抑圧
ひしゃげた魂
人間世界でいうへそ曲がり
時々出会ったり目にしたりする
どうしてそんなに抑圧されているのか
経緯は知る由もないが、元の形がわからない程に変わり果ててしまっている
共通して感じるのは
理想が高く、細部までこだわる
自分に素直で人にも正直で嘘がつけない
良い意味で、自分の信念に真っ直ぐ
捉え方を変えると、自分が正義
本人が意図しなくとも、何かと威圧的な態度を感じさせてしまうところがある
自分の信念を貫くのは自由だが
理解を求め過ぎて、受け入れてもらえないと駄々をこねる
つまり、魂が根っからの子ども
かわいらしい魂なのである
幼い魂が屈折して育ち、歪んでしまった
その歪みを正そうとして手を加え
さらに複雑に難解な形になってしまう
そうして出来上がった魂
自分でもどこをどうすればいいのか見当もつかない
自分でありたいのに、どこを直しても上手くいかない
どうしたらいいのか
自分も周りも困ってしまってワンワンワワーンの犬のおまわりさん状態
なぜ押さえつけられるのか?
出る杭は打たれる?
そうじゃない
誰でも自分の思い通りにならなかった経験はあるだろう
多くの魂は、それに対して学び、同じことを繰り返さない
信念を変える
自分を変える
彼らは、外側を変えようとする
変わらない現実をコントロールしようと画策する
そして、思い通りにならないことに怒りを溜め込んでいる
これがどういうことかわかるだろうか?
常に怒りや不満を抱えている
自分からそのネガティブな波動を出し続けているということ
現実で、どれだけ要領よく人当たりの良い素晴らしい人間のように振る舞っても、それに反して現実は怒りや不満に充ちた世界を見せてくる
なぜ?皆と同じようにやっているのに?
悪循環
外側の態度を変えても、見た目を変えても、社会的地位を高めても
根本的な問題は変わらない
現実世界は反抗してくる
決して思い通りにならない
まず、自分が受け入れる
自分の心を受け入れる
魂を成長させる
外側を変えたいのなら、心を先に変えること
心を隠していても、現実は心の反映
心が変わっていなければ、世界も変わらない
お金を儲けても、整形しても、出世しても心は不満足、世界は怒りをぶつけてくる
理解者を求めても、上辺だけ
自分が自分をありのまま受け入れるだけ
駄々っ子の自分を認めるだけ
幼く未熟な心を省みること
現実の自分像は関係ない
自分の思いが大切なように
人の思いも大切だと知ること
自分が傷つくように
人も傷つくことを理解すること
自分可愛さばかりで、強すぎる我欲を改めること
彼らにとって自分自身が、一番コントロールできない困ったものなのかもしれない