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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第一章 新人
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#015 邪魔者

倉科がそう言うと一部の隊員は拳銃を取り出した。そして倉科の合図とともに一斉に撃ち始めた。そして倉科は暫くしてから止めるよう合図した… がまだゾンビは倒れていない。


ゾンビには希に極端に強いやつが存在する。そのゾンビは走る事はもちろん、人を殴り殺すこともある。しかも倒そうとするとかなりの確率で避けられてしまうのだ。


ガチャ!


そんな音がすると倉科はゾンビに変な物を向けていた。そして次の瞬間…


バッ!


そこからはネットが出てきた。そう、これは捕獲機でゾンビの動きを封じ込めるものだった。そしてゾンビにそれが頭からかかるとさっきまでの動きが出来なくなってしまった。


バッ!


そのネットに絡まってしまったゾンビの上から誰かが落ちてきた… その人はゾンビの頭上に落ちる直前に鎌を振った。


ドチャッ!


そこからゾンビは動かなくなった。


「羽部、ナイス!」


…と丹波が言うと羽部はこう言った。


「そう…」


と…




渋谷門付近…


それは突然やって来た。ある班がその存在に気が付くと周りの班に聞こえるように叫んだのだった。


「ゾンビが来てるぞ!」


…と。するとそのゾンビとの距離が最も近かった小牧が地面に置いてあった槍を拾い上げた。そしてそのゾンビを倒す為に渋谷門から出ようとした時だった!


「じゃまだ!」


小牧は誰かにそう言われるとそのまま肩を掴まれて後ろに倒されてしまった。新庄は小牧の事を気にせずにそのままゾンビのいる方向に高力銃を向けた。


「死ね!」


……と言うと引き金を引いた。すると銃の大きさとは別にたいした音も出ずに弾丸は発射された。


バタッ!


弾丸がゾンビの額部分にあたるとゾンビは倒れてしまった。新庄はそれを見ると小牧の方へとやって来た。そしてそのまま横を通って行ってしまった…


すると…


「ごめんね、うちの班長が…」


……と新庄の部下がそう言ってきた。小牧は「大丈夫ですよ」と言って林の下に戻っていったが今思うと新庄の部下は補佐が大変何だな~と思っていた…





新庄優しんじょうゆう


二等ゾンビ対策佐官


武器…高力銃

拳銃

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