厨意喚起
限界感覚 長文考察
届かぬ一方通行
棘だらけの広場
絶え間ない叫びがデフォで
気狂いも甚だしい
たかが数分の幾何学模様
アナタは
何を
何を以てソイツに上書きを決め込み
まるで表彰されゆく科学者のような
汚い満足顔で居やがるのか
離れろ
黴臭い自らを誇るな
荒れ狂う嵐の中でも硬直を保て
閉じられた特殊空間
乱れ 乱れて
爆ぜて 砕けて…
閑散廃墟 完全退去
消えゆく白色光源
ゴミだらけ火葬場
猶予なく時は流れて
誰も捨てて顧みない
残るワードは単純な断片
アナタも
俺も
既に組み立てを放棄して黙り込み
静寂は吹き込みゆき分解者のような
確かな不可逆をもたらすのだ
咎めろ
罪の有る自らを許すな
ほとばしる律動の中でも存分に足掻け
地に沈む衰弱領域
崩れ 崩れて
溶けて ほどけて…