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銀色ビターな異世界黙示録ーKing of Blackー  作者: 峰坂ラグ
第1章
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プロローグ

 城をあとに旅立った。

 この世界、『リオアヒルム』の誇る最大の大国、ガルロッテ公国の巨城。

 第二の領土を持つゴディバルト帝国の襲撃から早三日。既にガルロッテの市街地には繁栄と賑わいは存在していなかった。

「ギル君、早く行こうよ!」

 目の前を駆け足で行く銀髪の少女、リレイアが呼びかけてきた。

 リレイアはこのガルロッテ公国皇族の血を引く、いわば『お姫様』でもある。

 そんな俺と彼女が目指すのは遥か遠くの国。

 俺の故郷でもあるその国にいる『青』の王を探すために。

 正直、リレイアはまだ幼い。いつどこで戦闘になるかも分からないこの状況で、この先どうなることか。


 所詮これは始まりに過ぎない。

 ここからの語り手は彼女に任せようと思う。

 まだ出会ってもいない。出会わなければ何も知らずに済んだかもしれない。別世界の少女に。

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