俺の恋みくじには、お前と結ばれるって書いてあった
ご覧いただきありがとうございます!作者の〇〇(※お好きなペンネーム)です。
今作は、七年ぶりに再会した「初恋の相手」と、神社で引いた「恋みくじ」の運命の糸が紡ぐ、胸キュン過保護なオフィス・スパダリラブストーリーです。
「もう恋愛なんて嫌だ」と心を閉ざした真面目なディレクターのヒロインと、周囲からは「氷の御曹司」と恐れられながらも、実は彼女一筋で七年間探し続けていた冷徹副社長。
二人のすれ違いと、怒涛の甘々(溺愛)展開をお楽しみいただければ幸いです!
【こんな方におすすめです】
・冷徹上司が「自分だけに魅せる甘いギャップ」が大好きな方
・過去の初恋、すれ違いからの再会・溺愛ストーリーが好きな方
・神社、おみくじ、運命の糸といったモチーフが好きな方
・読後に心が温かくなるハッピーエンド(ハッピーエンド保証!)を読みたい方
完結済みのサクッと読める読み切り短編となっております。
最後までごゆっくりお楽しみください!
ガラス窓を叩く雨音が、オフィスに静かに響いていた。
「佐伯さん、今日の打ち合わせ資料、デスクに置いておいたよ」
「あ、先輩、ありがとうございます。確認しておきますね」
二十七歳、中堅のデザイン会社でディレクターとして働く私——佐伯葵は、PCの画面から目を切らさずに返事をした。
恋人がいなくなって、ちょうど一年が経つ。
浮気された挙句、「お前って真面目すぎて面白くない」と言われて捨てられたあの夜、私は泣きながら一人で神社に駆け込んだ。暗闇の中で引いた「恋みくじ」には、ただ一行、こう書かれていた。
『過去の縁にこそ、至上の幸あり。去りし者を待て。運命はすでに動き出している』
(気休めにもならない……)
そう思いながらも、私はその結び目を捨てられず、今でも手帳のポケットにそっと忍ばせている。
だって、「過去の縁」と言われて思い浮かぶ顔は、世界にたった一人しかいなかったから。
高校三年生の夏、何も言わずに私の前から消えてしまった、あの人。
初恋の人であり、私の心を今でも縛り続けている、桐生蓮。
「あ、そうだ佐伯さん。明日着任する新しい副社長、噂だと相当なキレ者らしいよ。大手の親会社からヘッドハンティングされてきたらしくてさ」
「副社長、ですか?」
「そう。しかもかなりのイケメンだけど、めちゃくちゃ冷たいって評判。甘い顔は一切見せない『氷の御曹司』だって」
「へえ……」
人ごとのように相槌を打ちながら、私は冷めた紅茶を口に含んだ。
私には関係のない話だ。私はただ、自分の任された仕事を守り、傷つかないように静かに生きていくだけ。
そう、思っていたのに。
第一章:七年ぶりの視線
翌朝、社内はどこか落ち着かない空気に包まれていた。
「全員、朝礼をはじめます。本日付で副社長に就任された桐生様です」
社長の声に促され、役員室から一人の男性が足を踏み入れた。
仕立ての良いダークグレーのスーツに身を包んだ、背の高い男。整いすぎた目鼻立ちと、どこか人を寄せ付けない冷徹な雰囲気を纏ったその姿に、女子社員たちから小さな悲鳴のような吐息が漏れた。
(……え?)
