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07

 非常階段での裏事情を聞きながら、どうしてそこまで細かな部分まで知っているのかと真希が篠田に問えば、篠田は「自分の恋人がマサキの友人なのだ」と答えた。

 まさかの恋人発言に驚いた真希は、以前、弁当を届けた時に医局前で聞いたマサキと篠田の親しげな会話や居酒屋での二人のやりとりで、マサキの浮気を疑っていたと口から洩らしてしまった。

 篠田はそれに驚きを露わにし、必死な形相で「それはマサキ君が歳の近い従兄だからですよ!」と弁明し、真希の誤解を解くと、安堵した表情を浮かべて帰り支度を進めた。

 篠田の聞いて、頼みたい事が頭に浮かんだ真希は、鞄の中身を点検する篠田の腕をぐいっと引く。


「あの……、二つほどお願いがあります。マサキさんにはインフルエンザだったって嘘をついて欲しいんです」

「――――えええっ?! そんなのはできませんって!」

「じゃあ、せめて二、三日は実家で療養が必要とか伝えてください! ……お願いします」


 真希は縋るような視線を篠田に送る。それを受けた篠田は、眉を下げて唸るように考えると、懇願する視線に耐えきれなかったのか小さく頷いた。


「善処します」


 そして、もう一つの願い事を真希に促す。

 (今度はわたしがマサキさんを―――……)

 決意したその想いを胸に、真希はひっそりと耳打ちをした。

 まだ熱が残っているのか、目元が赤く染まっている彼女の願いを聞いた篠田は、一瞬だけその願い事に驚いたように目を見開くと、すぐにふわりと微笑んで頷いた。


「いいですよ。そっちはお安い用件です。……でも、夫婦そろって似たような事を……」

「……え?」


 真希が聞き直すも、篠田は何でも無いと顔の前で両手を振って誤魔化した。そして、鞄を手にしてさっと立ち上がる。


「……じゃあ、そろそろお暇しますね」


 障子戸を開けたのを見計らったのか、廊下の先から響が顔をのぞかせて声をかけた。

 どうやら台所で何かを作っていたようで、手にはお玉を持っている。


「女医さん~。さっきオバサマから電話があってね、真希の旦那さん、真希の両親と一緒に夕飯を食べてくるらしいのよ。アシが無いと困るでしょ? 軽めの夕飯作ったから、もう少しだけここで待っててもらえないかしら?」



***

 


 響の手作りの夕飯を食べ、一息ついたころ合いで、居間にある時計の鐘が九つ鳴った。時を同じくして、篠田の携帯が軍歌の如き渋い音楽を奏で始めた。アラームかと思いきや、そうでは無かったようだ。

 彼女にとって重要な人物なのだろう。喜色満面で電話に出ると、篠田は夕飯の礼を言って足早に扉に向かった。

 まだ彼女をここに連れてきた車はここに着いていないし、女の一人歩きは危ないから、と響と真希が心配するも、篠田は、その声をやんわりと退けて長いとも短いとも言えない廊下を歩く。

 慌てて真希が追いかける。響もその後を追った。


「あの、もう遅い時間だし、やっぱりマサキさんが戻るまで居た方が……。駅までは結構距離があるし」

「そうよぉ~! あ、急ぎなら私が駅まで付いていきましょうか」


 響の提案に、篠田は首を振ってやんわりと断る。


「大丈夫です。さっき話した彼が、この先の広い通りまで迎えに来てくれるそうなんです。実は今日はお泊りなんです。あ、親に伝わると不味いのでマサキ君には内緒で……っと、真希さんの前だとマサキ先生って言った方がいいのかなぁ?」


 パンプスをはいて真希の方に振り返ると、篠田は、ふふ、と首を傾げながら悪戯をしかけたように笑った。

 自分が勘違いしていた事をにおわせるその表情を前に、真希は照れたように目元に朱を走らせる。

 

「……もうどちらでもいいです。自分の誤解だったし」

「じゃあ、もっとマサキ君に愛情表現してあげてくださいね? あれでも悩んでたみたいなんですよ~」

「……そうなんですか? いや、そんなそぶりは全くなかったけど……」


 篠田の言葉を聞き、真希は首を傾げた。

 いつもニコニコとしていたではないか。

 夜に出迎えるようになって、寧ろここ最近は妙に機嫌が良かったような……?

