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ステラの世界の歴史  作者: 神曲朗読好き
122/201

1-1-2-34 出ていく

 タンボムシは「あなた方は、この国から出ていってもらいたい」と言った。


 桜は「分かったわ」


「それでは、護衛を付けるので、落ち着いてお帰りください」とタンボムシは言った。


 護衛にはシュギレンもいる。


 桜たちは目隠しされ、海へと連れて行かれた。

 

「君たちとはここでお別れだ。ウミ、頼むよ」とシュギレンは言った。


 ウミが現れて、「分かりました」と言った。


 ウミは手を振る。すると海が固まり、道のようになった。護衛の兵士たちは、震えながら歩いていく。


 陸が見えなくなった時、ウミが現れる。


「ごめんなさい……」と謝る。すると固まっていた海は桜たちを飲み込もうとした。


「私たちは大丈夫だから」と桜は言う。


 宙に浮かぶ桜。海にいても平然としているボンとヤリティエーナ。


 兵士たちは固まりの上に立っている。


「どうして……」とウミは空飛ぶ桜を見て言った。


「ウミさん……私は必ず桜の花を咲かせてみせる」と桜は言った。


「私は戦わないといけないの……」とウミは言う。


「それじゃあ、ここにいて。安静の部屋」と桜は言った。


 兵士たちもその部屋へと入った。


 そして、桜たちは海の上で考えていた。


「この国に入っても、出ていかないといけなくなるのか……自由に入れたらいいけど、まあそれはできないよね」


 ヤリティエーナは「無理矢理入るわけにはいかなかったの?」と聞いた。


「国の人に受け入れてもらえないと世界が変わらないからね……」


「科学連邦から入るのはどうだろうか?」とボンは言った。


「うん。それじゃあ、そうしてみようかな」と桜は言う。


 その時であった。大きな光が発生した。


「何っ!?」と桜は叫ぶ。


 大きな波が来る。


「テレポート!」と桜は言い、桜はステラたちの場所に飛んだ。

 

「みんなどうしたの!?」とステラは言った。

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