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女神の世界

キャラ設定を変えたんでよろしく!


それと投稿するのはかなりペースが遅くなりますのでそこもよろしゅーなぁ!


「…………さい……お……なさい…………」

近くから声がする……透き通っていてずっときいていたくなる声だ。どこか、聞いたことあるような…優しい声だ……


「……っ!!!!人か!?」

人のいる場へたどり着いたのか、がばっと起き上がるとすぐに立ち上がり辺りを見渡した。


「いない……?さっきのは夢か?」

なにもいない、と思ったとき……

「起きましたか?亜里北様」

何処からともなく声が聞こえる


「っ!?誰だ!!!?」


「いきなりすいません。私はそちらの世界で言われる[女神]をやっているものです。女神といっても、人間の管理をしている神でアミュキシスと申します」


声の主が何処にいるかわからないため遠くに届くよう少し上を向いて話す

「女神だと?」

(なんてこった……中二病か?いや、イカれている方か?)


「はい、女神です。ちなみに私は中二病、イカれてもいませんよ?私は正常です。」


(なん……だと……?)

「俺の心の声を聞けるとは…………はぁ、認めるよ……」


「ありがとうございます。それでは時間もありませんので要件をはなしますね?

まず、私は人間の管理をしていると言いましたね?それは死んでしまった人……魂の管理もしているわけです、死んでしまった魂を転生させるのも私の仕事というわけです。

突然なのですが、亜里北様は思っている通りに死んでおります。死因は死にたいと少しでも思った際に自己催眠で貴方は自分の心臓を止めてしまったのです。」


「はぁ!?ちょいまて!自己催眠で死んだぁ!?いやいや!それはないだろ!?そんなんで死ぬ人なんて見たことも聞いたこともないぞ!?」

突然自分が自己催眠で死んでしまったなんていわれ、なにがなんだかわらかなくなってきていた


「はい、自己催眠で死んでしまった人はいませんでした。ですが、亜里北様は別です。普通、人は催眠の耐性を少しでも持っているのですが、亜里北様は死ぬ前の…3日前から亜里北様は耐性が0になっておりました。」


「は?」

(3日前?3日前といえば……俺が幼なじみに振られた時じゃないか……)


「それで亜里北様は死んでしまった……そんな貴方に私はお願いしたいことがあるのです。」

女神は申し訳なさそうにきいてくる


「お願い……ですか?」


「はい、そうです。聞いてもらえますか?」


「内容で聞くか聞かないかを決めたいと思います。」


すると女神はパァと眼を少し輝かせながら嬉しそうにする

「ありがとうございます。それでは説明しますね。……まず神というのは、だれもが自分の創る世界を持っております。私ももちろんもっておるのですが……」


(なんか、先がみえたぞ?)

「何らかの問題が起きたと?」


「そうです……私の世界はいま、突然魔王と呼ばれる者が現れ、世界の破壊をしようとしているのです。」


「そこで、俺にその魔王を倒してほしいと言うことですか?」


「はい、ただでとはいいません。あなた様には能力を持たせてから向こうの世界にいかせたいと思っています。報酬もちゃんとに用意しております。どうでしょうか?」

神様は手を繋ぐようにして首を傾げてくる。


「やってもいいんですが……その魔王って言うのはアミュキシスさんが倒すことはできないのでしょうか?その……神様の力とかで…」

(例えばその世界を管理しているから生物を居なくさせるとか……)


「はい……それが、魔王というのは死神界という私達の住んでいる神界の敵……と言いますか、人間や植物の生命力を奪いそれを楽しんでいる世界からきた生物……いわば向こう側の人間的存在で、魔族というのです。」

死神に嫌な思い出があるのか女神は少し怒りをもったように悲しむ


「あぁ、こちらの神様はその死神界の事には神力などが使えないと言うことですね?」


「はい、そうです。」


「一つ聞いてもいいですか?」

そう聞くと女神は首をかしげながらいう

「はい?なんでしょうか?」


「なぜ俺なんでしょうか?そんな事俺にはできないと思うのですが……戦闘などにもなれていませんし……」

不安そうに聞くと女神は微笑む

「そうですねぇ…一番の理由は死因が関係しますね。実は人が死んで次の転生するものは悪いことをしたいいことをした……ではなく死因に関係するのです。」


「死因……ですか?」


「はい、どうやって死んだかどういう理由で死んだか。それによって転生できる世界、生物が決まってきます。そして、魔王がいる世界はかなりそれに必要な死因が高い世界なのです。それに適した人物を探していたら丁度亜里北様を見つけたのです。」


「なるほど……それでは他の理由というのは?」

そう聞くと女神は微笑みながらいたずらするようにいう

「それはですね?」


「はい……」


「優しそうでしたので……///」

その答えについガクッとこけそうになってしまう。

「優しそう……ですか…シンプルな理由ですね……」


「すいません///」


「いえ、その理由でだとこちらも少し照れますがね///」


…………………………すこし気まずい空気が流れる…何か女神に聞けることはないかと考えていると突然女神が慌てながら話をしはじめる


「そ、それでは!亜里北様は私のお話を聞いてくれると言うことでよろしいのでしょうか!」


「え?あ、はい!大丈夫ですよ!」

そう答えると女神は深呼吸をして気を落ち着ける。それと同じく自分も気を落ち着ちつかせる


「それでは、亜里北様に能力を与え、それができしだい向こうの世界に送りたいと思います。その間亜里北様は眠ってしまいますが、向こうに着き次第。説明をしますので安心してください。」


「はい。わかりました」

すると女神は自分の目をつぶらせる。つぶらせるときに。うふふ……と優しく微笑んだのが見えた……



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