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第玖話 休養は無用

皆さん、今日も投稿しますよ。毎度蝸牛です。

こんな小説は真面目に読むのに値しない小説だと自分で自覚してますが・・・。

こんな小説に100人も来てるなんて・・・と驚嘆をしていました。

暇つぶしじゃなく本を真剣に楽しみたい方が居たら、悪いことは言いません、今すぐ書店に駆け込んでください。

・・・それではよろしくお願いします。

・・・ここで疑問だが、僕は先の戦いで顔面が潰れた。(味方の手によって)

・・・焔は、先ほど首に結構なダメージを与えられているかも知れない。(僕が手を下したわけだが)

「析華・・・ちょっと僕等休みた・・・」

「?・・・は?だって、それは貴方たちの願望でしょ?」

「まぁ・・・そうなりますね」

「貴方たちの都合で私を振り回さないでくれる?」

「焔はともかく、僕の怪我は貴方の」

「黙れ。第一、貴方はあのままいったら絶対私を襲ってたわよね?」

「だからって顔面・・・敵の顔面は狙わなかったじゃないか」

「は?・・・女子の顔面に辞書をぶち込むとか、それこそ鬼じゃない。貴方の発想は犬畜生にも劣るわね」

「そうじゃなくて・・・もういいです。すいませんでした」

「分かればいいの。謝る気があるなら次の戦闘は死ぬ気で掛かりなさい」

「分かりました!誠心誠意戦わせていただきます」

「戦闘に真心込めてどうするのよ」

「そういえば焔は?声が聞こえないんだが」

「あそこよ」そう言って、彼女は今まで戦っておいた遙か向こうを指さした。

「思いっきり置いていってるじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

〜10分ほど後

「そういえば起きないわね。まあ下手に起きてるよりもその辺で寝てた方が静かでいいわね」

「・・・そういえば、偽装カップル的な話は?」

「継続中よ。この2週間で二回ほど告白されたけど、貴方の実名を挙げた上で好きな人がいる事を優しく諭してあげたら二人とも笑いながら帰って行ったわ」

「怖い怖い怖い怖い。え?本名晒したの?」

「そうよ。常に後ろに気をつけなさい。グズグズしてると死ぬわよ」

「マジでこの一ヶ月でいい意味でも悪い意味でも劇的ビフォーアフターだな」

「劇的?非が抜けてるわよ」

「素晴らしく聞く人をイライラさせるジョークだな」

「冗談で言ってないって自分で分かってるだろうに。可哀想。それよりそこの道化師が起きそうだからこの話は終わり」

「ゥ・・・アァァァ・・・析華さん、お久しぶりです」

「まだ一時間も経っていないですけどね」

「発斗・・・お前・・・敵だったのか」

「黙れ。綺麗なお姉さんに油断して操られてたくせに」

「いや、お・・・俺は断じてそんなことはない析華さんという人が居ながらそんなことをするなんてあり得ないじゃないか」

「その句読点の無さからお前の狼狽えが容易に分かる」

「そんな人だったのね。貴方だけは私を信じてくれると思ってたのに・・・!」・・・絶対嘘。世界がひっくり返ってもそんな事実は有りません。

「・・・痴話喧嘩中かぁ?邪魔するようで悪いがアンタらの印置いていってもらうぜぇ・・・!」

「また存在そのものが負けフラグな人が来たわね。ところで貴方、仲間は?」

「仲間ぁ?彼奴等は集合場所で寝てるぜぇ」

「その語尾伸ばしは本当に死んで欲しくなるわね」

「生憎アンタらの痴話喧嘩に参加するつもりは無いんでねぇ。さあ!さっさと闘り合おうぜぇ」

「ずいぶん自信家なのね。戦場では早死にするわよ。まぁ、いいわ。貴方たち!少し皆殺・・・半殺しにしてあげなさい」

「まぁ・・・あと一回だしな。本気で・・・か」焔が果敢に飛びかかる。やはり得意技の炎を拳に集めて・・・殴る殴る殴る殴る。

不思議と抵抗しない。じゃあ俺も。

まず鳩尾に一発、その後背中に肘、膝蹴り、最後に二人で顔面!

「おいおいマジかよ!半端ねーじゃんか!」嬉しそうだ。殴られてるのに。まさか・・・こいつもドM?・・・無いか。

その後相当痛めつけたはずだが、彼は倒れる気配すら見せない。・・・何者だ?

「ははーん。お前の能力は大体分かったぜ。防御とかそんな感じだろ」

・・・焔。毛利小五郎並の迷推理だな。

「じゃあコレなら・・・どうだ!」

彼は炎をビーム状にして、僕もろとも破壊するつもりで撃ってきた。ふざけんな。

反射的に身をかわすが服が焦げる。ホント死ね。

一方さっきの敵には、左腕が消えていた。

「焔お前、やり過ぎだ」

少し退いておく。

「くくくくくくくくくくくくくく・・・あっはははははははははははははははあ!」

・・・!強靭にして狂人だな。・・・僕には真似出来ない。

「お前等さぁ・・・俺が何で抵抗しなかったか分かんないよなぁ!ふはははははははは!」

「お前等を倒せる程度はこれぐらいでいいなぁ!今度はこっちの番」

彼が言い終わらないうちに、焔が動いた。

焔が後ろに回った瞬間。あいつの表情が苦痛に歪んだ。

痛み分け(ダメージバック)発動」

彼はそう言って、不敵に微笑んだ。

ありがとうございました。

今回は時間がないので、1話更新とさせていただきました。

またお付き合い頂ければ幸いです。

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