「月食」 C1
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
月食だ。
私は私だけの月食を見ていた。
月がひっそりと、しかしはっきりと闇夜に消ていく。
あたりを見ても、そんな月食を見ている人は少ない。
月が消えた所で世界はあまり困らないだろう。
私はそんな月に憧れてしまった。
そんな月を自分に溶かしたくなった。
私はそんな闇になりたくなった。
そんな闇になり、月を奪いたかった。
…私はいつでも何かが足りない。
私はゆっくりと目を閉じる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
月食だ。
私は私だけの月食を見ていた。
月がひっそりと、しかしはっきりと闇夜に消ていく。
あたりを見ても、そんな月食を見ている人は少ない。
月が消えた所で世界はあまり困らないだろう。
私はそんな月に憧れてしまった。
そんな月を自分に溶かしたくなった。
私はそんな闇になりたくなった。
そんな闇になり、月を奪いたかった。
…私はいつでも何かが足りない。
私はゆっくりと目を閉じる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。