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1-1-2-17 ステラの母

 ステラは母親が生きていたことに喜んだ。

 しばらくはみんな感動していた。

 そして、話し合いが始まった。

「この世界で何があったの?」とメアリーは聞いた。

 

「今、この世界で起こっていることは、何て言ったらいいかな……この世界が魔王に侵略されているって言ったほうがいいな」とラージュは言った。


「そうだね……」と桜は答えた。


「メアリー、ちなみに魔王と魔神は大差ないからね。まあ、ぼくはこちら側だけど……」とアーリマンは笑顔で言う。


〝アーリマンとハジュン、どっちが強いんだろう〟と桜は、妄想した。


 アーリマンは「ぼくたちは人の心に潜んでいるけど、この世界で以前は現実の魔物として現れた。異世界では、今のこの世界のように、人間自身が心に潜む魔物、魔王の心に支配され、他の人を支配しようとして、人を殺しまくった……。もう人を殺させないでほしいな」目に涙を溜めている。


 スジャータは「それにしても、あの頃のアーリマンを倒すのは大変だったわ。ステラにも苦労をかけたわね」と言いながらステラを見た。


「お母さん、私のこと、無茶苦茶に修行させたよね」とステラは意地悪く言った。


 ステラが無茶苦茶にされるとは、どう言うことか、一同はスジャータの方を向いた。


「あの時はごめんね。私も早く育てなきゃと思って……。アーリマンが燻っていたから」


「スライムの中で1ヶ月生活とか、ゴブリンの目を見て退散させる修行とか……でも、毎日お母さんも戦っていたんだ」とステラは言った。


「そうだよ。今も戦ってるよ。みんなも必死に生きているんだよ」とスジャータは言った。


 ラージュは「必死に生きているか……。今はみんな不老不死なんだ。必死に生きる必要も無いだろうな」


 ルンルンは「とんでもない。とても必死でした。死にたいくらいです」と言った。


「そうだったのか。申し訳ない。もし仮に死を実現したら、何が起きる?」と聞いた。


 目の前でみんな死について考えたりした。


 シャープロは「不老不死で、良いと思いますけどね」と言った。


「シャープロ先生……」とステラは言った。


「たしかに、ここは不老不死の世界になったから、死をもたらしたら、人殺しになるでしょう」とルンルンは言った。


「死が訪れないのに、あれほどの破壊兵器を爆発させたり、宇宙の人たちを乾いた体にして、空を覆ったり……何なんだろうと思ったよ」とラージュは言った。


メアリーは「私は何も知りませんが、何かとんでもない世界の出来事に巻き込まれてしまったと言うことは分かりました」と言った。


ここから、みんなの話は不老不死と生死があることとはどちらが幸せなのかどうかという話になっていく。


毎日書くのは無理だった。アイディアも何も無いけど、書いていけば何か得られるだろうと思い、書いていこう。

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