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異世界転生したエースストライカー、血と魔法のフィールドで再び輝け  作者: 南蛇井


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第24話 最後のシュート! 絆のゴール、世界を救え!

魔王完全体、フィールドを覆う

 魔王ヴァルディアスの完全体――

 その身は雷と炎の魔力で膨れ上がり、

 フィールドの空すら黒雲で覆い隠した。


 「勇者団よ……これが絶望だ。

  お前たちの希望など、一瞬で飲み込んでくれる!」


 無数の魔の触手がフィールドを這い、

 ナイトメアイレブンの残党が血のような咆哮を上げて突撃する。


仲間の決死の防衛

 セレナとガロンが最前線で防ぐ。


 「ここは絶対、通さねぇぞォォ!!」


 「健斗! お前は前だけを見ろ!!」


 フィリスの光の矢が敵を貫き、

 ミラの風の結界が健斗とボールを守る。


 トマトッツが最後の魔力を振り絞った。


 「爆裂魔法グランド・インフェルノ――

  全部焼き払えッ!!」


 大地を割る炎がナイトメアイレブンを丸ごと呑み込む。


転生勇者、最後の未来視

 健斗の右目はすでに潰れかけていた。


 (……ここが限界か……

  でも、もう十分だ。

  みんなが――俺を信じて繋いでくれた。)


 血に濡れた視界の奥に、

 たった一筋の光が見えた。


 ――ゴールポスト、その隙間。

 魔王の巨体が、唯一避けられない「点」。


絆のゴールを放て!

 健斗はボールをセットした。


 「皆……ありがとう。

  これが……俺たちのサッカーだ――!!」


 仲間の声が重なる。


 「撃て、健斗!!!」

 「ぶち込め――勇者ッ!!」

 「お前が決めなきゃ誰が決める!!」


 風が、雷が、炎が――

 すべての魔力が、健斗の足に宿る。


最後の咆哮

 魔王が咆哮した。


 「無駄だ――砕け散れッ!!」


 空間がねじ曲がるほどの魔力弾が健斗を襲う。


 だが――


 仲間たちが、その前に立ちはだかった。


 「行けェェェ――健斗ォォォ!!」


世界を決めるラストシュート

 健斗の右足が振り抜かれる。


 「おおおおおおおおおおおおおおッ!!!」


 無数の魔力を纏った光球が一直線に走った。


 魔王の触手を突き破り、

 雷雲を貫き、

 黒翼を裂き――


 ヴァルディアスの胸を貫通した。


 背後のゴールネットに、

 閃光と共に突き刺さる。


魔王の最期

 ヴァルディアスは両膝をつき、

 溶けるように崩れ落ちた。


 「……見事だ……勇者よ……

  お前たちの絆が……我を滅ぼしたか……」


 黒い霧が風に散り――

 《終焉のフィールド》は、黄金の光に満ちた。


歓喜のフィールド

 倒れ込む健斗を、仲間たちが抱き起こす。


 トマトッツが泣き笑いしながら叫んだ。


 「決めたな、相棒……!

  これで、世界は救われたんだ!!」


 セレナが涙をぬぐいながら微笑む。


 「これが、私たちの――

  勇者団のサッカーだよ……!」


エピローグへ

 スタジアムを埋め尽くす歓声。


 王都から世界へ――

 転生勇者アカザワ・ケントの名が、

 永遠に語り継がれることとなる。


物語は、まだ続く――

 (だが俺のサッカーは終わらない。

  世界を救ったって、まだ――もっと強くなれるから!)


 健斗は空を見上げ、笑った。


 「さあ、次のゴールを決めに行こうぜ――!」

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