◆メイビー裏光・バイビー裏光
その血めいた跡は、壁を伝って落ちる雨水によって、薄められ広範囲に滲む。
再び豪雨は止みかけていた。曇りガラス越しでも分かるほどに、雲と紅掛空色が区別をつけるような。
しかし、そんな晴れていく空とは相反に、ランジューの街は何処となく、曇っていくような。そんな気がした。
普通の人なら。というと語弊はあるが、まぁ概ねの人は、その束の間の出来事に呆然とし、恐怖するだろう。
しかし私────リリーナは、民衆のざわめきと、血飛沫を見て、もう居ても立ってもいられなくなって、早急に荷物を纏めて宿を後にしようとした。
ギルド職における、職業病とやらなのだろうか。
それに、何処でそんな耐性を付けたのだろうとも考えようとしたが、それはすぐに頭から抜けた。
「リリーナ、そのドアは引き戸だって。……どうしたの?そんなに硬い顔して。」
「外で、なにかが起きてる……!」
「なにかって?」
「そんなの知らない!っ私が行かないと!」
フラッペは、リリーナにおはようを言ってもらえなかったショックか、将又、気の遣えなかった自身に対する嫌悪で、硬直してしまった。
「なぁおい。魔物狩ってやったんだからさァ、早く、報酬。困ってたんだろ?最近やけに多く出るからァ。」
私は民宿のある二階からレストランのある一階に駆け下り、重い扉を開けるなり一瞬でなにが起きているかを把握した。
これは、依頼が張り出されていないにも関わらず、討伐したことに対して金銭をせびる、ならず者とのトラブルだ。
普通、金銭が受け取れるのは、張り出されている依頼または、推薦討伐依頼(ギルドからパーティに課される依頼)のみ。
その他で金銭を要求するのは、実質恐喝となり、この国では裁かれる対象となる。
「早く寄越せよォじゃねぇと、おたくのギルドを詐欺で訴えんぞ。」
体はがっちりとした図太い筋肉で構成された、一人の男だった。
此奴はなんだ、頭も筋肉でできているのか。
職業病の私は、そんな彼に話し掛けてみることにした。
大丈夫。今の状況なら、なにがあっても周りは私を擁護するはずだ。
「ご厚意、感謝致します。そこらにぐったりとくたばっている狼魔獣たちは、あなたが全て?」
「あぁそうだよ。だからよォ、報酬。寄越して、早く。」
時々見掛ける。此奴みたいな、見返りがないとなにもやらない人を。
「街に訪れた危機を救ってくださったのは、無論あなたですが、生憎まだ依頼は張り出されていない。……もし報酬を望むのであらば、直接依頼課の方に出向いてもらって、申請してくだ────────っ?!」
「うるっせぇな早くしろって言ってんだよ!!」
男は、私のの話を遮るどころか、殴り掛かろうとすらしてくる。
まずい、こんな大男に一発でも打ち込まれたら────普通に────っ……!
