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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第五章 調査
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#285 痕跡

一月二十日、午後四時

都内のとある病院にて……


部屋の中には一台のベッドが置いてあり、そこには一人の男性が眠っていた。そんな部屋の前に調査4の織部はいた


「織部君、どう?」


そう言って近寄ってきたのは、同じく調査4の坂本だった。なので織部は「変化なしです」と答えた


「そう。だいぶ長いのね」


坂本はそう言うと、扉を開けて部屋の中に入った


「坂本さん。部屋の中に入るのは……」


織部がそう注意すると坂本は「大丈夫。三ツ木さんからの指示だから。織部君も来る?」と聞いてきた。なので織部は「いえ、自分は監視が仕事ですので」と言い、サブマシンガンを坂本に見せた


「分かったわ。何かあったら宜しくね」


「何かあるような事はやめてください。責任取れませんので……」


坂本はそう言われながらもベッドに近寄った。そしてベッドで寝ている男性にこう言った


「エース、貴方が目を覚ましてるのか、覚ましていないのか分からないけど報告するわ」


坂本はそう言うとエースの顔を見た。けれどそれだけでは何の変化もなかった。なので続けてこう言った


「戸宮……いや、トレイを私達で匿うことにしたわ。その条件として知っている情報全てを吐いてもらったけどね」


坂本はそう言うと、再びエースの顔を見た。けれどまたしても変化はなかった


『ダメね。まだ昏睡状態みたい……』


坂本はそう思い、部屋から出た。すると織部が「三ツ木さんからの指示というのは終わりましたか?」と聞いてきた


「終わったよ。ただエースには伝わってないと思うけどね」


坂本はそう言うとこの場から離れた。そして病院から出るとスマートフォンを取り出し、三ツ木に電話をかけ始めた


「指示通り行いました。ただ伝わっているかは分かりませんが……」


坂本はそう報告した。すると三ツ木はこう言った


「大丈夫。あとは調査5の仕事だから」


三ツ木はそう言うと電話を切ってしまった。なので坂本はスマートフォンをしまい、車に乗った


『調査5って……どういうこと?』


坂本はそう思いながらも車を走らせた。そして本部へと向かっていった……



同刻、六王子ゾンビ対策基地……


「どう? 何かわかった?」


岡本はそう聞きながら一人の男性対策官に近寄った。するとその対策官はこちらを見て「ダメです。全く分かりません」と言った


「現状、十人体制で捜査していますが、痕跡が何も出てきません」


「それでどこまで調べた?」


岡本はそう聞いた。すると男性対策官は「全てです。建物内はもちろん、外もです」と答えた


「監視カメラも調べたよね?」


「勿論です。しかしデモ隊は映ってましたがそれ以上は何も……」


男性対策官がそういった時だった。突然誰かが「東京本部調査1の方々ですよね?」と言ってきた。なので岡本は声のする方向を見ると、そこには六王子ゾンビ対策基地の基地長である北林がいた


「すみません。基地長の北林さんであってますか?」


岡本は北林と直接あったことがなかったのでそう確認した。すると北林は「そうです」と答えた


「それは失礼しました。それでどうかされましたか?」


岡本はそう聞いた。すると北林は「前にあった襲撃ですが、私達の捜査部が一つ気になるものを見つけました。なのでその報告を……」と言ってきた。なので岡本は「それはどこに?」と聞いた


「捜査室にあります。案内しますので付いてきてください」


北林にそう言われると岡本は「分かりました」と返事をした。そして男性対策官に「皆川は引き続き捜査の指揮を、私はこっちを見に行く」と言った


「分かりました。何かありましたからいつでも連絡を」


皆川はそう言うと岡本から離れようとした。けれど岡本はそんな皆川に「それと誰か一人貸してもらえる? 一人で行くのもアレだし」と言った


「分かりました。では……藤沢! ちょっと来てくれ!」


皆川はそう言うと奥で作業をしていた女性対策官を呼んだ。そしてその対策官に岡本に付いていくよう指示を出した


「分かりました」


藤沢がそう言うと、北林は「それでは向かいましょう。こちらです」と言い、案内を始めた。なので二人は北林について捜査室へと向かっていった



『捜査部が見つけたものが、有益なものだといいんだけど……』


三人が居なくなると皆川はそう思った。するとそんな皆川に部下の一人が「皆川二佐、どうしたんですか?」と話しかけてきた

なので皆川は「いや、何でもない。それより捜査を続けよう」と言い、捜査作業をし始めた……



岡本優菜おかもとゆうな


一等ゾンビ対策佐官


常備武器……拳銃

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