私の思考が、完全に停止した。
息が詰まる。心臓が跳ね上がるどころか、一瞬止まったかのような衝撃が走った。
「桐生蓮です。本日からこちらの経営およびクリエイティブ部門の統括を担当します。無駄な慣れ合いは好ましません。結果で示してください」
低い、けれど耳に心地よく響く通る声。
間違えるはずがない。
忘れようとして、一度だって忘れられるはずがなかった。
高校時代、いつも私の一歩先を歩いていた人。
放課後、図書室の窓際で夕日を浴びながら本を読んでいた、私の初恋の相手。
桐生蓮が、そこに立っていた。
「……葵?」
隣の席の同僚が、顔色を失っている私を心配そうに覗き込んだ。
「大丈夫? 顔色、すごく悪いよ」
「え、あ……うん、大丈夫。ちょっと立ちくらみがしただけ」
私は慌てて視線を落とした。
まさか、覚えているはずがない。七年も前の、たかだか高校の同級生のことなんて。
しかも彼は今や大企業の副社長で、私は一企業の平社員だ。住む世界が違いすぎる。
(気づかないフリをしよう。仕事に支障が出ないように……)
そう心に誓い、うつむいたまま深く息を吐いた。
しかし、朝礼が終わり、社員たちがゾロゾロと自席に戻り始めたとき——。
カツン、と硬い革靴の音が、私のデスクの前で止まった。
「佐伯葵ディレクター」
頭上から降ってきた声に、背筋が凍りつく。
恐る恐る顔を上げると、そこには冷ややかな瞳で私を見下ろす桐生くん……いいえ、桐生副社長が立っていた。
「はい……! 何でしょうか、副社長」
「新プロジェクトのコンペ資料、君が担当だと聞いた。今日の十五時までに私の部屋へ持ってきてくれ」
「十五時、ですか? しかし、締め切りは明日と伺って……」
「前倒しだ。君の仕事の精度を確認したい。不服か?」
氷のように冷たい眼差し。そこには昔の面影など微塵もなく、ただの「厳しい上司」としての光しかなかった。
「……いいえ。承知いたしました。十五時にお持ちします」
「よろしく」
彼は短くそう言うと、一度も振り返ることなく副社長室へと消えていった。
周囲からは「佐伯さん、初日から目をつけられて災難だね」「やっぱり噂通り冷たい人だなあ」と同情の声が上がった。
私は無理に笑顔を作りながら、胸の奥がぎゅっと締め付けられるような痛みを覚えていた。
(やっぱり、覚えてなんていないよね……)
私のことなんて、ただの仕事の担当者としか思っていない。
それが当たり前だと分かっているのに、瞳の奥がツンと熱くなるのを抑えきれなかった。
第二章:二人きりの副社長室
約束の十五時三分前。
私は何度も深呼吸をしてから、副社長室のドアをトントンと叩いた。
「佐伯です。コンペの資料をお持ちしました」
「入れ」
ドアを開けると、広い室内のデスクでPCに向かう彼の姿があった。
ジャケットを脱ぎ、ワイシャツの袖を少し捲り上げた姿に、昔の放課後の記憶が重なって胸が苦しくなる。
「こちらになります。過去の採算データと、ターゲット層の意識調査をまとめたプランです」
デスクの上に資料を置くと、彼は手元に引き寄せ、無言でページをめくり始めた。
パラ、パラと紙がめくられる音だけが室内に響く。沈黙が重い。
「……修正点があれば、すぐに対応いたします」
「佐伯」
「はい」
彼が資料から目を離さず、低い声で私を呼んだ。
「君は、相変わらず無茶なスケジューリングをするな」
「え……?」
「このデザイン構成、クライアントの要望を詰め込みすぎだ。これでは現場のデザイナーが疲弊する。君自身も、昨日遅くまで残業していただろう」
(え? どうしてそれを……?)
昨日の夜、私が遅くまで残っていたことを、今日着任したばかりの彼が知っているはずがない。
驚いて目を見開く私に、彼はようやく資料を閉じ、ゆっくりと顔を上げた。
「……佐伯葵」
「は、はい」
「自分の体をもう少し自愛しろ。昔からそうだ。他人のことばかり気にして、自分の限界に気づかない」
「っ……!」
その言葉に、息が止まった。
「昔から」。今、彼は確かにそう言った。
「桐生……副社長。私のこと、覚えて……」
「忘れるわけがないだろう」
彼は椅子から立ち上がると、ゆっくりと私の元へ歩み寄ってきた。
背が高い。見上げるような威圧感と、どこか懐かしい香水の匂いが私の鼻腔をくすぐる。
「七年ぶりだな、葵」
「あ……」
名前を呼ばれた瞬間、抑え込んでいた感情があふれ出しそうになった。
でも、すぐにあの日の記憶が影を落とす。
「……覚えていてくださったのは光栄ですが、仕事中ですので……それと、昔のように気安く呼ばないでいただけますか。今は立場が違います」
わざと冷たい声を無理やり絞り出した。
だって、怖かったのだ。
七年前、何も言わずに私の前から消えた人。私の恋心を置き去りにして去っていった人。
今さら優しくされたら、また期待してしまう。もう二度と傷つくのは嫌だった。
蓮の美しい眉が、ピクリと不機嫌そうに跳ね上がった。
