる?」
神?「適当に見繕います、性別は男性で健康的なのを準備します」
主人公「良かった老人のまま転生するのかと思った」
神?「そこまで鬼じゃありません、こちらとしても死ににくく加工しておきます」
主人公「何故」
神?「異世界転生者のお約束的な奴です、ちゃんと死にますので安心ください、異世界に行ったら1番最初にしてもらうのは私の像を作ってください」
主人公「何故?」
神?「ここまでしてるんです多少は感謝して欲しいという神様のわがままです」
主人公「作るのはいいけど不器用だよ?」
神?「念じながら掘れば大丈夫」
主人公「わかりました」何度目か分からない諦め
神?「それでは行ってみましょう」
主人公「え?」
このようなお粗末な物を見てくれてありがとうございます、これからも生暖かい目で見てくれれば幸いです