第十四話 揃う戦士
アズたちはその後遥人さんとフローラちゃんを見つけた。
これで全員が揃った。後は・・・あ、考えていなかった。
ど、どうしよう。ナ、何かないか・・・あ!ホワイトさん!
アズはみんなを連れて宿屋へと向かった。
「いらっしゃいませ」
宿屋を入ると一人の女の人が声をかける。
「あの、ホワイトさんは居ますか?」
アズが女の人に向かって言う。
「ホワイトさんですか?居ますよ、呼んできましょうか?」
女の人が言う。
「はいお願いします」
アズは頭を下げる。
そして少し広い場所を探し、近くに椅子がたくさん置いていたのでそこで待つことに。
「ねぇ、アズは私達よりも後の時間から戻ってきたのよね。
私は、誰にやられたの?」
ヤミがアズに聞く。
「ヤミのお母さんと名乗る女性だよ。僕はそいつの技だと思うけど床に飲み込まれて、その後はよくわからない」
アズはそう答える。
「私のお母さんはもう亡くなっているから偽物だと思うよ。
それに、私のお母さんになりすましてアズを襲うなんて許せない」
ヤミはそう答えた。
「あの、フレアさんはどうしてここに?」
地味がフレアに聞いた。
「まぁ、観光って事です。はじめて行く大陸なものなので」
フレアは地味に向かって言う。
「へぇ、アークくんと、ナナちゃんは?」
フレアが聞いた。
「えっと、信じてはもらえませんけど俺たちは未来から来たんです」
アークはみんなに向かって言った。
「えっとじゃあアズくんと同じなの?」
美優が聞いた。
「えっとね、もっと先この戦いすら終った先からなんだよね」
ナナはそう答える。
「えっとということは結果分かっているの?」
アズが聞いた。
「うん。俺たちの世界では勝てたみたい、でも、フレアさんは体半分が闇化していて、ルルさんはこの戦いで死亡、
地味さんと美優さんは確かギルドの職員さんがまだかなってってつぶやいていました」
アークはみんなに向かっていった。
「わ、私が死亡。・・・、フレア私怖くなってきた」
ルルはフレアの方を見る。
するとフレアはルルをぎゅっと抱きしめ、
「大丈夫、ルルは僕が守るから。命に変えても、僕が闇化したとしてもね。
それにアークくんたちはそれを防ぐために来たんでしょ?」
フレアはアークの方を見る。
「はい。未来のフレアさんがルルの運命を変えてほしいって。
俺たちがこの世界に介入することで運命は変わるだろうって」
アークはそう答える。
「僕たちは、どうなったかはわからないんだよね」
遥人さんが聞いた。
「すみませんが分からないです」
アークは申し訳無さそうに謝る。
「いやいや、そんな顔しないでよ。どうなったか分からない、だから未来は変えれる可能性があるってことだよね」
遥人は嬉しそうに言った。
「負けちゃ嫌だよ」
フローラちゃんが遥人さんの腕を掴む。
「分かってるよ、僕は負けないから。フローラちゃんと普通の生活を送るためにね」
遥人さんはフローラちゃんの頭を撫でる。
そして、少し雑談をして居るとホワイトさんが来た。
「あ、どうも」
ホワイトさんは少しもじもじとしている。
「あの、ホワイトさん。未来のホワイトさんは僕や他の人たちを集めてって言ってて。
集めたんですけど、わからないですよね」
アズはホワイトさんに向かって言った。
「いいえ、分かりますよ。アズさん、よく見つけてくれました。
これでガラに対抗するべき人が揃いました。
それと、私は」
ホワイトさんはそう言うと少し光輝き光が収まるとそこには
ホワイトさんと似ている人が居た。
白い衣の服。何だか神さまが着ている服のよう。
「私は、シン。この世界の女神です」
女性はそういうのだった。




