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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第五章 調査
337/347

#306 司令拠点

三月一日、午前九時

旧下水管A1、司令拠点……


「しかし、こんな所で司令をするとはなぁ……」


そういったのは米田だった。するとそれに続いて油井が「ここ大丈夫なんですか? ゾンビが流れ込んできたら全員アウトじゃないですか?」と言った


「そうなったとき用の武器ならあるぞ」


宇土はそう言うと、司令用に持ち込んだ机の上に短剣を置いた。するとそれを見た油井は「さすがにこれでゾンビを倒すのは無理では……」と言った


「対策1や2なら余裕だろうけど、俺達には無理だろ」


米田はその短剣を持つとそう言った。なので宇土は「まぁ何かがあったら司令官が一番最初に逃げれるだろうし、なんとかなるでしょ」と言った


バンッ!


三人がそんな会話をしていると地上から誰かが飛び降りてきた。なので梯子がある方向を見ると、そこには剣を持った藍卯がいた


「用意はできたか?」


藍卯は立ち上がると宇土に近寄った。なので宇土は「準備ならできてるよ。藍卯はそこの席で」と言い、藍卯が使う席を指差した


「それで前線はどうなってる?」


藍卯はその席に座るとそう聞いた


「さっき報告に来た通信官によると、見える範囲にゾンビはいないらしいよ」


「そうか。なら予定通り作戦を行う」


藍卯はそう言うと、自分の席で何かをし始めた。なので宇土は藍卯に「少し席を外すよ」と言い、梯子を登って地上に出た。地上では調査官が仮拠点としてテントを立てていた。なので宇土は近くにいた調査官に「すみません。三ツ木さんはいますか?」と聞いた


「三ツ木さんならここに……」


男性調査官はそう言うとテントの中に入っていった。そして三ツ木を連れて戻ってきた


「どうした?」


「作戦は予定通り行います。そちらは用意できていますか?」


宇土がそう聞くと三ツ木は「問題ない。もう少ししたら調査官を中に入れるよ」と言った。なので宇土は「分かりました。それでは失礼します」と言い、この場から離れた。そして今度は対策1、2の対策官が集まっている場所に移動した


「隊長、班長は来てくれ!」


宇土がそう言うと、すぐに隊長、班長が集まってきた。なので宇土は「作戦は予定通り行う。用意ができた所から配置場所に向かってくれ」と指示を出した


「宇土、ちょっといいか?」


指示を出し終え、司令拠点に戻ろうとしていると有川がそう言ってきた。なので宇土は立ち止まり「何かありました?」と聞いた


「今回の作戦だが、旧下水管内にいる全てのゾンビを倒すんだよな?」


「そうです」


「と、いうことは旧下水管内に何かを見つけても、その先に進むのか?」


有川はそう聞いてきた。なので宇土は「多分そうだと思うけど……」と答えた。しかしそこ辺は藍卯も話していなかったので念の為に「司令拠点に藍卯がいるからそこで聞いてきてくれると……」と言った


「分かった。あとで聞くよ」


「頼みます」


宇土はそう言うとこの場を離れ、旧下水管内にある司令拠点へと向かった。『旧下水管制圧作戦』の開始時刻は午前十時、もう少しでこの大規模作戦が始まろうとしていた……


北音寺涼二ほくおんじりょうじ


二等ゾンビ対策佐官


武器……刀

短剣

拳銃



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