「……そうか。公私混同は嫌いか」
「はい。ですから、資料に問題がなければこれで失礼します」
私はお辞儀をして、逃げるように副社長室を飛び出した。
背中に刺さる彼の強い視線を、全身で感じながら。
第三章:嵐の夜の告白
それからの二週間、私はひたすら仕事に没頭した。
彼に「仕事ができない」と思われるのも、「過去を引きずっている」と思われるのも嫌だったからだ。
だが、運命は意地悪だ。
大型コンペの提出前夜、外は大荒れの暴風雨に見舞われていた。
「佐伯さん、本当に一人で大丈夫? 電車止まっちゃうよ?」
「大丈夫です! あと一時間で修正が終わるので。先輩方はお先に帰ってください」
終電を気にする同僚たちを送り出し、静まり返ったオフィスで一人PCに向かう。
外では激しい雷鳴が轟き、窓ガラスがガタガタと揺れていた。
「よし……これで、完璧……!」
最後のデータをサーバーにアップロードし、時計を見ると夜の十時を回っていた。
ホッと一息ついて立ち上がった瞬間——。
パンッ! という乾いた音とともに、オフィスの照明が一斉に消えた。
「きゃっ……!?」
世界が漆黒に包まれる。落雷による停電だ。
静まり返った暗闇の中で、激しい雷鳴だけが響き渡る。
(うそ……暗いのアカンのに……)
実は昔から、雷と暗闇が苦手だった。
足がすくんで動けなくなり、私はその場にへたり込んだ。両耳を塞ぎ、体を丸めて震えるしかない。
「う……誰か……」
泣きそうになりながら目を閉じていると、暗闇の中でカツン、カツンと急ぎ足の靴音が近づいてきた。
「葵!!」
聞き慣れた声。
次の瞬間、強い力で私の体が抱きしめられた。
「あ……」
「良かった……まだいた……」
包み込まれた胸の温もりと、雨の匂い、そして大好きな香水の香り。
蓮だ。彼が、私を抱きしめている。
「桐生……さん……? どうして……」
「下で停電が起きて、君がまだ上にいると知って駆け上がってきたんだ。……怪我はないか? 震えているじゃないか」
彼の声は、いつもの冷徹さとは程遠く、荒く乱れていた。
彼の手が私の背中を優しく撫でる。その温かさに、緊張の糸がぷつりと切れた。
「こわ、かった……急に真っ暗になって……っ」
「ごめん。もっと早く来ればよかった。すまない、葵……」
彼は私を腕の中に閉じ込めたまま、何度も愛おしそうに私の髪に唇を寄せた。
その過剰なまでの優しさに、私の胸の中にずっと溜まっていた疑問と寂しさが溢れ出した。
「……ずるいです」
「え?」
「どうして今さら、そんなに優しくするんですか……! 七年前、何も言わずにいなくなったくせに! 私がどれだけ泣いたか……どれだけ探したか、知ってるくせに……!」
私の拳が、彼の胸をぽかぽかと叩いた。
彼は逃げようともせず、ただじっと私のぶつける感情を受け止めていた。
「……理由があったんだ」
「理由……?」
「あの夏、親の会社が倒産寸前になって、俺は無理やり海外に連れて行かれた。……君に惨めな姿を見せたくなかったし、巻き込みたくなかった。連絡しようとしたけど、携帯も没収されて……」
蓮の声が、小さく震えていた。
「向こうで死ぬ気で勉強して、結果を出して、日本に戻れる基盤を作るのに七年かかった。……遅くなって、本当にごめん」
「そんな……じゃあ、私のこと……嫌いになって消えたんじゃ……」
「バカ言え」
蓮の手が私の頬を包み込み、暗闇の中で彼の瞳が真っ直ぐに私をとらえた。
「俺がこの七年間、誰のために生きてきたと思ってるんだ? 一日だって、君を忘れようとしたことなんてない」
第四章:七年目の「恋みくじ」
雷鳴が遠ざかり、オフィスの非常用照明がぼんやりと点灯した。
薄暗い光の中で見つめ合うと、蓮の顔がすぐ近くにあった。
彼はポケットから、少し古びた革の財布を取り出した。
そして、その奥から大切そうに折りたたまれた一枚の小さな紙を取り出したのだ。
「これを見ろ」
手渡された紙を開いて、私は息をのんだ。
それは、赤と白の可愛らしいデザインの「おみくじ」だった。
『恋みくじ・大吉』
『運命の相手は、最も近くにいる。一度離れても、必ず再び巡り合う』
「これ……高校三年の初詣で引いた……」
「そう。お前が引いて『大吉だ!』って喜んでたやつだ。お前が境内に結ぼうとしたから、俺が『くれ』って言って奪ったんだよ」
そういえば、そんなことがあった。
「なんで取っちゃうの!」と怒る私に、彼は「俺が持っておく」と言ってポケットに仕舞い込んだのだ。
「俺の恋みくじには、最初からお前と結ばれるって書いてあったんだ」
「蓮くん……」
「日本に戻ってきて、お前がこの会社で頑張ってるのを知った。副社長として着任したのも、お前を近くで守るためだ。……なのに、急に冷たく『立場が違います』なんて言われて、どれだけショックだったか分かるか?」
照れくさそうに顔を背ける蓮の頬が、うっすらと赤くなっていた。
あの「氷の御曹司」と呼ばれていた男が、今、私一人のためにこんなにも感情を露わにしている。
