かんわきゅうだい3 「大晦日/元旦特番 どぉしよぉもねぇうp主の短編小説」
━前書━
今回は本編…と行きたかったのですが、大晦日という事で
私の作ってみたかった短編にチャレンジです。
(短いとは言ってない)
5回に1回は挟むと思います。
実力は伴いません。ご了承くだせぇ
R指定描写/残酷描写はございません(個人差があります)が、「SW」や「サイズフェチ」要素を含んでおります。
もし苦手な場合は、携帯電話の方は戻るボタン、PC/その他ゲーム機の方はブラウザーバックを推奨します。
「…何ですか?そのApple W○tch」
「Apple ○atchて…これはそんなヤツじゃないですよ」
後輩の彼女の胸元にくっついているApple Wa○chを指差して質問すると、なんとも呆れた声で返答してきた。
「じゃあ何なんですか?爆弾か何かですか?」
「“縮小装置”…と言えば良いかな」
そんな非現実的な回答を出した彼女、山口美羽に、私は呆れを通り越して若干苛ついていた。
「はぁ?そんな事出来るわけ無いじゃないですか。どうしたんです?酒呑んでキメちゃいました?」
「…あのさぁ…大真面目に話してそりゃ無いでしょ…」
「じゃあ私で実験してみてくださいよ」
「うい。」
彼女の背丈は私より頭一つ分低い。細く華奢な身体は正に「可愛い」の一言に尽きる。
「取り敢えず10分の1に設定しておいたから。」
「はぁ…全く…」
馬鹿馬鹿しい。そう思った。思っていた。しかし、数瞬。突如として目線が低くなる。
「…あれ?貴女大きくなった?」
「ただ先輩を小さくしてるだけですけど」
「え?本当に…え?」
どんどん低くなる目線。ついに彼女の膝すら見上げないと見えない程になってしまった。
「…嘘…?」
「ホント」
私の身長は167cm。もし本当に10分の1になっているなら16.7cmだ。
「…な…何をしたの…」
「だから先輩がちっちゃくなったんですよ。物差し持ってきますよ~」
「あっ、ちょっ…」
縮小。あり得ないと思っていた事の一つが起きてしまい、混乱する私。
「持ってきましたよ~」
「あ…うん…」
ガチャリと扉の開く音が響く。普段の何気ない音も小さくなったからかいつになく大きく聞こえる。
「…16センチ7ミリ。10分の1ですよ、先輩。」
「……これは夢…だよね?」
「現実逃避は悲しいっすよ~?」
「…どうしよう…このまま戻らなかったら…」
「別にそのまま放置って事はしないですよ」
「…だったら今すぐ戻して!」
「コワイデスヨーセンパーイ」
「先輩が私の事「お姉ちゃん」って呼んでくれたら考えてあげますよ?」
彼女はニヤニヤしてこう一言放った。
「…良いわ…すぐ戻しなさい…」
「やったぁ!それじゃあ…私もそっち行きますね~」
「そっち?」
すると、彼女は胸元に付いているApple Wat○hをいじって、私の2倍くらいの大きさになった。
「よいしょ」
「ひゃっ…や、やめなさいよ…恥ずかしいじゃない…」
「先輩もちっこくなると可愛いですね~?」
「う、うぅ…」
恥ずかしい。
後輩に小さくされ、両手で抱かれて膝の上。こうなると私は身動きが取れなくなってしまう。
「もぞもぞしたって無駄ですよ~?先輩が「お姉ちゃん」って言ってくれないと放さないんですから」
「…もう…」
「お…お姉ちゃん…」
「アァーキマシタワーアァー」
「…も…もうはなして!はずかしいから!」
「無理です。可愛すぎます。どうしようもないです。もっとちっちゃくしちゃおう…」
「や、やめなさい!」
彼女はいきなり私のApple Wa○chをいじり、縮小させた。
目線がさらに下がり、身長は体感で1cm程になってしまう。
「は…早く逃げなきゃ…」
すると、巨大な壁がいきなり出現した。
「ふふっ、捕まえましたよ?セ・ン・パ・イ♪ちっちゃくされる気分はどうです?」
「最低よ!もう!戻すって言ったじゃない!嘘つき!おたんこなす!」
「うっわ死語じゃん。先輩何歳ですか?50代?」
「バリバリ10代してるわよ!」
「ほらほら~、軽いですね~先輩~今何グラムなんですかね~?」
「ひゃうっ!やめなさい!」
いきなり制服を親指と人差し指でつまみ上げる彼女。私はなす術もなくあっさり捕まってしまう。
「…舐めても良いですか…?」
「ダメよ!やめてよ!はずかしいから!」
「ちぇー先輩のケチ~」
「早く戻してよ!」
「はいはい…1ヶ月に1回で我慢しますから…」
「二度とごめんよ!」
この後彼女が私にこっぴどく叱られるのはまた別のお話…
━後書━
随分ぶつ切りの様な終わり方だ?
そこからは、貴方達の創造でいくらでも改変できますから…ね()
じゃんじゃん二次創作して頂いてOKです。
「こう言うの書いてみました~」
なんて報告くれたら嬉しいです。
では、本日もお疲れ様でした。
良いお年を。
そして
Happy New Year!




