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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第五章 調査
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#267 捜索

「高梨、悪いがコイツを頼めるか?」


そう言ったのはファイだった。すると高梨が「了解しました。それで白井さんはこの後どうなさるのですか?」と聞いた


「とりあえずエース達は死に、俺達だけ上手く逃げれたことにするよ」


白井はそう言うとナブラを見た。するとナブラは「えぇ、多少不審がられるとは思うけど、それがいいわね」と答えた


彼女の名は高本真紀。白井と同じでエース等のいる謎の組織に潜入している潜入捜査官で組織では『ナブラ』と呼ばれている



「こちら里間、応答願います」


突然無線機からそう聞こえた。なので高梨は二人の潜入捜査官に「少々すみません」と言い、無線に出た


「どう?下は」


高梨がそう聞くと里間から「それが誰もいません……」と返ってきた。なので高梨は「どういうこと?さっき見たときは確かにいたのに……」と言うと窓から顔を出して下を見た


下には里間が居り、里間の足下に大量の血があるのが見えた


「それは血なのよね?だとしたらどうやって」


高梨は現場を見たままそう聞いた。すると里間はしゃがんで足下にある液体を確認すると「何かは分かりませんが、血じゃないです。これ」と言ってきた


なので高梨は「貴方はそこで待ってて」と指示をだし、無線を切った。そして周波数を変えると「こちら高梨、藤井二佐応答願います」と言った


「こちら藤井、用件をどうぞ」


「エースを逃がしました」


高梨がそう報告すると藤井が「どの方向へ?」と聞いてきた。なので高梨は「すみません。それは分かりません」と応答した。すると藤田から「了解しました。此方は対処に当たります」と言われると、無線は切れてしまった


「高梨さん。自分らはどうしましょう」


そう聞いたのは平場だった。なので高梨は「とりあえず私たちは下に行くわよ。三ツ木さんと合流しないと」と言った



ガチャッ!


突然高梨達のいる部屋の扉が開いた。なので高梨が扉のある方向を見るとそこには三ツ木がいた


「エースの件は聞いた。この二人以外は捜索するよ」


三ツ木は白井と高本をチラッと見るとそう言った


「了解です。それと対策部に応援を求めては……」


高梨がそう言うと三ツ木は「あぁ、宇土にはもう伝えたよ」と答えた。するとそんな三ツ木の所に女性捜査官がやって来た。そしてその女性捜査官は三ツ木に「対策部より報告、本館付近にてエースを発見したとのことです」と報告した


「高梨聞いたか?」


報告を聞くと三ツ木はそう聞いた


「えぇ、すぐに行きます」


高梨はそう言うと部下達と共に部屋から出ていった……



六王子大学、本館付近にて……


「このままじゃ逃げられるぞ」


そう言ったのは冨沢だった


林班はほんの少し前に本館付近で不審者を見つけていた。そんな所に宇土から『エースの確保』の指示を受けたため、林が声かけをした


そして今に至るというわけだった


「林!撃った方が良くない?」


冨沢はエースを追いかけながらそう言った。けれど林は「本当は撃った方が良いんだろうけど、ここは大学で普通の人もいるから……」と答えた



今回の二つの作戦は大学が普通に開いている間に行われていた。なので当然のことながら大学の敷地内には一般の学生も沢山いた


「でもこのままじゃ一般人に被害が……」


冨沢がそう言ったときだった。エースの逃げる先に笛中班がいるのが見えた。なので冨沢は「笛中班だ」と言った


すると突然エースは足を止めた。なので林達も一定の距離を保った状態で立ち止まった。そしてエースを捕まえるために拳銃を取り出した


「手を挙げろ」


林は拳銃を向けてそう言った。けれどエースは手を挙げずにただ突っ立っていた。なので林は中鈴と佐伯に「二人とも拳銃を出して、奴に向けてくれ」と指示を出した


すると冨沢が「俺と小牧は?」と聞いてきた。なので林は「二人はゾンビの警戒をして」と指示を出した


なので冨沢は「了解!」と言い、刀を鞘から抜いた


『周りの警戒か……』


小牧は林の指示を受けると槍を強く握った。そんな中、林は拳銃を向けたままエースにゆっくりと近付いていった



「林離れろ!」


突然笛中がそう叫んだ。なので林がとっさに一歩下がると、突然エースが剣を振ってきた


林はそれをギリギリの所で避けた


「林!少し下がってろ!」


冨沢はそう言い、林の前に出た


「少しの間頼む」


林はそう言うとエースから離れ、拳銃をしまった。そして代わりに剣を抜いた


するとそんな所に笛中班がやって来た


「林、ここは銃の方がいい」


林はそう言われると冨沢に「一回離れろ」と指示を出した。けれどエースの攻撃が続いており、冨沢はその場を離れることが出来なかった


「無理言うな。どうやっても無理だわ」


冨沢がそう言ってきた。すると笛中の部下の風戸が「撃っちゃう?」と聞いてきた。けれど笛中は「この中に銃が得意なやついない時点で、それは危険だ」と答えた


「じゃあどうするの?」


風戸にそう聞かれたが、笛中にもどうしたら良いか分からなかった。するとそんな所にサブマシンガンを持っている男性調査官がやって来た……


笛中叶多ふえなかかなた


二等ゾンビ対策佐官


武器……ナイフ×2

特注の短刀

拳銃

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