『*火よ、弾けろ!』
そう、視認するまで気づかなかった。
指を何本か同時に鳴らす音とともに、好きだけど嫌いな、聞き耳を立てて漸く分かる、あの声が聞こえたことに。
「あっぢィなァ!!」
そして、私の目の前で小さな灯火が、割れる風船のように弾けた後、その男は手を引いてのたうち回る。
「ユーリ!なに馬鹿なことしてるんだ!!」
刹那、昨日別れたあの男────ファリスさんが駆け寄る。
そう、私を助けたのは他でもない。ユーリちゃんだった。
しかし、彼女は一度の魔法に身体中のエネルギーを全て奪われる、稀有で不幸な体質故、今回も倒れてしまった。
その男の前で。
「ガハハハッ!魔力失調か。みっともねぇなァ!」
男は言って、足元のユーリを蹴って退かす。
「チッ。つくづく癪に障るやつ。」
「女風情がなにを言ってやがる。どうせ、肩書きがギルド職だからってェ、見栄張りてェだけだろ?その勲章見りゃあ分かる。」
「あなただって、肩書きが冒険者なだけでしょ。その素振りからして、根っから向いてないし。冒険者。」
「んな頭の悪ィ挑発、つられねぇぜ。にしても”酷いんだぜ”。ギルドのやっから。」
男は、濡れた髪をかき分け、四方八方の民衆に問いかけるように誇張して言った。
その間に、ファリスは足元に忍び込むようにして、再び失神したユーリをそっと抱き戻してから、リリーナのことを一度見てなにかを伝えようとしたが、開口するも直ぐに打ち切って、人の群れに溶け込んだ。
私はファリスさんを追おうとする。
だけどなにか、この問題の解決を託されたような、そんな気がして私も、それを打ち切る。
「……とにかく、今此処で引き下がってください。でなければ、あなたは実質恐喝で、犯罪者になってしまう。」
「あァ……そら困るなァ。でもな、聞いてくれや。」
私が言うと、男はさっきの強気な表情とは裏腹に、広い額に貼り付いているかのような太眉を垂れて、困り果てた様子で此方を伺う。
どうやら、引き下がる代わりに話を聞いて欲しいのだとか。
だから私は、瞳の奥底から睨むような笑顔で、その要求を渋々受け入れることにした。
『*蟇セ雎。繧堤屮隕』
でも男は、話を始める前に指を一本、鳴らしてからなにかを唱える。
大学院での講義で、概ね魔法の種類は知っている私も、未だかつて聞いた事のない術式だった。
「今、なにを唱えたん。内容次第では、厳罰対象になる。」
「っいやァ。俺ってつい、感情で動いちまうクセっつうのがあるんで、概ね制御の魔法みたいなもん。」
人差し指で頬を掻きながら、言った。
現出や干渉させた魔法の持続時間は、持って精々二日といったところ。
今のところ、それ以上保てた魔法を見たことがない。
何故なら、魔法は体外に放出された状態でも、十分に体内のエネルギーを消費するからだ。
たとえ魔法の残り香が、壁に付着していたとしても、使用者はずっとエネルギーを使い続けることになる。
だから、この男が仮に、私に魔法で干渉してきたとしても、どうせ二日も経てば勝手に消失するだろうと、自分で勝手に安堵した。
「んな、短直に述べてもらいたい。」
リリーナは、呆れか疲労で不意に本音を漏らしてしまう。
「話ィ聞くだけじゃあなくて、ギルド職員ならしっかりと上に伝えてくれよ?……あんな。俺、裏光の討伐に貢献したってのに、報酬貰えねぇし。何なら、聞く耳すら立ててくんねぇんだ。」
刹那、リリーナの瞳は一瞬、凍てついたように動きを止めた。
あのとき、ファリスさんから訊いた話を繋げて、答え出したのは私だ。
────裏光を討伐したのは、同類の”裏光”だったのではないか、と。
正直、自分で言っておいても疑いは捨てられなかった。
でも、仮にそうかもしれない奴が今、此処に。私の視界の先にに突っ立っているのだ。御伽話で人々から恐れられ、憎まれた存在が。
いや、でも大丈夫。見た感じ普通の人間。
裏光だなんて言ったけど、もうそんなものはとっくに廃れた存在だよね。
リリーナは、震えた手をまるで包むように胸に当て、一人で言葉を零しながら、心に問いかけて安心しようとしていた。
「おい、大丈夫かァ?平常心保てよ────っ。」
「っ!触らないで!!」
男は、心配か、綺麗事か、下心なのか。その曖昧な思惑から差し伸べられたであろう手を、私は乱暴に振りほどいた。
「……皮膚を掠ったなァ。」
「ごめ、……すみません……。」
「いや、別にいいんだけどォ、あんたまで、裏光討伐の件はぐらかしたらァ、普通に切る。」
男を裏光だと疑うほどに、歪んだ笑顔が皮膚の下からじわりと恐怖を滲ませる。
そうして孰れ、これらの一部始終を見ていた民衆は次々に声を上げる。
”出鱈目言うな!”見栄張りたいだけだろ!”乙女に手を上げるのはご法度よ!”諦めてさっさと帰れよ!”裏光なんて今どき、いるわけないだろ!”
