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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第二章 弱体化
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#127 連行

関東ゾンビ殺所場……



「例の車来ました!」


そう言ったのは一ノ瀬だった。それを聞いた北音寺はすぐに門を開けるよう指示をした……


この北音寺班は埼玉支部改革作戦で捕まえた支部長などが逃げ出さないように殺所に来ていた。しかし支部長の長谷川は逃げ出すことを諦めており、殺所の職員の指示に従っていた


「何も起きませんね」


そう言ったのは相須だった。いま北音寺と相須は殺所にある監視塔にいた。この監視塔はこの施設の中で一番高く、監視するにはとても良い建物だった


「班長!あそこに鵜野一等がいますよ!」


相須は殺所の北門を指差してそう言った。しかし鵜野は北音寺の指示で北門に待機させているため、当たり前だった


「当然だ。いない方がおかしい」


北音寺はそう言うと相須の指差す北門を双眼鏡を使って見た。するとそこには刀を構えている鵜野がいた


「鵜野一等なんで刀なんか抜いてるのかな?」


相須がそう言ったときだった。突然マントを羽織っている人が鵜野に近付いた。すると鵜野は倒れてしまった


「相須、行くよ」


「どこにですか?」


相須はそう聞いた。すると北音寺は階段を下りながらこう言った


「北門に、鵜野が不審者にやられた」


相須はそれを聞くと階段を下り始めた……



関東ゾンビ殺所場北門……


「あれは……」


北門につくと相須はそう言った。北門にはマントを羽織っている人が立っていた。そしてその足下には無惨な姿になった鵜野が倒れていた


「サイス、殺れ」


マントを羽織っているシンクはボソッと言った。すると相須は腹から血を流して倒れてしまった


「どこから……」


北音寺は銃声がした方を見ると、そこに拳銃を持っているサイスがいた


「流石に二対一は不利だからね。一人倒れてさせてもらったよ」


シンクはニヤつきながらそう言った。すると北音寺は無言で剣を抜いた。そしてそのままシンクに斬りかかった。しかしシンクも簡単にはやられなかった。シンクは持っていた剣で刀を防いだのだった


「サイス!頼む!」


シンクがそう叫ぶとサイスは拳銃をしまった。そして代わりに剣を抜いた


「任せな」


サイスはそう言うと北音寺に斬りかかった。しかし北音寺はギリギリのところで剣をよけた。そして二対一は不利だと判断し、相須のいる所まで下がった


「二対一、勝ったな」


「一気に詰めようか」


サイスがそう言った時だった。突然サイスの持っていた剣が手から落ちた


「何があっ……」


サイスはそう言うと倒れてしまった。サイスの隣にいたシンクはすぐに後ろを向いた。すると後ろには武器を持った片原と一ノ瀬がいた


「仕方ない。これを使おう」


シンクはそう言うと箱を取り出した。そして箱を開けると中から赤色のスイッチが出てきた


「それを押させるな!」


北音寺が二人にそう言ったが、すでに遅かった。シンクがそのスイッチを押すと突然爆発音が聞こえた


「あとは頑張りな」


シンクはそう言うとサイスを抱えて殺所の敷地から出ていってしまった。しかし北音寺達はサイスとシンクを追いかけている余裕がなかった


「あそこは地下危険生物独房じゃ……」


「一ノ瀬は相須を安全な所に運ぶのと、本部に応援要請をしてくれ。片原は俺と一緒に爆発した所を見に行く」


「了解」


そう言うと片原は北音寺と共に爆発したと思われる地下危険生物独房へと向かって走り始めた……




ゾンビ殲滅局東京本部、対策2専用室……


「戻ってきたぞー」


冨沢はそう言うと自分の席に座った。小牧と中鈴も武器をしまうと席に座った。しかし林だけは座らずに周りを見ていた


「どうしたの?」


「いや、T以降の班が居ないからどこに行ったのかなって」


林はそう言うと剣をしまった。すると隣の班の神尾が林にこう言った


「TからZ班、第二、第三部隊は水瀬班のいる東京駅に行ったぞ。そのうち本部も襲われるかもな」


神尾はそう言うと自分の班に戻ってしまった。本部は襲われてもランチャーやマシンガンといったゾンビを一掃できる装備があるため問題はないだろう。それより今大変なことになっているのは、そういった武器が使えない東京駅だろう……



バンッ!


突然扉が開くと、中に宇土が入ってきた。宇土は対策2専用室にはいると皆に聞こえるようにこう言った


「殺所にある地下危険生物独房が襲われた!川中班と神尾班はすぐに向かって下さい」


宇土はそう言うと部屋から出ていってしまった。それを聞いた神尾はすぐに武器を取ると部下達と共に走って行ってしまった


「地下危険生物独房って強いゾンビが入っている監獄ですよね?」


小牧は林にそう聞いた。それを聞いた林は頷きこう言った


「あそこは本当にヤバい。一回だけ入ったことあるけど、本当に危険な奴が集まってる」


「まじか、普通にヤバくないか?」


そう言ったのは冨沢だった。しかし冨沢を見る限り手にアイスを持っていて緊張感がなかった。そんなとき林は、もし東京本部だけで手におえなくなったら、宇土が他の県に応援要請を出すだろうと思っていた……



北音寺涼二ほくおんじりょうじ


二等ゾンビ対策佐官


武器……刀

短剣

拳銃


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