 考える真希を前に、篠田は指さししながらびしりと言い放った。


「それは、あなたの前だからですっ!」


 嫌な記憶を思い出すような渋面を作って、篠田は言葉を続ける。


「ここ二カ月くらい、マサキ君は医局の机にある写真を見ながら、皆を真っ暗な思考に引きずり込まんばかりのそれはそれは重い重ーい溜息をしてるんですよ。……それだけじゃなく、何週間間か前には、『真希さん等身大プリント抱き枕』なるものを作ろうとか訳の解らないことを……っ! ……さすがにそれはプリントされた人間がかわいそうだって止めましたけどね!」


 真希さん等身大プリント抱き枕……。

 寝室のベッドに自分の顔がプリントされたそれが横たわっている姿を想像する。途端に背筋がぞぞっとした。

 そんなものを作られなくて良かった、と真希は頭の中で妙な安堵を覚えた。

 固まっている真希を前に、篠田は今がチャンスとばかりに、両手に拳を作って口を開き続ける。それはどこか感極まったようでもあった。



「ずっとマサキ君は悩んでたんです。結婚当時は喜んでくれていたはずの家事も、最近の真希さんは何か言いたげな表情をするって。負担をかけないようにできるだけ全部率先してやってるのになにがいけないんだろうって。……そこで彼は気付いたんです! 二人の時間が無かった事にっ!! 会話があまりなかった事にっ!! 居酒屋で会ったあの日、マサキ君は連絡のとれない真希さんを心配して、鬼神の如く仕事を終わらせ、残業? そんなもん今やってられるか明日やるよ、おっ先ー! って帰って行ったそうです。ようやくとれた二人の時間……。それなのに私ったら、マサキ君の脳内いちゃいちゃ計画を……!」


 両手を握って熱弁をふるう篠田がまだ言いたい事があり気に口を開いた時、勢いよく玄関の扉がスライドされた。

 がらがらと上がるけたたましい音と共に家に入ってきた高身長の黒い人影が、その長い足を使い一目散に玄関に佇む真希に歩み寄る。大きな手で篠田の言葉を遮断するように真希の耳を塞ぐと、彼が唸るように声をあげた。

 同時に彼のてのひらから響くドスの利いた低い低い声。


「―――それ以上は喋るんじゃない! 第一、それは随分前の話だろうが! 今は違うんだよ!」


 真希の耳を塞いだのは、怖面に凄味が増したマサキだった。いまなら任侠映画に出ていてもおかしくない表情で篠田の方に顔を向けていた。

 恐らく、感極まった篠田の声が外まで響いてそれを聞いたのだろう。

 真希からは真っ赤な横顔しか見えないが、金縛りにあったみたいに固まる篠田と、眼前にあるマサキのこめかみの浮き上がった筋を見るに、まるで玄関に飾ってある赤鬼の如き表情をしているのだろうと真希は思った。

 それに加え、真っ赤になりながら怒る彼の背には、彼の姓である虎の幻影が見えてきそうだ。ゴゴゴとあり得ない地響きの様な効果音まで真希の耳に聞こえてくる。幻聴を引き起こすほどに凄まじい。

 真希の両親も、彼の怖面度が増した事によって怖いのか家に入れないままだ。玄関の外で二人仲良く立ちすくんでいるようだった。

 マサキの顔が視界に入る皆は恐怖で動く事ができなかったが、真希は、彼の顔が真っ赤なのは怒っているのではなくて、照れているからなのだと感じた。

 それを証明するかのように、マサキは真希を極力視界に入れないように努めているように見受けられた。真希が覗きこむように顔を傾けると、忙しなく視線を彷徨わせてますます顔に赤みが増した。まるで、ベッド下に青い本を隠していてそれを見つけられた中学生のようだ。

 任侠映画さながらの表情をしているのに実は照れてますだなんて、なんてギャップ萌えだろか。そう思うと、真希の口からは不意に言葉が滑り落ちた。



「……かわいい」



 胸に手を当てて、熱のせいか頬を赤く染めた真希の口からポロリと滑り落ちた言葉は、先ほどの効果音をどこかに吹き飛ばし、一瞬の静寂を玄関に呼びこんだ。

 どこか恍惚とした表情をした真希を見て、誰もが「嘘ぉ?!」と思うが、どう突っ込んでいいのか解らない冷えた空気が流れる。

 かわいいと評されたマサキ自信も、ぎぎぎとぎこちない動きで真希の方を向くが、その視線は信じられないと言わんばかりに見開かれている。気が緩んだのか、手の位置が僅かに真希の耳からずれた。

