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ステラの世界の歴史  作者: 神曲朗読好き
128/201

1-1-2-40 戦争の終わり

 伏魔殿にて


「戦争が終わっても、また新しい戦争が始まる。愉快なことだ。耐え難い苦しみに耐えて、人類がいかに努力しようと、流れとしてそうなっていく。大きくなればなるほど、どれほどの人々が何のために戦争するのかという目的を知らない」


 魔男王と魔女王は楽しんでいた。

 

 大人材国と科学連邦の協力した軍隊とコガネイロノタイヨウ帝国の戦いは、コガネイロノタイヨウ帝国が負け続ける一方的なものとなった。


 魔男王と魔女王が楽しんでいたのは、戦争によって疲弊していく人々を見過ごす科学連邦と大人材国の神官たち並びにケツチュウ、コガネイロノタイヨウ帝国の神官たち並びにタンボムシであった。


「これからどう面白くしていくのか……楽しみだな」




 地上に移る。


 そこでは、コガネイロノタイヨウ帝国で戦争に反対する運動が広がっている。


「もう、無理だ。3000年……俺たちは我慢しすぎたぞ!」


「国を守るためだ」


「守るためだとか言って取られたじゃないか!」と叫ぶ人もいる。


 コガネイロノタイヨウ帝国の兵士たちは「まさか公正様がいなくなるだけでこんなことになるなんて……」と言った。


 公正は隠れていた。


「彼らは犯罪者ではない……しかし私は裁かなければいけない。そして有罪と判決を下して彼らを海の底に沈めなければならないのだ」


 多くの人が罪人とされた。


 

 大人材国ではニュースになっていた。


 人々の評価は同じだ。


「どこの国も同じなんだな……」


 伏魔殿のそばに神官が集まった。


「もっと彼らに任せてみるか」


「そうだなあ……良い政府が生まれるかもしれない」


「私たちが介入するまでもないな。他のクラスのものたちに任せよう」


 神官たちは見るものとなった。

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