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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第二章 弱体化
139/347

#126 再度

埼玉支部、支部長室……


ドンッ!


林が壁にぶつかると壁に穴が空いた。なので小牧がその穴から中に入ると、支部長室には支部長と思われる男性と女性対策官が二人いた。小牧はその埼玉支部長にこう言った


「長谷川慶二、埼玉支部長。あなたを関東ゾンビ殺所場まで連れていきます」


小牧がそう言うと埼玉支部長の長谷川はこう言った


「馬鹿か、ここは埼玉。仲野の言うことは聞かんぞ!とっとと追い出せ!」


長谷川は一緒にいたダイスの対策官にこう言った。しかし二人とも武器を手に持たず、ただ見ていた


「お前らなんで殺らない!」


「当たり前でしょ。私達は羅那ちゃんに頼まれて入ったんだから。案の定腐りきってたわ」


「居川、裏切ったな!」


長谷川はそう言うと拳銃を取り出した。そして近くにいた小牧に向けた。そして次の瞬間……



パンッ!


一発の銃声がすると長谷川の拳銃が床に落ちた。そして長谷川の手から血が溢れでた


「捕まえろ!」


林がそう言うと、冨沢と小牧は長谷川を捕まえに行った。二人が本部長を捕まえているとき、有川班の佐瀬が支部長室に入ってきた。そして林にこう言った


「作戦は終了。ダイスの人も一応本部に連れていけってさ」


「了解です」


佐瀬はそう言うと部屋から出ようとしたが、穴をくぐる前に林にこう言った


「さっきのセーフだったでしょ?」


佐瀬はそう言うと林に拳銃を見せた。林はそれを見るとすぐに長谷川を撃ったのが佐瀬だと分かった。なのでこう言った


「はい。ギリギリセーフでした」


佐瀬はそれを聞くと拳銃をしまってから、部屋を出ていった。支部長室に残っている林班は、長谷川を一階まで連れていくという任務が残っていた……




埼玉支部前の道路……


ここには東京本部の小型バスが止まっていた。そのバスには埼玉支部で悪事を働いたとさせる最高司令官や一等ゾンビ対策佐官が乗せられていた。バスに乗せられていた人達は逃げ出そうにも、スパイを運ぶ専用のバスのため、逃げ出せなかった……


「芝司令、怪我をしている支部長以外の人間は全員乗せました」


「分かった。柚木班は本部に戻れ」


「了解」


柚木はそう言うと部下達にいるところへと行ってしまった。この「埼玉支部改革作戦」の主司令である芝は作戦司令車に戻ると、部下にこう言った


「埼玉支部改革作戦は終了したと、本部に伝えてくれ」


「了解です」


そう言うと部下の男性は無線機を使い、本部に連絡し始めた。対策3の参加する作戦の場合、作戦終了後は本部に報告してから戻ることになっていた。なので芝は報告が終わるまで外を見ていた。するとそんな芝に一人の部下がこう言った


「無事作戦が終わりましたね」


「それはどういうことだ?」


「そのままです……」


芝はそれ以上聞くのを止めた。東京本部の対策官に司令官の名前をあげさせるとしたら、ほとんどの人が宇土というだろう。芝はそれだけ宇土より技術面で劣っていた。なのでこの作戦が成功したことで、少しは名が知られるかも知れない。そう願いたかった芝だった




「芝司令!大変です!本部にすぐ戻れだそうです!」


そう言ったのは本部に報告をしていた部下だった。部下のあまりの慌てようから芝はこう質問した


「本部で何があった?」


「分かりません。本部の司令官にすぐに戻れとだけ言われたので……」


「飯田!染井班のみ埼玉支部に残し、他の対策官は急いで本部に行かせろ!」


「了解」


部下の飯田はそう言うと作戦司令車から出ていってしまった。外では作戦に参加している対策官達が後処理をしていた。そんな対策官達に飯田は本部に戻るよう伝えていった……




東京駅丸の内北口……


それは民間人からの通報から全てが始まった。その通報内容は、東京駅にゾンビが出たというものだった。このときはいつもの少数のゾンビが現れただけだろうと判断し、東京本部は水瀬班に討伐させにいかせた。しかしその判断は間違いだった。水瀬班が現場について見ると、ゾンビは少数ではなく沢山いたのだった


「この数は無理だ!保見は応援要請を、残りは民間人の避難をさせろ!」


「了解!」


桜庭がそう指示すると班員達はそれぞれの役割を果たすために移動し始めた。すると水瀬が桜庭にこう言った


「桜庭、こいつらゾンビになったばかりみたいだよ」


水瀬はそう言うと、今倒したばかりのゾンビの死体を桜庭に見せた。そのゾンビが着ている服はスーツなどで、肉もしまっていた


「とりあえず本部からの応援を待ちましょう。一回引きますよ」


桜庭はそう言うと水瀬を引っ張って駅の出口へと向かった……



ゾンビ殲滅局東京本部、第一司令室……


「東京駅には第二、第三部隊、TからZ班を送れ!残りは本部待機!」


そう言ったのは宇土だった。東京本部は水瀬班からの応援要請によって、かなり大規模な襲撃だと判断し、宇土司令部隊が第一司令室を使って指示を出していた


「宇土、今はどうなってる?」


そう言ったのは仲野だった。なので宇土はこう説明した


「一部の対策官を東京駅に送ったと同時に、埼玉支部改革作戦に参加している対策官のほとんどを本部に戻るよう芝に伝えました。しばらくは様子見ですね」


「そうか、もしヤバくなったら他県に応援要請をしろよ」


仲野はそう言うと窓から外を見た。しかし東京本部の周りには高い建物が建っているため、ここから東京駅は見えなかった……




居川美賢いかわみさと


一等ゾンビ対策佐官


武器……ロングソード

短剣

拳銃

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