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オーラを纏ってヒーローに!?  作者: キリュウ
2/2

オーラヒーロー誕生!

さほどグロい表現じゃないと思いますが、そうであった場合

ご指摘お願いします!

「えっ! イヤイヤイヤ!ちょまっ!」

たくまはとっさのことで足がもつれた。

スネルクが俺に殴りかかってきた。 どっちかと言うと引っ掻きに来たと言った方が正しい だが、それはあまりにも鋭く引っ掻くなんて生ぬるいもんじゃなかった。

スネルクの爪が服に触れた瞬間。服はゼリーをナイフで切るように破けた。切れた。たくまもキレた。

この服は3ヶ月間アメリカに出張に行った親父に買ってもらった制服だ。(親父に買ってもらったのもあるけど学校行けんやろが!)

たくまは転んだ勢いを利用し、そのまま後転で起き上がる。

(俺はそんなに運動神経は悪かぁねぇ!)

「オラァ!」


ゴン‼


右の拳を避けられたことに驚いてスキだらけのスネルクに叩き込む。

だが、、、

「んん~!効かないね~。フシャシャシャシャ 避けたのには驚いたけど俺様にそんなひ弱なデコピン効かないね~!フシャシャシャシャ!」

たくまは今のパンチに全てをぶつけたと言ってもよい位に力をのせた。なのに、なんで!

たくまは絶望の崖っぷちに立たされた。

スネルクは思っていたよりも断然強い。俺なんか絶対に敵わない。そう思った。

それにパンチをデコピン呼ばわりされた、、、



スネルクはたくまの絶望的な顔を見て我慢できずに口角が上がる。

(フシャシャシャシャ!こいつ、イイ顔してんじゃねーか!フシャーシャシャシャ!)

「俺様をこけにした罪は重いぞ!フシャシャ 死ねぇぇえ!」


ズゴスッ!

スネルクは爪で切り殺すのはもったいないと思い、左の拳でアッパーをたくまに叩き込んだ。 たくまの絶望的な顔をもっと見れるかと思ったからだ。

殴られたたくまは肋骨が折れ、肺に突き刺さるのを感じた。

次喰らったら死ぬ!  そう思いもしたほどのアッパー。

圧倒的絶望!

脳内アナウンスでそんな言葉が流れた。

アッパーをくらった状態からそのまま地面にたおれこむ。

(あぁ、俺の人生はや17年。信長は何て唄読んでたっけ。人間ホニャララ50年ってか。よく言うよ おらぁ17年だよ。)

(あれ 何で俺は信長の唄なんて考えてんだ? わかんねぇな

 あれ  俺は  何してたっけ、、、 )

(あぁ、スネルクとかいう怪人に襲われたんだっけ、無様だな~ 油断大敵とはこの事だな。ははっ  あれ?スネルクは何で殴ってこない?)


すると聞き覚えのないカタコトの日本語が聞こえてきた。

「(大丈夫デスカ?  アナタハ、ワタシを使エマスカ?)」

(なにいってんだ? 外人か? 早く逃げろよ。怪人にやられるぞ。)

「(ワタシハ、大丈夫。 目をアケテミテ。)」

「うっ! なんだ、、、ここ」 

「(ココハ、ワタシの中。 ワタシを探シテタノデショウ?)」

「お前、、、あの光か、 なんだ、、、俺は死んだのか。」

「(チガイマス。 ワタシハ コノ力を使える人をサガシテイマシタ。 なので、ウケトッテクダサイ。じゃないと、アナタは死んでしまう。 ダカラ!!)」

(あぁ 分かったよ その力、俺にくれ!)


その瞬間。

たくまの体に白い光が纏われて行く。

教室で見たあの光。

たくまは体に力がみなぎってくるのを感じた。


「フシャシャシャシャ もう立てんだろう小僧! スネルク様に喧嘩を売ったのを後悔するがイイ!  あの世でな!」


ガスッ!


「!!」

「お、お前!どこにそんな力が残っている!」

そう言ってスネルクは降り下ろした腕を片手で止めるたくまを見た。

たくまには赤い光が纏われていた。 



まさに オーラを纏っていた。






やっとオーラヒーロー誕生しました(涙)

ふつうそーゆうのって一話で出るもんですけどね笑笑


でも、第2話投稿できてよかったです❗

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