えぴそーど5 「しょうかん」
━前書━
本日もこのような小説をご覧頂き感謝申し上げます。
一日一話のるぅちんが崩れつつある今日この頃。
イヴの口調が柔らかくなりつつあるのは仕様です。
仕様なのは変わりません。異論は認めん(大汗
さて、前回人気の無い所に移動したイヴとチャット民。
召還の儀式は街の外れ(?)で行う様子。何か起きない筈もなく…と言うコトは(多分)ないです。
因みにすんごい術式で詰まりました。助けて。
今回もやや短いです。というか数回短くなります
人気の無い所を探して数分。気付けば街のはじっこ。
何故こんな所に来た、イヴよ。
…まぁ問題は無いはず。大丈夫だ、問題ない。フラグだ?んなもん関係ねーですよ。
「ふぅ…召還の書が広○苑みたいに重くなくて良かった…」
《広○苑アタック!》
《ぐわー》
《ぐわー》
《効かぬでござりまするどすよw》
《どっから沸いてきたフ○ーザ》
《口調だけで判別しないでほしいでござりまするどすよ》
《そうだな、お前はフ○ーザ以下だしな》
《ダニィ!?》
「本当に広○苑アタックかましますよ?」
広○苑は重い、硬い、デカい。故に武器として人気らしい。
なんで?
召還は“詠唱→発動→召還”の3工程を踏む。もう一つ工程があったら某ニコラス オットーのガソリンエンジンだったのに、残念。
まぁここで歴史の授業はしない。するもんじゃない。これはこれ、あれはあれだ。
「…めっちゃ廚二臭いんですけど…仕方ないか…」
詠唱がクソ廚二臭い。ホントヤバい。だがしゃーない。
「召還術式03。魔方陣起動。」
召還の書が動きだし、排出した何かによって魔方陣が描かれて行く。
《廚二くせぇww》
《これは黒歴史確定》
《圧 倒 的 黒 歴 史》
《こ れ は ひ ど い》
チャットは散々な言い様だ。誰か助けて。
「対象-“トリヴィアーネ”…召還術開始」
数瞬、魔方陣が紅く光り始めた。
魔力が身体中から放出され、魔方陣に注がれる。
魔方陣の上にポリゴンモデルのような荒い人形が形成され、徐々に精密になって行く。ただ━━
《小さくね?》
《そうだな》
《…バグったか?w》
《アーリーアクセスじゃないしなぁ…》
そのモデルが小さいのだ。何故か私以上に。まぁそんなことはどうでもいい。無事に召還さえ出来れば良いのだ。
数十秒後、突如としてモデルが光り始める。眩しくて反射的に目を瞑ってしまう。
目を開くと、そこには幼女がただ一人、すっとぼけた顔で棒立ちしていた。かわいい。
《あっ(死亡)》
《R.I.P.》
《かわいい》
《かわいい》
《これは…》
《神だ!》
「………!?」
意識が戻ったらしい。
「私…生きてる…??」
あ。そうか。首ちょんぱしたの私か。
「…えぇーっと…」
「ひゃう!?」
かわいい。だがまずは首ちょんぱを謝らなければ。
「その…ごめん…ね?」
「…ふぇ?」
ああ、語彙力がアンインストールされてしまったようだ。某カー○ィの0%0%0%を思い出した。
「…っ!?」
「あぁ…その…首ちょんぱしちゃって…怖かったよね?」
「くっくくくっくびちょんぱされたってべべつにこわくなんてないわよ!ってくびちょんぱってなによ!」
えぇ()首ちょんぱを知らないとは初耳である。まぁボスだもんね、強いもんね。しかたないよね。うん()
「「…」」
静寂。ただこれだけが続いていた。体感永遠に。
「その…」
「な、なによ…」
「…」
気まずい。ヒジョォーに気まずい。稲○淳二もびっくりである。
「ま、まぁ、わたしくらいのきゅうけつきだったらゆるしてあげなくもないけどね…」
え、やったぁ。許してくれたぁ。
「やったぁ、ありがと!」
「ちょ、だきつくのやめなさいよ!」
かわいいんだもん。仕方ないぢゃん(ゲス顔)
「…さて、まずは、貴女随分と縮んだご様子だけど?」
「そんなことないじゃな…えぇ!?え!?なんで!?なんでなの!?」
「知らないわよ、そんな事。」
「わたしのからだになにをしたのよ!ねぇ!ねぇ!」
グーで叩いて来るけど痛くない。寧ろ気持ちいい。最高()
…まぁまずはこの彼女の身体が何故縮んだのか、調べる必要がありそうだ。
━後書━
本日もこのような小説を最後までご覧頂き感謝申し上げます。
次回、小さくなったトリビアの理由が明らかになる予定です。
乞う御期待下さい。
さて、本日もお疲れ様でした。
お相手は、れもんでした。