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第10話 異世界へ!

準備が整ったウォルキス

魔法陣が床に描かれている

ウォルキスの説明では、この魔法陣が書かれてから数分で反応するようだ


恵子「冬夜・・・」

明「・・・」

二人にあとを託すと話して、冬夜が所持していた欠片を明に渡した。

長輝と冬夜は握り拳を当て、男同士の誓いみたいな動作を。

那月と千代にも別れ話をして、冬夜は魔法陣に立っているウォルキスのもとへ。


別れが辛く、泣き出す恵子

明は必死に耐えている様子

那月と千代も既に泣いていて、長輝は「またな」と発言した。


冬夜「姉ちゃん、兄ちゃん、母ちゃんと父ちゃんに言っておいてね!」

ウォルキス「では、行きましょう」


ウォルキスは詠唱し、魔法陣が起動。

白く輝き、ウォルキスと冬夜はその場で消えた。

そして、効果を発揮した魔法陣はその場で消滅した。


ウォルキス「これで私の役目は終わりだ、あとは神の選定を受けVioranzeへ行くだけだ」

冬夜「ウォルキスは?」

ウォルキス「私は元の時間軸へ帰るだけだ、記憶は多分保持されないだろうな」

冬夜「そっか・・・また会う日まで」

ウォルキス「そう遠くない未来、確実に会うだろう、なんたってお前は・・・私の・・・さん・・・なのだから」

最後の方聞き取れず、転移が完了する。


***「待ちくたびれたぞい」

冬夜「お前が、神か」

アナトゥ・ルクルス「人はワシをアナトゥ・ルクルスと崇めていた」

冬夜「選定するんだろ、さっさとしろ」

アナトゥ・ルクルス「せっかちだのう、よかろう、神子としての力を与えVioranzeへ降り立つがよい。しかして、記憶は消させてもらうぞ」

冬夜「ああ」

そして冬夜は神子の力を授かり、Vioranzeへ!。

前章誕 第1章 完結です!


続きまして第2章のアップをします。

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