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ステラの世界の歴史  作者: 神曲朗読好き
120/201

1-1-2-32 公平、公正、ソラ、ウミ、リク、

「公平さん、まだ他に誰かいますよね?」と桜は聞いた。


「……」公平は黙ったままだ。


「教えてくれないなら、私が探します」と桜は言い、あたりを見回した。


「ここですか?」


「ここですか?」


「ここですね?」


 と4人が見つかった。


「ソラ、見つかってしまいました」と女の子が言う。


「ウミ、そうだね。公正(こうせい)さん、どうしましょう」とソラという男の子が答える。


「ソラ、ぼくにも分からないよ。公平、どうするの?」と公正という女性が話した。


 公平は「公正、ソラ、ウミ、リク、この人たちは遠い国から来たんだ。桜を咲かせに来たんだよ」

と言った。


「大変だけど、頑張ろう」と桜は言い、ボンは聞こえないような小声で「咲かせるのは簡単だろうな……」と言った。


「桜? 咲くなら見てみたいな」とウミは言う。


「自殺なんてしたくてしたいわけじゃないもんな」とソラは言った。


「私の名前は桜って言うの。みんなの名前は?」


「私はウミ」


「ウミちゃんね。よろしく」


「ぼくはソラ」


「ソラくん、よろしく」


「ソラくんって、桜は何歳なんだよ。ぼくたちは軽く2000歳越えているんだ」


「私は今の時間で言うと3014歳かな……」


「年上だったんだ」とソラは言う。


「ぼくはリク。よろしく」


「ぼくは公正です。よろしくお願いします」


「みんなはぼくの兄妹なんです。父はいますが、外国へ行って帰ってきてないです……」と公平は言った。


「ビンサール王国の実験的戦争とかに行って、もうずっと帰ってない」とソラは言った。


「もしかして、あの中にいたのかな」と桜はボンに小声で聞いた。


「確かにいたよ。ただ、今はいない……。肉体は焦熱研究所だ」とボンは小声で桜にだけ言った。


「おいっ! 何をしている!」と木の影で何者かが言った。何人かさらに近づいてくる。


「やばいっ! 見つかった」と公平は言った。


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