しかし男は、とうとう本格的に頭に来たのか、元々細かった目をさらに細め、髪を掻き乱して腰に差してある刀身のやけに長い剣を抜き、
──────────責めた民衆を一蹴してしまった。
「裏光がいたから、”倒せたんだろ?”もっとォ頭使ってくれなきゃ〜困るぜ。人間という賢い生物に生まれた宿命だぜェ……?」
裏光を倒したと言い張る男を囲んで、各々の傷口を抑えながら憎悪を向ける民衆に、畳み掛けるように言い捨てた。
「女。お前は何故、そこまでオレに怯える?オレは唯のォ、裏光を殺した強い一般人だぜェ?」
男は、おそらく背中を向けている私を刺すような視線でものを言う。
「……いや、だからじゃないですか。」
「あァん?」
「裏光を殺したっていうのが、もう違うんですよ。」
私は、自身の頼りない小さな手で、垂れ下がった目尻を無理矢理押し上げて、怒りを再現しようとした。
少しでも威圧感を出して、男を遠ざけたかった。
「存在も未確定の裏光。御伽話だと、人間には攻略不可の化け物。それを、あなたが。それも、独りで討伐。どんなに盛られたお話でも、人間が裏光を倒すことはない。」
「だったらなんだァ?記念すべき一人目じゃねぇか。」
男は一切、動揺する素振りなんて見せず、むしろこの状況を待ち望んでいたような。
私には分かり兼ねる反応を見せた。
どう誘導すれば、自ら裏光の存在を明かすだろうか。
そもそも、判明してしまったら私たちの命はどうなるのだろうか。
リリーナはそんな葛藤で、上げた目尻も下がり、淡く赤い、小さな唇を尖らせ、男を前に暫くの沈黙が起きた。
雨雲を切り開いた朝日は、このランジューに彩りを醸し、野に咲いていた花も、何処か生気を取り戻して唄っているような気がした。
そんな中、リリーナは水溜まりをまるで鏡のように使い、自身の顔と睨めっこしていた。
「時間あったのに。逃げないんですね。」
「けっ。オレは武術を極めて早二年。もはや人に背を向けることすら己が許さねェ。……ってのは口実で、まぁ言ったらこの街に用があるんでェ。」
無知そうな顔で、あくびをもらしながら刀身が青く反射している刀を納刀する此男は、まるで自分の置かれている立場を分かっていなかった。
しかし、違う意味で置かれている立場を分かっていない男が一人。否────もう一人、登場することになる。
「リリーナさぁ、相手の地雷踏みまくってんじゃん。」
私の右手をまるで抱擁するように手に取る人がいた。
何処かで買ってきたのか、将又無断で借りてきたのか分からない剣を持った、見てくれは普通の少年が。
「リリーナの罠に嵌って、まともに眠れてないんで、少し太刀筋は鈍りますが。」
私を庇うように真正面で仁王立ちする人がいた。
手持ちの大きな鞄に入ってたのか、月のような歪な形状をした剣を両手に深く握っている、自称有名バリスタが。
私は安堵して、回り回って過呼吸気味になってしまう。
そうして一拍の静寂を経て、ランジューの中心に佇む煉瓦と石の時計塔の短針は、Ⅷを指し示し、内蔵されている重い音のベルが辺り一帯に鳴り響いた。
同時に日は、それをまるで見計らっていたかのように全体像を映し出す。
「ファリス、さん。ユーリちゃんは……?」
私は、男に聞こえないであろう微妙な声音で訊いた。
「ん。ユーリなら、滞在中の宿で寝かせておいた。とまぁそれは置いておくとして、彼とリリーナにはなにか因縁でも?」
「いぃやいや、もう見ての通りですよ。あるならファリスさんでは。この人、裏光倒したって言ってますけど……対応したんですよね?」
