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ステラの世界の歴史  作者: 神曲朗読好き
102/201

1-1-2-14 魔男王、魔女王の死から

 宴会の席、魔男王、魔女王は何者かによって殺された。魔男王を殺したのは、大人材国の宦官、ワンの夫であった。魔女王を殺した人はビンサール王国の兵士チーシクであった。

チーシク自身が持っていた剣は大人材国で作られたものだった。


 宴会は即座に中止となった。魔男王、魔女王の遺体は回収され、伏魔殿に移された。


 「我々の戦いを見ていてください……」とアジャタは言った。


 チーシクは動機を語る。「私はもう疲れた」として今回の事態は起こったのであった。学園にいた頃は、クラス3にいて、クラス5の生徒だったアイニーを槍で刺したこともあった。彼は成長して兵士となっていたのである。


 ワンの夫は「何があったのか覚えていない」と言った。


 ビンサール王国では、これがニュースとなることは無かった。大人材国においても同様であった。

 ただ、ビンサール王国はアジャタが立ち、大人材国では西女帝クーテ、東王ケツチュウが立った。「魔男王様、魔女王様は私たちに力をお譲りくださり、その戦いを私たちは起こさなければならない」と喧伝がなされた。


 どの国の兵士たちも誰が正しいことを言っているのか分からなくなった。ただ自国の王の言う通りに従うことにした。


 アジャタは

〝まさかあんな場所で魔男王様、魔女王様が襲われるとは……。一体何が起こっているのか。しかし、不老不死の技術がある。いずれ蘇る。伏魔殿に魔男王様、魔女王様はいらっしゃる。私たちの国には伏魔殿がある。伏魔殿がある場所こそ、魔男王様、魔女王様の魂がある場所だ〟と思った。


 伏魔殿の神官たちは、「アジャタ、私たちはそれぞれの国で役割を果たすことにしよう。この世界の繁栄のために」と言った。


「分かりました。皆様、決して無理などはなさらずにお気をつけてください」


 神官たちが言った言葉について、アジャタは深く聞くことは無かった。


 伏魔殿では、第1神官〜第18神官たちが集まっている。「魔男王様、魔女王様、お許しください。私たちに力が足りないばかりに、御身に行動を起こさせてしまいました。本日よりは、本当に幸福な世界を目指して、前進して参ります」と頭を伏せて、言葉を述べていた。


「いいよ。みんな、3000年間よく頑張った。ビンサール王国は世界を破壊できる兵器も手に入れ、とても強くなったね。そのような国をどんどんと生み出して、世界中を巻き込んでほしい。楽しみにしているよ。みんな頑張れ」と魔男王、魔女王は言った。


 神官たちは深く頭を下げて、場を去っていった。

このまま書き進めると世界破壊でバッドエンドしそう……。ぼくの場合はそうなる。バッドエンドにならないように話を書き進めていこう。

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