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番外篇 好奇心、邁進

析華さん編は非常に書きづらい・・・。

あと焔君編が異常に短いのは勘弁してください。

格好良くしたくなかったんだ・・・あれ以上・・・。

ではお楽しみください。

僕の小説を閲覧しているリア友はお帰りください。主人公が大変なことになります。

俺が死にかけてる間に何があったかは想像できる。

あの馬鹿ストーカーが頑張ってくれたのは予想外だったが。(気絶した俺が言えた義理ではないが)

今回は怪我が怪我だ、病院での長期入院、しかも析華の友達の治療さんでもそう簡単に完治というわけにはいかないらしい。

なぜか治療さんは僕たちに姿を見せてくれない。どうしてだろう。(析華曰く夜中にこっそり来ているらしい。妖精か)

というわけで今回。焔と画策してみた。

〜企画〜治療さんの姿を一目見よう!

・まず、寝たふり。

・治療さん来る。

・電光石火で電気点ける。

・見る。

完璧だ、これ以上ないだろう、素晴らしい。

焔は、「だめだ析華さんがいながら浮気なんて・・・」

と、まだどちらとも付き合ってもいないのに勘違い甚だしい発現をしていたが。

・・・そんな焔を横目に見ながら、作戦決行。

「もうすぐ24時だ。準備はいいか」

「ああ。勿論だ」

「どんな顔なんだろう」

「隠すくらいだから・・・いや、コレは失礼だな」

「・・・来たみたいだ」

「・・・ふう、寝てるみたい・・・ですね」

おお、結構高い声だな。

「それじゃあ・・・んっ・・・あぁ・・・うう・・・」

声が・・・卑猥なんだが。どうしよう・・・何か触れてはいけないことをしている気がする。焔も心なしか震えているように見える。

焔が動いた。まず出入り口を塞ぎ、電気を点ける。

点いた。そこにいたのは、・・・小学生くらいの女の子だった。

紛う事なき小学生だ、どうしよう。高校生二人が小学生を部屋に閉じ込める。犯罪臭がだだ漏れだ。

「・・・!っ・・・なんでですか・・・ぁ!」

・・・・・・可愛い。いけない、コレでは嗜好が焔と同じレベルだ。むしろ上だ、駄目だ。ここで飲み込まれては、本当に危ない人間になってしまう。

「こ・・・こんにちは。君、いくつ?」

「・・・失礼ですね!私16歳です!」

あ、駄目だわこれ。ツボだ。もう駄目だ。僕は廃人になってしまうんだ。

「ところで、結婚してください」

「その話題転換は国会議事堂が取り壊しくらい有り得ません!」

「ちょっと待ってろ焔。爆破してくる」

「私の所為で一人の男子が歴史に名を残す犯罪者に!」

「じゃあ夫婦から始めましょう」

「そこは友達でしょう!?しかも最初から始まりません!」

「諦めろ!君は僕と付き合うしか道はないんだ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・お前、崩壊したな。遂に。もう寝る。痴話喧嘩に付き合ってられん」

「待ってください!放っておいたらこの人理性まで崩壊しかねません!」

「・・・・・・ふう。んで、何でこんな時間に来てたんだ?」

ナイスだ僕の理性!そしてもう二度と崩壊させてなるものか!

「・・・良かった。ホントに良かった・・・」

彼女は半泣きになっている。駄目だ。二度目の決壊が有り得るから頭に衝撃を与えておいた。

ガツゥン!ベッドの端が的確に俺の脳を安らげる。痛みで。頭から血が流れる。

「!?とうとうおかしくなりましたか!?」

「・・・いや、大丈夫。大丈夫だから、本当に、もうマジで」

「マジでクレイジーですね。この人、もういい。析さん呼びます」

「ちょっと待って!それだけは勘弁して!お願いだから!」

騒ぎ立てるのを見ながら携帯で通話する彼女の顔は、勝ち誇っているような顔に見えた。

ああ、この人もか。そう思ったきり、僕は彼女への興味は極端に薄れた。

〜10分後。

ベッドに後ろ手に縛られて僕は、ダーツの的にされていた。

「今度はブルズアイ狙うわよ」

「さすが析華さん!やることが違います!」とさっきの少女。

「心臓は止めて!死ぬから!死んじゃうから!」

「心臓?生ぬるい。目よ」

「どちらに来るか分からないだけ避けにくい!」

「んで、貴方はどうしてこんなことしたのかしら」

「狙いながら言う台詞じゃないよ!」

「麻癒。どっちがいい?」

「右!」

そういうと、彼女は躊躇なくダーツの矢を放った。左目に。反応が少し遅れて顔に傷が付く。

「いや、もうそういう興味無くなったから!マジで許して!」

「・・・信用できないわね。理由を言ってみて」

「この子がお前と同じ人種だと知ったから」

この後僕は、一歩間違えば蜂の巣にされるほど矢を浴びた。飽きて彼女たちが帰り、焔が起きて部屋の有様に驚愕することになるのだが、それはまた別のお話。

・・・結局名前しか分からなかったな・・・。まあいいか。あの性格だし。

夜だからといってテンションが上がって大変なことにしてしまったことを、ここにお詫び申し上げます。

そして、ここまで読んでくださった方。よくもまあ。こんな痛々しい小説を読めますね。

そしてありがとうございました。次回から本編続きます。

次からはこんな事がないようにしますので。そこの所よろしくお願いします。

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