そうだ。もし依頼課に来たのなら、ひと目で分かるはず。
なのに、……これはとぼけているのか。
いや、おそらくそのときに、ファリスさんは居合わせなかったのだろう。考えすぎだ、と思った矢先────。
「確かに言った通り、気前はいい男だけど……。言ったら誰って感じだよね。」
呆然というか絶句というか、もはやリリーナは感情に困って笑顔で「ん?」とだけ言った。
「リリーナやどら猫に聞きたいことは結構あるんだけどっ。取り敢えず目の前の問題を解決しようか。」
「どら猫って誰のこと?」
「ファリスのことだよ。」
「ボクなんかしたかな?!」
彼等は、おそらく憤っているだろう男を目の前にして、肩の抜けた会話をしている。
何処かで仲良くなったのだろうか。ってそんなことはどうだっていいんだ。
「ねぇファリスさん、じゃあこの人って誰なの……!」
今度はフラッペにも届かない声音で言った。
裏光を倒したと、見栄を張るだけであって欲しい。
だって、男の技能的に裏光を独りで討伐するには足り得ない。
さっき、男は剣を抜いて旋回するように横に振った。
無論速かった。彼の剣技は。
だけど、そんな彼の剣技はおそらく、ステアさんの足元にも及ばない。
見て分かる。力量の差は極端に大きい。
「……ねぇ待って。今、揺らいだ。」
フラッペを細い目で見ていたファリスは、ふと横目で、なにかを視認した。
「自分も今、見ました。」
次いでフラッペも、なにかを視認して真剣な雰囲気を醸し出した。
しかし私の視界は生憎、フラッペさんの腰に巻いてあるエプロンだった故、なにか起きたのかさっぱりだった。
同じく民衆も、二人の様子に動揺し、どよめいている。
私はその男のことが無性に気になって、フラッペさんを盾に頭を出して覗こうとする。ところが、そんな私を横目に見ていたファリスさんは、人差し指で私の頬を凹ませるように押し込んだ。
「ムグッ……、ファリスはん。なにがおきてふんべすか。」
頬を押されてまともに滑舌が回らない口で、最低限の問い掛けをした。
「気にするな。此方の問題だ。ほんのすこーし、静かにしていてくれ。」
彼は、ファリスは常時見せないこの上なく真剣な眼差しで言った。
「なァ、あんたら。勝手に登場しておいて、なんだァヒーロー気取りかァ?オレはなァ、その女に、裏光倒したって上に報告するよゥ、言っておいたんだ。」
男は、一瞬雲に隠れた日を見るように、天を仰いで言った。
ファリスとフラッペが加わったことによる、憤りをもはや隠せなくなったのだろうか。
「言ったら失礼だけどね。裏光倒したって、ギルドに乗り上げてきたのは少なくとも君ではないよ。だってさぁ、見てないもん。」
「んァ?……よく見たらァあんた、いたなァ!柱に隠れて見てた奴だろォ?虫螻かたォ、思っちまったんだ。」
「はいはい。虫螻で結構ですよ。昨日なんて、ド畜生なんて言われてしまったもので。」
「へっ。そいつァ難儀なもんだァ!オレ以外にもォ、苦労人は蔓延ってィるわけだ。」
「そうなんですよ。僕、日々大変で。────ってことで、取り敢えず出て言ってくれるかな。」
突然談笑が始まったかと思えば、気づいたら今度は不思議なことを言い出すのはファリスさんだった。
「だァーかァーらァ。この街に用があるっつってんだろ────っ」
「違う、その人の身体からって言ってんだよ。」
え。そういうことだったの……?と言わんばかりの表情を、リリーナは浮かべる。そしてそれは、目の前の背を向けたフラッペもそうだったのだろう。
