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僕らはゾンビ対策官  作者: ソーダ
第二章 弱体化
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#108 応援要請

東京のとあるビルの屋上……



「ヘッドショット!ちゃんと殺したぞ」


そう言ったのはサイスだった。そして近くにはエースもいた。この二人はキング(中島)を殺すためにこのビルの屋上にいたのだ。


「でもまさかキングがボスじゃなかったなんてな……」


そう言ったのはエースだった。エースは今までキングが組織のボスだと思い、みんなに指示を伝えてきていた。なのでキングを殺せと言われたときは驚いていた。キルをは本当はボスではなくあくまで仮ボスだったのだ。


「まぁボスが誰だろうと構わない。とりあえず俺らはこの仕事をすればいいんだ」


サイスはそう言うとライフルをしまうと立ち上がった。そして階段を下りていってしまった。二人はボスの指示通り(キング)中島を殺したものの、蒔村がこの世界の真実に近い予想を持っていることには変わりない。キングが殺しそこねたお陰で蒔村は病院に運ばれてしまった。多分蒔村の運ばれた病院は殲滅局によって守られるだろう。なので殲滅局に蒔村の予想がバレることはほぼ決定していた……



ゾンビ殲滅局東京本部、第五会議室……


そこでは中島に関する緊急の上層会議が行われようとしていた。今回、中島がスパイとして本部に潜入していたことや、ゾンビの発生原因について話されようとしていた……


「全員いるね。じゃあ林、さっき何があったか教えてくれないか?」


そう言ったのは仲野だった。すると林は立ち上がるとみんなに説明しはじめた。


「結果から言います。最終的には自分の班の中島が殺されました。しかし中島はやつらの仲間でエースよりも偉い人間だったみたいです」


「蒔村がその中島ってやつに殺されかけたのは本当か?」


有川がそう言うと林はこう言った。


「それは分かりませんが、多分そうでしょう。その事については伊中研究官に聞かないと分かりません」


林はそう言うと席に座った。すると近くに座っていた宇土がこう言った。


「そもそもなんで中島がスパイだと気がつかなかったんだ?スパイなら潜入捜査で分かるんじゃないのか?」


宇土は郡山を見ながらそう言った。しかし郡山は何も答えなかった。するとそんな宇土に仲野はこう言った。


「起きたことを責めても仕方ないだろ。とりあえず今優先すべき事はまだ局内にスパイが居ないか捜査すること。そして蒔村を守ることだ。蒔村は笛中に任せる」


「了解!」


笛中はそう言うと部屋から出て行ってしまった。すると有川が仲野にこう聞いた。


「なんで蒔村に護衛をつけさせたんだ?」


すると仲野は有川にこう言った。


「今回、蒔村が殺されかけたのは何か知ってはいけないことを知っているかもしれないからだ。だとしたら本部が守ってその情報を手に入れるしかないだろ?」


「だけど護衛を笛中班に任せてよかったのか?」


そう言ったのは布田だった。仲野はその質問に答えようとした時だった。


バンッ!


突然会議室の扉が開いた。そして中に米田が入ってきた。


「仲野本部長!埼玉支部から応援要請がきました!」


米田がそう言うと仲野はすぐにこう言った。


「布田と新宮の部隊が行け!司令官からは宇土達がいけ!」


「了解」


そう言うと布田と新宮は部屋から出ていった。しかし宇土はまだ部屋の中にいた。宇土はドアの前までいくと仲野にこう言った。


「本部は頼みますよ」


宇土がそう言うと仲野がこう返した。


「任せろ。安心して行ってこい」


宇土はそれを聞くと部屋から出て行ってしまった。他の県から応援要請が来ることはめったにない。それは他県に応援を頼むにはほぼ壊滅状態になっていないと頼めないという暗黙のルールがあった。なので応援として駆けつける対策官が現場につくときには、死体でめちゃくちゃになっていることが多いのだった……


「いっかい会議は中断だ。それぞれ埼玉方面からくるかもしれないゾンビに警戒しろ!」


「了解」


そう言うと対策官達は部屋から出ていき、自分達の居場所へと戻っていった。そんななか、仲野は最後まで会議室にいた。そしてこう言った。


「大変なことになったな……」



東京本部、対策3専用室……


「米田!場所は?」


「埼玉県大宮駅、突然ゾンビが現れたと通報があったらしい」


そう答えたのは米田だった。すると宇土は部下達にこう言った。


「全員急いで作戦司令車に乗れ!俺は少ししたらいく」


「了解です」


そう言うと部下達は先に作戦司令車のある地下駐車場へといってしまった。宇土は一人になると部屋にあるロッカーからショットガンを取り出した。そして部下達のいる地下駐車場へと走り出した……







堤准一つつみじゅんいち


准高司令官


武器……拳銃

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