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前世ヒーロー  作者: RAIN
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前世:ちょいシリアス?

「まず、この写真の男女を紹介するッス」

光英が三枚の写真をホワイトボードに貼りながら言った

「左から、滝翼たきつ、ニシア、サツキッス」

うーん、顔はまぁまぁね。滝翼は、目がつり上がっていてくまが酷い灰色の髪のイケメンでニシアは、茶髪のゆる髪のおっとり系の女性。サツキは、金髪の滝翼より目が開いているけど、やっぱり細い。って言うか…何で皆キラキラネームなの?もう、キラキラしすぎて眩しいんだけど。ホワイトボードに書かれた黒マジックが黄金に見えるんだけど!…つか、

「そう言えば何であんたが、指揮とってんの?」

ついそう思って、光英に聞いた。何であんたが指揮とってんの

「あぁ、言ってなかったッスね。この俺光英は、ヴァル…じゃなかった、皇帝エンペラー殲滅部隊総隊長ッス。他にも、隊長はいるッスよ。仁愛は、治癒隊長で、幻斎は、殲滅隊長。羅瑠は、スパイ・及び、殲滅隊長。晶華は、作戦指揮隊長。でもって杏里は、総隊長補佐・殲滅隊長ッス」

淡々と話す光英についツッコミたくなる。何で殲滅隊長が三人居るんだ?つか、私が補佐ってなんだよ!

「あ、杏里が総隊長補佐なのは、政府要人達が出した条件なんスよ。そこは、ご了承下さいッス」

手を合わせながら謝る。しょうがない、ここは、勘弁するしか無い。私達皇帝エンペラー殲滅部隊は、一件一時的に作られた特別部隊に見えるけど、実際は前世のせいで煙たがられている。皇帝エンペラー殲滅部隊メンバーの前世が何かしら問題やら起こしたっつーか起こし過ぎたと言った方がいいかもしれん。私の前世も何かしら起こしたらしい

「それにしても、いくら俺の前世が人切り彦斎だからってここまでする必要は、無いですよね」

「ふぁぁ…それには、同感するわ…吉田松陰がいなければ、高杉晋作や久坂玄瑞。多分初代総理の伊藤博文は、いなかったわ…ハルピンで殺されたけど」

幻斎が不満を漏らし、晶華も顔に机を付けながら愚痴をつぶやいた。最後は聞かなかったことにしよう…確かにハルピンで朝鮮人青年に射殺されたけども!今言う所ちゃうやろ

「わ、わわ私は、覚えてないけどっいねさんって、福沢諭吉の紹介で皇室のお産に参加したのになんで私がぁ…」

仁愛に至っては、泣きかけているって言うかタレ目の目から涙が溢れそうになっている

「しょうがないッス。仁愛は、特別に…って言うか強制的に入らせられたせざるを得なかったッス我慢するッス」

光英が仁愛の肩を摩った。それ程自分がここにいる事が辛いのか顔が苦痛の顔みたいに歪んでいる

『おい、お取り込み中悪いけどよ、時間だぜ。警察さつに会う時間』

暗い空気明るい空気関係無く前世が口を割り込んだ

「あ、本当ッス」

「はぅわぅわ…」

光英と仁愛は、少し暗い顔をして部屋を出ていった。少し怒っていたのか、乱暴にドアを閉めた

「もっと…寝たぁい…光英達で行ってぇ…」

「ダメです。全員で来なければいけません」

机から離れない晶華を幻斎が引き剥がし、半分起きている晶華をおぶりながら部屋から出た

「ちょっと、羅瑠行くぞ。そう言えばあんた空気だったね」

「分かっている。ちょっとトイレ行ってから行くよ。うぅー漏れる漏れる」

羅瑠は、速攻に部屋を出た

『なぁ、杏里』

「何?」

『羅瑠の様子可笑しくねぇか?』

え?何が?至って普通じゃん。そう言うあんたが可笑しいんだよ

『いや、何処か引っかかるんだよな。気のせいか』

「んじゃ行こうか」

最後に、部屋から私達が出ていった。この部屋には、誰もいない

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