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始まりは、突然に

此処は、世界で最も美しい森「レインボーフォレスト」。七色に光る湖に、翡翠の様に美しい木々、光あふれるこの森は、いつも静寂で神秘的な雰囲気が漂っている。ここは、神の森とも言われ、地元の人は、絶対に此処には踏み込まない。と、世間では知られていた。


「どかーん!!!」


大きな物音と共に、少女の絶叫が響きわたった。


「っっつ・・・・師匠、いいかげんにして下さい。私を殺す気ですか!!!!!」


そう叫んだ少女のすぐ隣には、巨大なクレーターが出来ており、元の原型をとどめてはいなかった。


「アハハハ。レノンは、相変わらず、おこりんぼだね。僕がかわいい愛弟子を殺すはずないよ。殺す時は、相手にもう死にたいって思わせてからでは、ないとね。それに、僕を避難するのは、お門違いだよ。避難するなら、こんな事ぐらいで死ぬ、自分の軟弱を避難しなよ」


「アハハハではありません!!!! こんな攻撃を受けて、生きているのは、師匠か、化け物だけです。つーか、満面の笑顔で恐い事言わないで下さい。腹黒師匠。」


青年は綺麗な微笑みを浮かべ、無言でレノンにファイアーボールを放った。レノンは、今度は、攻撃を避けず心の中で、「スイバーク」と呼びかけ、呪文を唱えた。


「ウォータウォール」


火の玉が、レノンに当たる寸前に、水の壁がレンの前に現われ、攻撃を防いだ。その後、すばやく「ファイア」と心中で呼かけ、再び呪文を唱えた。


「ファイアーバタフライ。師匠覚悟!!!死ね!!」


無数の炎の蝶々が青年に向かっていき、辺り一面を焼き尽くした。が、そこには、青年の姿はなかった。ふと、背後に気配を感じ、「まだまだ、甘いよ」と聞いたのを最後にレノンの意識は途絶えた。



私は、曉麗野あかつき れの。18歳だ。レノだと呼びにくいらしく、師匠は私をレノンと呼ぶ。だから、私はこっちの世界だとレノン=アカツキだ。そもそも私は、こっちの世界の住人ではない。正真正銘の日本人だ。染めるのが、嫌いだったから、今時珍しい、肩までの漆黒の黒髪だ。背が人より少し低い為か、実在年齢より低く見られるのが悩みだ。親は、小さい頃に他界していて、天涯孤独な他には、至って普通な高校生だった。そんな、私が、なぜ、この世界に来たかというと、現在私のバカ師匠であるカイト=ルナチークのせいだった。師匠が私をこの世界に呼んだのだ。どうして、私を呼んだのか尋ねれば「何となく、寂しかったから?」と質問を質問で答えられ、用がなければ、元の世界に返せと言えば、「無理」と一言。頭が痛くなり、うなっている私にさらに、師匠は笑顔で「僕の弟子になって、魔法を学びなよ。どうせ、帰れないのだから、魔法でも学んで、楽しもうよ」と。「ふざけるな〜〜〜〜!!!!」と絶叫がしたが、結局、言われた通り弟子になった。もともと、元の世界に心残りもなかったので、この世界で生きるのもさして、抵抗はなかった。私の意見はまるで無私だが・・・・・。


師匠が言っていた通り、確かに魔法は、楽しい。そもそも、私は魔力が高いらしい。魔法を使うときは、自分の魔力を変化させ、形にさせるのだが、私の場合は、精霊達の力を借りていた。(後々、精霊達の事については、後で説明するが、私は、精霊の姿を見て、普通に会話する事ができた。これも、魔力が高いから出来る事らしい。普通は、精霊の声を聞ければいい方だという。)精霊達と契約し、精霊の力を使っていた。私は、契約をしたつもりがないのだが、お互いの真名を交換すれば、契約成立だ。後は、彼らの力を使いたい時に、名前を呼び、形や効力をイメージして、具現化をすればいい。ようするに、どの様な効果や形にしたいかは、私の想像力にかかっている。私は、イメージしやすい様に名前をつけ、声に出している。これを勝手に呪文と読ぶ事にしている。魔力が高いのなら、わざわざ精霊の力を借りずに、自分の魔力をつかえば、いいのでは、と思うかもしれない。実際に、自分の魔力を使ってみましたよ。ええ、使いました。にっくき・・尊敬すべき、師匠を実験代に・・・もとい、師匠に協力してもらって。意気揚々と自分の魔力を使って攻撃を仕掛けた所、制御ができずに、自分にくらい、自爆した。次の日、魔力の使いすぎで、動けなかった。それから、誓ったのだ。二度と自分の魔力を使わないと。


魔法を習い初めたのは、面白そうだと思ったのと、右も左も分からないこの世界で生きて行くすべになればと思い、師匠の提案に乗った。が、今は違う。目標は、憎き我が師匠を倒して、負けました。と言わせる事。あの、へらへらした顔を苦痛でゆがめてやるのだ!!!









二話目です。文章を書くのって難しい・・・・。はちゃめちゃな文章ですが、目をつぶって読んで下さい。

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