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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第五章 調査
317/347

#288 実力者

バンッ!


突然部屋の扉が開くと、対策2専用室に藍卯が入ってきた。そんな藍卯を見た有川は「もう来たか」と言った。すると藍卯は「なにか文句あるか?」と言った。なので有川は「用件をどうぞ」と軽く流した


チッ!


藍卯は舌打ちすると、部屋全体に聞こえるよう大声でこう言った


「自分が強いと思うやつはすぐにこい!」


そう言うと、部屋の奥の方から「はいはーい!」という声が聞こえてきた。それを聞いた藍卯はまたチッ!っと舌打ちした


「水瀬綜司、只今参上」


水瀬は藍卯のいる所へと行くとそう言った。すると藍卯は「お前生きてたのか」と言った


「当然、あんな死に方は俺らしくないからな」


水瀬は自信満々にそう言った。するとそれを聞いた藍卯は水瀬を無視して、有川に「このバカ以外に他はいないのか?」と聞いた


「バカってこの……」


水瀬がそう言い、藍卯に文句を言おうとしたときだった。桜庭が何処からともなく現れると水瀬の肩を掴み、藍卯に近寄せなかった


「桜庭もいいんじゃないか? 前回のに参加してるし」


有川は藍卯にそう言った。すると藍卯は「桜庭、お前も来い」と言った。なので桜庭は「分かりました」と答えた


「それで何人必要なんだ?まだ俺、柚木、水瀬、桜庭の四人しかいないが」


有川はそう聞いた。すると藍卯は「多ければ多いほどいい。ただ雑魚があんな所行ったら死ぬ。そこら辺はお前が見極めろ」と言った。なので有川は「そうか」と答えた


「とりあえず林は来て」


有川は近くに座っていた林にそう言った。なので林は立ち上がり、桜庭達のいる所へと移動した


「あと川中さん、神尾、小橋、北音寺、笛中も来て。というよりこの六人は藍卯が呼んだ時点で来ていいんだぞ」


有川はそう言った。すると小橋が「謙虚ですので」と言った


「謙虚ね〜」


有川はそう言うと藍卯を見て「これで十分か?」と聞いた。すると藍卯は「対策2の実力者はこれだけか?」と言った。なので有川は「居残り組とかはいいのか?」と聞いた


「それは私が決める。まずは実力者を集めろ」


藍卯にそう言われると有川は「分かったよ」と言い、大きく深呼吸した。そして「佐瀬、成田、冨沢、小牧、双葉、伊東、染井、三間、名畑、七尾、墳本。今呼ばれた者はここに来い!」と呼び出した


「これで以上か?」


藍卯は有川にそう聞いた。なので有川は「A班からN班までの実力者は以上だ。ただO班からZ班までの実力者は知らないぞ」と言った。すると藍卯は「そっちにはもう話を通してあるから心配するな」と言うと、部屋の扉を開けた。そして集まっている対策官達に「第一会議室に来い」と言い、部屋から出ていった


「それじゃあ行くか」


冨沢は小牧にそう言った。しかし小牧は立ち止まったまま「僕が参加して大丈夫なのでしょうか……」と言った。なので冨沢は小牧の肩を叩くと「大丈夫大丈夫! 前回のだって生き残れたんだから」と言い、対策2専用室から出た


「ですが……」


冨沢がそう言ったものの、小牧はまだそんな事を言っていた。なので冨沢は「林、ちょっと助けてくれ」と言った。すると林は「どうした?」と言いながらこちらへ来た


「小牧が何で選ばれたのか……みたいなこと言っててさ。何とかしてくれん?」


冨沢はそう言った。すると林は小牧に「小牧、自分では分からないだろうけど、小牧は十分な実力がある。だからそう心配するな」と言った


「そうそう。大丈夫だよ」


林と一緒にいた小橋もそう言った


「大丈夫ですよ。他の方々がかなり強いので多少のミスはカバーしてくれます。ですよね? 小橋さん」


そう言ったのは双葉だった。すると小橋は「まぁ、多分カバーしてくれるんじゃないかな。多分……」と曖昧な返答をした


『旧下水管だとみんな余裕ないからなぁ……』


二人のやり取りを見て林はそう思った。するとそんな五人に向かって有川が「林達遅れるなよ。藍卯、かなり人を集めてるみたいだから」と言ってきた。なので林は有川に「分かりました。すぐに向かいます」と言うと、今度は四人に向かって「早く行くよ。話は後で」と言った


「それじゃあ会議室に行きますか!」


冨沢はそう言うと小牧を押して第一会議室へと歩き始めた


「林」


「ん? どうした?」


小橋に呼ばれると林はそう言った


「小牧大丈夫なのか? あんなんじゃマズくない?」


小橋は小牧に聞こえないよう小声でそう言った。なので林は「小牧は本番に強いから大丈夫だと思う。まぁ、それまでに何とかするけど」と言うと、第一会議室へと向かって歩き始めた



双葉音生ふたばねお


准ゾンビ対策官


武器……狙撃銃

短剣

拳銃

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