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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第五章 調査
344/347

#312 特定

「三ツ木はいるか!」


藍卯は梯子を登り、地上に出るとそう言った。すると「ここにいるぞ」と三ツ木が言った。なので藍卯は「場所は特定できたか?」と聞いた


「もちろん。すでに調査2が付近で待機してるよ」


「それで場所は?」


「旧下水管のC1だ」


三ツ木がそう言うと、藍卯は「C方向は宮島のところか……」と小声で言った。そして三ツ木に「そっちの突入はいつだ?」と聞いた


「全て高梨に任せてる。ただ、突入時は連絡を入れるよう頼んでる」


三ツ木がそう言うと藍卯は「分かった。なら地上は全て三ツ木に任せる」と言った。するとそれを聞いた三ツ木は「任せな。旧下水管組が乗り込む前に全て終わらせるよ」と言った


「そうできたらいいな」


藍卯はそう言うと旧下水管へ続く梯子を下りていった……



『さて、地上作戦の責任を押し付けられたわけだが……』


三ツ木が心の中でそう言うと、対策4の及川が「三ツ木さん。調査2より連絡です」と言った。なので三ツ木は「なんと?」と聞いた


「数分以内に作戦開始するとの事です」


及川はそう言った。なので三ツ木は「了解。成功を祈ると返してくれ」と指示を出した


「了解です」


及川はそう言うと、任務を果たすために何処かへ行ってしまった。三ツ木はそんな及川を見ながら「地上は開始か……」と小声で言った……



旧下水管A1……


「宇土、状況は?」


藍卯は宇土にそう聞いた。すると宇土は「さっきと変化なし」と答えた。なので藍卯は椅子に座った


「それはそうと藍卯、戻ってきたんだ」


そう言われたため藍卯は「当たり前だろ。作戦中だ」と言った。すると宇土は「ここは任せたって言われたから、そこままどっかに行ったのかと思ったよ」と言った


「ところで、挟み撃ちってなんだ? 何をしようとしてる?」


宇土は少し間を開けるとそう聞いた。すると藍卯は「敵の拠点を潰すだけだが何か?」と言った


「それについて詳しく説明してくれ。何一つとして知らないんだが」


宇土は藤田が話してくれた『挟み撃ち』という言葉の意味を藍卯に聞いた。すると藍卯はこう説明し始めた


「今回の作戦の目的は分かるか?」


「もちろん。例の組織の拠点を見つける……だろ?」


宇土はそう答えた。すると藍卯は「そうだ」と言った


「これは一部の人しか知らない話だが、作戦が始まってから調査部と監視部が建物の監視をしてた。そしてその中に黒を見つけた」


「待て、全然わからないんだがどういうことだ?」


宇土はそう言って話を遮った。すると藍卯は「馬鹿なお前にも分かるよう言うと、敵の拠点を見つけたってことだ」と少し怒り混じりに言った


「敵の拠点を? 拠点は旧下水管にあるんじゃないのか?」


宇土はそう質問した。すると藍卯は「旧下水管内に拠点があったら地上との行き来が面倒だろ。だから拠点は地上にあって、そこと旧下水管が何かしらで繋がってると予想したんだ」と説明した


「なるほどそういうことか。つまり敵の拠点を地上、地下から同時に突入するって事か」


「少し違うがそういうことだ」


藍卯がそう言うと宇土は「少し違うってどこがだ?」と聞いた。すると藍卯は「同時に突入ってところだ」と言った


「同時じゃなくて大丈夫なのか?」


「知らん」


「知らんじゃなくてさ……」


「失敗して逃しても私の責任じゃない。それに私はしっかりと助言したからな」


藍卯はそう言うと立ち上がった。そして待機している通信官を呼んだ……


及川咲絢おいかわさあや


中等製作官


武器……拳銃

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