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口笛
口笛が癖。
どんな時も口笛を吹いてしまう。
いつも通り口笛を吹いていると、周りの人たちが耳を塞ぎ始めた。
どうやら、モスキート音を発していたらしい。
口笛を止め、スキップする。
吹きたい。
すぐに吹きたい。
衝動なんて収まる訳が無い。
俺は、鼻から酸素を吸い、肺を膨らます。
そして、全力で口を立て、音を出す。
突如、時計が狂い、ガラスが割れる。
道行く人は悲鳴を上げる。
間違いなく、俺のせいだ。
形容しがたい感情に、つい口角が上がってしまう。
もう一度、吹き鳴らす。
空を飛ぶ鳥たちと共鳴する。
カラスの群れが俺を咥え、陸を離れる。
臭いにより、気を失ってしまった。
キが付くト、鳥の国ニ着いていた。
カラス、スズメ、知らない鳥タチが囲ンデいる。
たクサんの鳥に囲まれ、ドウキが激シくなる。
「オヌシノ ソシツ ガ ミタイ」
ハシビロコウがゆっくりと動きダスと、俺につバサガ生えた。
「トベ」
ハバタクト、キレイナクモニカコマレ、コウヨウスル。
ナク。
キィギィガユレル。
キィィ!