 今や田中家の玄関は、誰も何も言えない沈黙の空間になり果てている。この空気を作りだした真希ですら、どうしたらいいのか解らなくなった。

 皆が気まずく口を開くタイミングを掴めないでいると、救いの手―――篠田の着信音(軍歌の如き曲)が、この居た堪れない空間を破った。

 救いの手により、金縛りが解けた途端、篠田は脱兎の勢いで玄関の外に佇む真希の両親の後ろに回りこんだ。

 マサキに止められないように一定の距離を保つと、親指を立てて相好を崩しながら口を開く。


「……真希さん、最っ高! 今までマサキ君のことを可愛いだなんて言った人居ないと思う!! そうなんだよねぇ。マサキ君は外見と反して、心は乙女で、寂しいと病んじゃう小心なウサギだから」



 真希の両親が一斉にマサキを見て「ウサギ……」と呟いた。

 

「マサキ君、真希さんは落ちつける場所で二、三日療養してれば完全に治るわよ。ちょと酷い風邪なだけだから」


 可笑しそうに笑いながら、その場に無遠慮に流れ続ける着信音をBGMにして篠田は手を振ってその場を去って行った。


「――――ちょっ! 待――っ」

「―――マサキさんっ」


 後を追おうとしたマサキの腕を、真希は咄嗟に掴んだ。

 まさか引きとめられるとは露ほども思っていなかったのだろう。マサキは驚いて再び真希の方を見た。そして、彼女の小さな口から紡がれた言葉を聞いて我が耳を疑った。

 真希は、マサキの腕を引きながら目元を赤らめて、小さな声で「行っちゃ嫌」と言ったのだ。


「真希さん……」

「ちゃんと話したい事があるの。だから……どこにも行かないで」


 出会って初めて言われ自身を引きとめる言葉。マサキは込み上げてくるものを感じた。

 先ほどまで出かけ先で交わしていた真希の両親との鬱になりそうな会話を忘れ、マサキは真希を抱きしめようと腕を伸ばす。

 

「真希さん……っ!」


 感情のまま抱きしめようと腕を背に回そうとした瞬間、真希が至極申し訳なさそうに口をもごもごと動かした。

 彼女の口から発せられたのは、彼女の母から聞いていた内容とほぼ同じだった。

 この家から連れ出されて、向かった先は自宅マンション。部屋に着くなり、真希の母はマサキに荷作りを頼んだ。しかも、それは一日二日分では無く、暫くは自宅マンションに帰ってこないと解る荷物量―――真希の衣類の殆どだった。

 訳かわからない風のマサキに、真希の母が説明をする。

 ――――――真希自身が望んでいるのだと。

 その言葉を聞いた瞬間、マサキの頭から一気に血の気が引いた。

 瞬時に真っ青な顔色になったマサキを心配した真希の母が、咄嗟に両手をぶんぶんと振り、マサキの考えている意味とは違うと言葉を重ねる。

 ――――――マサキさんの為に変わりたい。

 そう願う真希の頼みを聞き、また飽き症の彼女の性格を鑑みて、暫くの間は実家で花嫁修業をする事にしたのだとマサキを説得した。

 それでも納得できないマサキは、助け舟を求める様に真希の父に視線を向けたが、のんびりとした性格の彼は、マサキの淹れた茶を啜るだけで物言わぬままだった。

 結局、真紀の母に言われるまま、不承不承に荷物をまとめつつ、彼女に会ったら絶対に連れて帰ろうと決意を秘めて実家へと向かい、拳を作って熱心に説得を重ねている真希を前にした今に至る。

 

「――――だからね? このままでは駄目なんです! 夜中に帰って来た夫よりも遅く起きて、至れり尽くせりの楽な生活では主婦失格の烙印を押されたままなんです!」


 マサキの聞きたい肝心なひと言が無い説明で、真希は彼を説得しようと試みる。一生のお願いだから、と。

 勤務先の病院では愛妻と言って憚らない彼女がいつにない必死さで頼みこむ姿を見て、マサキは行き場の無くなった手を彷徨わせながら肩を落とした。


「はぁ。………………わかりました」


 たっぷりと間を置いた後に、マサキは声を落とした。


「え? いい……の?」

 

 まさか一発OKが貰えるとは思わなかった真希は、目を見開いた。

 驚いた顔をした愛妻を見ながら、マサキはそれまで彷徨わせていた手で真希の両頬をやんわりと挟み、ふ、と口元を緩める。柔らかい頬を撫で、気の抜けた顔をしているその場所を少し強めに抓んで引っ張った。

