前世:まず、紹介その2
「え?ZATのお偉いさんになりそう?」
うどんを食べながら答えた
「そうなのよぉ〜でぇちょっと忙しくなってあなた達に手伝って貰いたい仕事があるのよ〜」
こちらの、JKみたいな言い方をしているのは、母 八百子 母の前世は、八百比丘尼らしくて、かれこれ25の年齢を20年過ごしている。でも幾ら八百比丘尼だって、JKバリバリの言葉を発せられたら、こちらが痛くなる
「母さん…語尾を伸ばすなと何度言ったら分かるんだ…」
こちらは、四十路過ぎた 父 真作 父は、かの有名な高杉晋作が前世で、若い頃は色々ハッチャケていたらしい。でも今は、大分大人しくなっている
『ケッ!どうせ、ろくな事ねぇんだろ!』
こちらの、暴言吐きながら唐揚げ食っている柄の悪いゴスロリ姿の25位の女性は、二重人格の元の性格の方の私の前世。前世は、自我型 憑依型 特殊型の三つに分けられている。自我型は、前世の姿のまま重力関係なくふわふわ浮いて、前世だけでも、攻撃や物を掴める事が出来る。憑依型は、前世だけでは、攻撃などが出来る事が出来なく、本人に憑依しないと、行動する事が出来ない。特殊型は、自我型と憑依型のどちらも、出来る万能型
「えぇーそんな事言うなんてドイヒー」
『ドイヒーじゃねえ!お前のせいでどれだけ面倒事をさせられたか…』
怒鳴り散らして、母を背負い投げをした。ドカっと大きな音が出た
「違う。手伝って貰う仕事は、ちょっと危険な仕事だ」
父の重い言葉に、母の胸ぐらを掴んでいた前世も胸ぐらを離し、真剣な表情になっている
「実は、ヴァルキリーの連中がZATの幹部を皆殺しにした。それで、私達が幹部になると言う事になったのだ。そして、お前達に頼む仕事は…」
そこで、父がテーブルを叩いた
「ヴァルキリーを殲滅せよ!殲滅部隊は、用意してある。その中にもお前も含まれている」
『ふぅん…と言うことは、暴れまくってもいいんだな』
「あぁ、明日顔合わせがあるから良く覚えておくように!」
明日顔合わせねぇ…覚えれるかな