ファリスは、屈んだ状態で指を十本。そして首周りを解して鳴らした刹那、
『*蠖シ縺ョ諢剰ュ倥°繧蛾屬繧後m』
男と似たような発音で、なにかを唱えた。
「リリーナ、フラッペ氏、一旦後ろに。」
私たちは、彼に言われるがまま動いた。そして、ある管轄から抜けたとき、その魔法とやらが動き始めた。
男の足元から、黒く発光した線が、四方八方に広がっていき、その線は曲がりくねる動作を繰り返し、孰れ歯車の幻影が男を取り囲んだ。
そうして軋む音を奏でながら、男を巻き込んで回る。
しかし、それは数十秒で収まり、巻き込まれた体には傷一つさえ刻まれることはなかった。
男は呻き声を上げる。しかし、それはさっきまで聞いていた男の声ではなかった。
そして、見ているうちにどんどんもがき苦しんでいく。
直後、男の呻き声、というかもはや叫び声は頂点に達する────と同時に、さっきまで雲に隠れていた日が、街を涅槃寂静の時間もせぬうちに、焼くように照らした。
此処で、なにが起きたのかを知り得るのは、おそらくファリスだけだっただろう。
「自分の出る幕は……。」
「こうしてリリーナの前に立ってくれていただけでも、十分に勇敢だ。フラッペ氏。」
「どら猫さん……。」
「どら猫さんって誰のこと?」
「あなたです。」
自身の無気力さを感じるフラッペさんに、ファリスさんは寄り添うも、相変わらず少し可哀想な人だった。彼は。
「わたしが、切ったのか……これは……。」
さっきまで、暴君と化していた男は、その面影すらも忘れるほどに弱々しい体へと変貌して、記憶にない悲劇を嘆いている。
「リリーナ。こっからは僕が対応するから。どうせ今日行くんだろ。タイムタウンに。」
ファリスは立ち上がり、痺れてもたついた足で私に歩み寄り、肩を叩いて言った。
「でも、私が招いた物語でもあります。」
「いいんだ。意図しない物語だったんだろ?さっきまでの詳細と、後日譚とやらは後に手紙を送る。さぁ行け。」
不思議と、ファリスさんが言うと安心感を覚える。
刹那、ランジュー中央の時計塔から放送が入る。
《先程の、ランジュー街クラリアート寄り商店街での暴動による、死亡者は確認されておりません。対応につきましては、ギルド職員が適宜動き出しますので、皆様はお戻りください。本日のご案内です。タイム行きの夢刻は、英登時討仇時・去英時で運航しております。また────────。》
「まっずい!時間ないよ!フラッペ!」
「なんと、呼び捨ては初めてだねぇ。もっと呼んでもらいたい。」
「後で、後でね!……じゃあファリスさん、何度もありがとうございました!、っまたいつか!」
私はフラッペさんの腕を掴んで駆け足で商店街を走りながら、手紙送るからねーとだけ言ったファリスさんを横目に、港へと急いで────せわしい早朝の物語はフェードアウトしていくように、少しずつ終わっていった。
「まぁ終わったって言っても、まだ始まって少しも経ってないんだけどっ。」
「急にどうしたんさ、……リリーナ、もう一日休んでいくかい?────って、この様子じゃあ聞くわけないねぇ。」
フラッペは呆れ口調で言った。
それもそのはず、彼の瞳に映っていたのは、二日目にして初めて、素での笑顔を魅せたリリーナだった。
◆─わくわくタイムタウン・タイム
昨夕、フラッペさんに教えてもらった大通りを突き進むと、まるで大海原と言ってもいいほどの、地平線の湖が、キャンパスに描かれた絵のような色合いで広がっていた。
執筆一周年です!




