9 決着?
「汝、強者に挑む資格を得た。我は心より祝福と容赦なき力を示す。我、解放する」
床に座りながら水島は両手を目の前で合わせ、目を閉じながら呪文を唱える。水島のまわりに複数の召喚陣が浮かぶ。
「Coordinated Battle」
水島が呟くと、複数の召喚陣から大勢の兵が召喚される。その数100。
「弓兵!前!」
水島は右手に扇子を生み出すと命令をくだす。
1体の兵が前にでる、その兵は自身の体格より大きな巨大弓を片手で持ち歩く。
アリサの姿を視認したのか、弓を構える。アリサとの距離は短く100m
「放て」
水島が命令すると、巨弓をもつ兵は弓を力強く引くと、すぐに発射する。
巨弓から放たれる音は爆音にして、矢は視認できず、空気を裂く音がする。
「ちぃ」
アリサは、弓兵が構えを取っていた際には動いていた、変速的に電光石火を使用して左右に動来つつ前進する事で的をずらす効果を狙う。
が、アリサには矢が当たる事は決定していたのだが、当人は知らない。
アリサが、盾兵に一撃を叩いてた際に、刀に印が結んでいたのだ。
「あ、」
見事、アリサの刀を捉えた矢は、刀をアリサの手から弾き飛ばす。アリサは衝撃で後ろへ吹き飛ばされた。
そして空中を舞うと、床へ着地もできずに落下した。
「ぐふっ」
鈍い音がフィールドを包む。
水島はこの状況を見るや、扇子を広げると、最後の号令をかける
「全軍へ命令する、一つたりとも情け容赦ない勝利を我に捧げよ」
横一列に並ぶ全軍99の歩兵がアリサへ前進し、1体の弓兵は再度弓を引く。
投稿した後に加筆して行く予定




