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ステラの世界の歴史  作者: 神曲朗読好き
26/201

1-1-1-26 停戦

ステラはグリドラーの横に立っていた。


「テコの原理でこっちの方が有利なはずなのに!?」

ワタルは驚いていた。


ステラは剣を軽々と持ち上げる。


ワタルは体勢を崩し、裸のステラの胸に転倒した。


ステラは普通に立っていた。

「あっ! 大丈夫ですか?」


ワタルは顔を真っ赤にして、後ずさりした。


「何で俺が恥ずかしがって、ステラが恥ずかしがらないんだ……知恵の実を食べない選択をした人間じゃないんだから」


ステラは平然としていた。

「知恵の実? まあ、私は裸になることに慣れているので……」


ワタルはすぐに後ろに下がった。

「桜、メリー、今日のところはやめておこう。ステラが強すぎてつまらない」


桜は言う。

「今日はありがとうね。また」


ワタルと桜とメリーは去っていった。


アイニーは言う。

「私も強くなりたいです」


グリドラーは言う。

「本当に強すぎて驚いたよ」


ステラは言う。

「私がこうしていられるのは、お母さんの訓練のお陰。感謝していかなきゃね」


アイニーは言う。

「私も両親の訓練があって水を操れる」


グリドラーは言う。

「ああ、ぼくの場合はそうした役割を果たしたのは、アーリマン様なのかな。みんなには申し訳ないけど……」


ステラは自分の肌を見ながら言った。

「そういえば、この格好って、恥ずかしいですか?」


アイニーは平然として言う。

「分からない。でも、人間の街では普通なんだったら、服を着た方がいいね」


グリドラーは言う。

「ぼくが作ってあげるよ」


即座に黒色の羽の生えたワンピースが出来ていた。

ステラは喜んだ。

「黒羽天使の衣装だ。可愛いね」


そして、王城へは何事も無かったように入っていった。

メリーが「犯してはならない罪を積んでしまうという」のはここでの戦いのことにします。

書きたいように書いているから伏線が分からない……。今後もあるかもしれませんが、無理するのはやめておきます。

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