 むにょんと伸びる真希の頬を見ながら、マサキは意地悪く笑う。


「――――――なぁんて、言うと思いましたか? 嫌に決まってるでしょうが!」

「むぁっ! い、痛いぃぃ!!」

「俺の心はもっと痛いです! ついでに胃も痛くなりました!!」

「わあぁぁ! ごめん、ごめんなさいぃーっ!」

「謝るんなら、ちゃんと帰るんですよね?! 真希さんの落ちつける場所(・・・・・・・)は、もちろん俺の所なんだから!」



 帰らない、と真希は返そうとしたが、目の前の彼の表情がみるみる歪んできて、言おうとしていた言葉が喉に張り付いた。


「……真希さんの両親から聞きました。……家事なんて出来なくてもいい。知ってて真希さんとの結婚を望んだんだから。……あなたを貰う覚悟はあると見合いの時に言ったでしょう?」


 目を伏せたマサキは、頬を引っ張っていた指を緩めると、真希に小声で謝りながら赤くなったその場所をさらりと撫であげた。

 あまりに悲しそうな表情を浮かべるマサキに、真希の心が揺らぐ。

 ――――でも、と真希は考えた。

 ここで「やっぱり家に帰る事にします」と返事をすれば、全く何も変わらないままだ。

 変わろうと決めたばかりではないか。 

 真希は意思をこめた視線で、悲しげな表情を浮かべながらも自分を甘やかそうとする怖面に戦いを挑んだ。


 

「でも、帰りません!」

「――――む。頑固な! もう一度頬を伸ばされたいんですか」

「どうぞ伸ばしてくださいっ。マサキさんを想っての意地なんです! マサキさんが大切だから、安らげる時間と空間を作ってあげたいの!」


 鼻息荒く捲し立てた真希を、マサキは信じられない言葉を聞いたと固まった。


「今、……なんて?」


 わなわなと唇を震わせてマサキは目元をうっすらと紅潮させたが、説得することに必死な真希はそれに気付かない。

 マサキの言葉通りに、同じ文句を返す。


「だーかーらぁっ! ほっぺくらいならいくらでも伸ばしてください!」

「いや、……その後」

「マサキさんを想っての意地なんです! マサキさんが大切だから、安らげる時間と空間を…………って、ひゃぁぁぁああ! それは聞かなかった事に!」


 自分がどれだけ恥ずかしい言葉を並べたか気付き、真希の顔が真っ赤に染まった。

 そんな彼女を見て、マサキはふっと口元を緩める。

 真希が言ったのは、ずっとマサキ自身が聞きたかった言葉だった。初めて面と向かって言ってもらえた、と心底思嬉しく感じると、普段はつり上がって怖面を強調している目尻が自然と下がった。

 対照的に真希は見て居て可哀そうになるほどに慌てふためいている。

 そんな彼女を見て、マサキの中でむくむくと湧きあがった悪戯心。

 ぶんぶんと手を振っている真希の手をとり、悪戯心満載の笑顔を向ける。


「いいんですか? 聞かなかった事にしたら説得できませんが? 真希さんのご両親と友人が見守る中で、二度も頼みこまれたら流石に前向きに検討しようかなと思ったのですがね」


 ハッと気付き真希が視線を扉の外に佇んでいる両親へと巡らせる。両親も目が離せなかったらしく、ばっちり目が合った。

 更に紅潮した真希の頬。

 気まずい雰囲気で真希がぎぎぎと顔を巡らせると、自分の後方に響がニヤニヤした顔で立っているのが見えた。

 

 

「……何この羞恥プレイ! マサキさんってこんなに意地悪だった?!」

「そろそろ猫を被るのを止めようと思って。言ったでしょう? 遠慮はしないって。……さ、言ってください?」

「ぅぅう……」

「……カウントしましょうか。三つ数えるまでに言わなければ連れて帰ってもっと苛めるから。……あ、それとも、俺への想いってその程度だったのか……」


 哀愁漂わせながら横を向いて俯いたマサキに、真希は即答した。


「――――違っ! ちゃんと好きで――――……」


 しかし、その続きを言おうとして、彼の口が笑っている事に気付く。

 文句を言おうとしたが思い留まり、おもむろにマサキの首に腕を回して抱きついた。

(マサキさんも困るといい)

 真希はマサキの耳に口を近づけると、やんわりと囁いた。


「……非常階段時代からのマサキさんの年季の入った想いには敵わないけど、わたしもちゃんと想ってる。大好き」

 


 マサキは隠していたはずの過去を暴露されて一瞬驚いた表情を浮かべたが、その情報の出どころに考え至って、直ぐに相好を崩して真希の腰を抱きしめた。

 


 


 

 

 

 


 

 

 

 


 


 

 

 


 

 

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