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あまたの異世界、駆け巡り  作者: 月野跳人
1/2

プロローグ

・・・


lsxkkl-n/(異世界の) yqshh-y/(勇者よ) wwrxrr-w/(我らを) sqkqlttmmx(救いたまえ)

kkzx-hh(風は) arrsl-w/(嵐を) y/bq(呼び) hl-hh(火は) lkkrl-n/(怒りの) mmmmnl(ままに) ddltl-w/(大地を) k/ggsq(焦がす)

y/rq-hh(夜は) sxkkl-w/(世界を) tqtqml(つつみ) hlkkrl-hh(光は) sqggtt-w/(姿を) kkkqsl(隠し) wwrxrr(我ら) aass-w/(朝を) slrrzq(知らず)

mm/q-w/(魔王を) tt/sq(斃す) tlx(知恵) sszqkx(授け) ttmmx(たまえ)


・・・


「どうやら、次の世界に召喚されたようだな。フィロ、翻訳を頼めるか?」

「任されました!拓真さん。このかわいいフィロ=ルル=アルエにかかれば簡単なことよ。」


暗い洞窟の中、あたりはろうそくのようなものが照らしている。黒いローブに身を包んだ小人が十人、魔法陣を囲うように並び、なにやら呪文を唱えている。しばらくすると、魔法陣の中央に一人の男性と、その右手に乗る小さい妖精一匹が急に現れた。

そうここは異世界、小人が住む世界に魔王が降り立ち、厚い雲で世界を覆っている。小人たちは非力で魔王に立ち向かえず、異世界から力強い勇者を召還したようだ。勇者の名は本条拓真、遠い世界にある地球の日本に住んでいた彼は、妖精フィロ=ルル=アルエとともにこの世界を救う定めとなった。

普通の異世界転移であれば、何かチート能力で解決をするだろう。「俺、何かやっちゃいました?」ととぼけながら。しかし彼は、


「なるほど、魔王を倒し、この世界から天の光を取り戻してほしいと。聞き飽きたな。」

「これで異世界転移は48回目か。余裕だろ。」


異世界転移のエキスパートである。


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