(ああ……なんだ。私はずっと、愛されていたんだ……)
胸の奥にあった冷たい氷が、一気に溶けていくのが分かった。
私は自分の鞄から手帳を取り出し、そのポケットから小さな結び目を取り出した。
「私も……持ってたよ」
「え?」
「元カレに振られた夜、泣きながら引いた恋みくじ。『過去の縁を待て』って書いてあって……捨てられなかったの。ずっと、蓮くんのこと待ってた」
蓮の目が、見開かれた。
次の瞬間、彼は私を力いっぱい抱きしめ、そのまま押し戴くように唇を重ねてきた。
「ん……っ」
甘く、激しいキス。
七年分の切なさと、溜め込まれていた熱い情熱が、唇を通じて流れ込んでくる。
何度も、角度を変えて重ねられる熱い吐息に、私の頭はクラクラと痺れていった。
「もう二度と、逃がさない」
唇が離れると、蓮は私の耳元で低く、甘く囁いた。
「明日から、副社長室での態度は改めないが……二人きりの時は、覚悟しておけよ」
「覚悟って……」
「七年分、甘やかすって意味だ」
意地悪く微笑む彼の顔は、私の知っている、大好きな高校時代の蓮そのものだった。
エピローグ:運命の引き直し
それからの毎日は、怒涛のような「溺愛」の連続だった。
会社では相変わらず冷徹で厳しい副社長の蓮だが、一歩外に出れば、私を片刻も離そうとしない過保護な恋人に変身する。
「葵、今日の昼飯は俺と食べるぞ。役員室に来い」
「ちょっと、蓮! 社員が見てるでしょ!」
「いいんだよ。そろそろ公表するつもりだからな」
手厳しい指導の裏で、私だけに送られてくる「今日のご飯、何がいい?」「早く二人きりになりたい」という甘いメッセージ。
同僚たちからは「佐伯さん、最近すごくキレイになったよね」「副社長、佐伯さんにだけ微妙に甘くない?」と噂されているけれど、それもどこか心地いい。
そして、次の休日のこと。
私たちは、あの思い出の神社を訪れていた。
青空の下、二人で並んで境内の参道を歩く。
繋いだ手からは、彼の温もりがしっかりと伝わっていた。
「久しぶりだな、ここに来るのも」
「うん。七年ぶりだね」
拝殿で手を合わせ、感謝の気持ちを伝えた後、私たちは境内の授与所へと向かった。
「ねえ、蓮。もう一回、引いてみない?」
「恋みくじか?」
「うん。今の私たちの運勢、試してみようよ」
「いいぞ。ただし、どんな結果が出ても俺はお前を離さないけどな」
クスクスと笑い合いながら、二人で箱の中に手を入れ、それぞれ一枚のおみくじを選んだ。
木漏れ日の中で、せーので開く。
私のおみくじにはこう書かれていた。
『超大吉:運命の糸は固く結ばれた。二人の愛は永遠に続き、揺らぐことはない』
蓮の手元を覗き込むと、彼のおみくじにも、全く同じ『超大吉』の文字が躍っていた。
「……ふん、当然だな」
蓮は満足そうに口角を上げると、私のおみくじを自分の手の中に回収した。
「ちょっと、また持っていくの?」
「当然だろ。これは俺たちの将来の保証書だ」
そう言って、彼は私を引き寄せ、額に優しくキスを落とした。
「一生、俺の側にいろよ。葵」
「……うん。ずっと側にいる」
風が吹き抜け、神社の境内の木々がサラサラと音を立てる。
結び直された運命の糸は、もう二度と解けることはない。
私たちは手を強く握り直し、光の射す未来へ向かって、一歩を踏み出した。
(おわり)
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
七年前の切ないすれ違いから、台風の夜の告白、そして二人で運命を引き直すラストまで……二人の恋の結末を見届けてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
社内ではどこまでも冷徹で厳しい蓮が、葵と二人きりになった瞬間だけ見せる「七年分の過保護な溺愛」のギャップを楽しんでいただけていたらとても嬉しいです。
【執筆の裏話&モチーフについて】
作中で葵と蓮の運命を繋ぐキーアイテムとなった「恋みくじ」ですが、実はこのお話、私自身が執筆のヒント探しにハマっていた本格的なWebサイトの恋みくじから着想を得て執筆しました。
神社で引くおみくじのような温かい言葉や、二人での相性・これからの恋の転機などが驚くほど細かく読み解けるので、「自分の恋愛運を知りたい!」「気になる人との未来を占ってみたい」という方は、ぜひ気休めに遊んでみてくださいね!
今回のお話のモチーフになった「恋みくじ」はこちらです
【一禅堂の恋みくじ公式サイト】
最後に読者の皆様へお願いです
「二人のやり取りに胸キュンした!」「蓮のギャップが良かった!」「ハッピーエンドでスッキリした!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部にある
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