1-1-1-70 大人材国の権力移動
私が祈り、雨を降らせていただいてから半年が経った。
あたりには立派な大河が出来ている。
諸々の建物は雨の勢いが増して崩れ去った。
「皇帝ソンカイも喜んでくれたことだろう。国中で都に半年間雨が降ったことで、祝いの祭りが行われるだろう」
みんな騒ぎすぎだなぁ。
あちらこちらで剣や槍を持った兵士が戦闘をしている。どうやら祭りの騒ぎでみんな盛り上がっているようだ。
「ケツチュウにも告げておかないとな。この国をまとめるのは君だと」
私は大人材国の大河を歩いた。
道行く人々はみんな一方を向いて跪く。
大河には多くの泥が流れてくる。
この大人材国に信頼の旋風を巻き起こせたはずだ。
私は大人材国から一歩ずつ祭りを広げよう。
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「素晴らしい映像を見せてもらえたよ。ありがとう」
ハジュンは喜んでいる。
桜は「もう無理……」と倒れそうになる。
みんなで桜を支えようとした。
「私、このよく分からない人たちに勝てる気が起きない……。本当に何でこんなことするのか分からない……」
桜は気を失った。
ハジュンは「次は第4神官ムゲンクノウだ」
なかなか思いつかない。
少しずつ書き進めたい。




