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悪役令嬢マーガレットの秘密  〜アトリエで裁縫とドレスデザインに情熱を燃やしています〜  作者: ぶっくん


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7/7

最終話 新たな道

その夜以来、マーガレットの運命は変わった。


王妃の庇護の下、彼女は正式にドレスデザイナーとして認められた。


最初は反対した父親も、彼女の作品が王国中で称賛されるのを見て、ついに理解を示した。


マーガレットはもはや「悪役令嬢」ではなかった。


彼女は王国随一のデザイナーとなり、そのアトリエには貴族から平民まで、あらゆる階層の女性が訪れるようになった。


エリザベスは彼女のビジネスパートナーとなり、2人は小さなブティックを開いた。


「時々、昔の自分を思い出すわ」


ある日、アトリエで新しいコレクションのデザイン画を描きながら、マーガレットが呟いた。


「あの高慢で孤独な令嬢だった頃を」


エリザベスが笑いながら答えた。


「でも、本当のあなたはいつもここにいたのです。針と糸と、美しいものを作り出すこの手の中に」


マーガレットは自分の手を見つめ、ほほえんだ。


彼女はついに、2つの顔を1つにすることができた。


社交界で演じ続けなければならなかった仮面を外し、裁縫とデザインへの情熱に正直に生きる道を見つけたのだ。


窓から差し込む陽光が、作業台の上に広げられた絹の生地を照らした。


そこには、鳳凰が月に向かって羽ばたく新しいデザインが描かれていた。


傷つき、もがきながらも、再び立ち上がり、より高く舞い上がる鳥のように。


マーガレット・フォン・シュタインベルクは針を取り、新たな創造の旅へと歩み出した。


もう誰にも遠慮する必要はない。


彼女の物語は、ようやく始まったのだった。

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