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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第二章 弱体化
128/347

#116 調査

東京本部第二会議室……


「とりあえず潜入捜査官がある程度調べてきたらもう一度、会議をしましょう。解散」


藍卯はそう言うと会議室から出ていった。


「宇土大丈夫かな?アイツ喧嘩すると結構ひきずるし……」


そう言ったのは米田だった。米田は過去に宇土とささいなことで喧嘩をしていたときがあった。そのとき、米田は喧嘩が起きた次の日から宇土に普通に話しかけていたが、宇土は一週間以上無視し続けていたのだ。


「埼玉支部のことは司令官に任せますよ」


そう言ったのは林だった。なので宇土がいなかったので代わりに米田がこう言った


「分かった。任せろ」


林はそれを聞くと会議室から出ていってしまった。米田は任せろと言ってしまったものの、無事作戦を終わらせられるか心配で仕方なかった……



東京本部、副本部長室前……


「さて、どうするものか……」


そう言ったのは宇土だった。しかし宇土はいま副本部長の郡山とささいなことで喧嘩をしていた。なので副本部長室の扉を叩きづらかった。すると副本部長室の前で戸惑っている宇土に誰かが話しかけた


「何してるんだ?」


宇土はそう言われると後ろを向いた。するとそこには藍卯が立っていた


「いや、まだ心の準備が……」


宇土がそう言うと、藍卯は強めにこう言った


「馬鹿か。頼りない先輩だな」


藍卯はそう言うと副本部長室の扉を叩いた。そして遠慮なく扉を開けた


「郡山、突然悪いが潜入捜査官を数人貸してくれ」


藍卯は部屋に入ると郡山にそう言った。郡山はあまりに突然のことで何を言っているか理解出来なかったが、こう言った


「その潜入捜査官をどうするつもりだ?」


「埼玉支部に潜らせて、支部長の周りの人間を調べてきてほしい」


藍卯がそう言うと郡山はスマホを取り出した。そして何人かにメールを送るとこう言った


「数日まて、情報が集まったら伝える」


「分かった。頼んだぞ」


藍卯はそう言うと部屋から出ようとした。しかし部屋から出る前に郡山がこう言った


「それと、一応俺の方が言っちゃ悪いが階級上だし敬語使ったら?」


郡山がそう言うと藍卯はいつも通りの口調でこう言った


「私は仲野にしか敬語は使わない。それより例の件は頼むよ」


藍卯はそう言うと副本部長室から出ていってしまった。副本部長室に一人になった郡山は小声でこう言った


「仲野には敬語使うのに呼び捨てかよ……」


郡山はそう言うとさっきまでしていた作業に戻った……




東京本部対策5専用室、第二研究室……


その研究室では一人の男性が骨を切断しようとしていた。そしてその研究室の外には対策2の鵜飼がいた。鵜飼はいま「ZN建築株式会社ゾンビ殲滅作戦」で倒した亜種ゾンビの中から出てきた骨のようなものを、対策5の城山に何か調べてもらっているのだ



ガチャッ!


研究室の扉が開くと城山が骨の入ったビーカーを持って出てきた。そしてそのビーカーを鵜飼に見せながらこう言った


「とりあえず切れたけど、中から変な液体が出てきたよ。これが何か調べるにはもう少し時間がかかりそうだよ」


「そうですか。結果が出たら教えて下さい。自分はいつもの仕事に戻りますので」


「分かったよ」


鵜飼はそう言うと第五専用室から出ようとした。すると鵜飼が扉を開ける前に、誰かが扉を開けた。そして中に対策4の下原が入ってきた


「鵜飼准官に城山さん!小牧一等の槍を調べたら普通とは違う物質が出てきました」


「何が出てきたんだ?」


城山は慌ててきた下原にそう聞いた。すると下原は一回深呼吸をしてからこう言った


「よく分からない液体が槍全体にコーティングされていたんです」


下原がそう言うと城山は謎の液体の入っているビーカーを下原に見せながらこう言った


「その槍にコーティングされている成分を調べられるか?もしかしたら、これがコーティングされているのかも知れない」


「分かりました。今すぐ調べてきます」


下原はそう言うと対策4専用室に戻ろうとした。そんな下原を城山は呼び止めた


「そこの第一実験室を使っていいから、ここで調べていけ。対策4より新しい機械が揃ってるから」


城山はそう言うと壁に掛かっていた、第一実験室の鍵を下原に渡した。下原はそれを受け取ると第一実験室に入っていった


「えっと自分はどうしましょうか……」


そう言ったのは鵜飼だった。鵜飼は城山に謎の液体を見せてもらった時点で対策2専用室に帰ろうとしていたが、下原に止められてしまったのだ。しかしここにいても意味がない。なので城山はこう言った


「鵜飼はかえっていいよ。思ったより調べるのに時間がかかりそうだし」


「分かりました。それではまた後で」


鵜飼はそう言うと対策5専用室から出ていった。


「さて、俺もさっさと調べるか」


城山はそう言うと謎の液体の入ったビーカーを持って第二研究室に入っていった。そんな謎の液体の調査を近くから見ている人がいた……




城山統士郎しろやまとうしろう


最高研究官


武器……拳銃

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