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加藤良介 エッセイ集

徹底解説『「俺はただ可愛い女奴隷が欲しいだけなんだー」と、馬鹿なおにぃーが申しております』の隠されたテーマとは

作者: 加藤 良介

 よろしいですか。読んでこられましたでしょうか。

 まだ、原本を読んでない方は読んできてくださいね。そうしないと、面白さ90%減です。


 読んでこられた方、誠にありがとうございます。

 それでは参りましょう。

 はい。皆さま。こんにちは。 

 加藤良介でございます。

 今回は、拙著『「俺はただ可愛い女奴隷が欲しいだけなんだー」と、馬鹿なおにぃーが申しております』の解説をしていきたいと思います。

 自分の作品を頼まれてもいないのに自分で解説。

 ( ̄д ̄)// 自意識高杉。乙!!


 おそらく「小説家になろう」初の試みではないでしょうか。

 自分の作品を細かく自分で解説するなんて野暮の極み。

 ( ̄д ̄)// そりゃ誰もやらんわ。


 人気作家さんなら、多くの人が読んで、考察とかしてくれる人も増えるのでしょうが、残念ながら読者様の絶対数が少ないので仕方ありません。

 (´▽`)// 自分でします。カッコ悪ー。


 折角頑張って凝った作品を作ったんだから、裏を知ってほしいじゃん。

 という事で、始まり始まり。




 ① ストーリーと設定はあってないような物


 この作品で、最も軽視されているのが、ストーリーと舞台設定です。

 よく分からん魔王を二人の兄妹が倒すところから始まりますが、これは、普通の平民が大金を手に入れるための設定で、それ以上の意味はありません。

 また、最終的に美少女奴隷の価格が高すぎて買えませんが、買えないというオチのための設定です。それ以上の意味はありません。

 この二つは軽く流してください。

 私もなんにも考えていません。つまり、いつものナーロッパです。




 ② 実はテーマがある寓話的作品


 この作品を投稿するにあたって、私は一つ悩みました。

 「あれ? この作品、どこのジャンルに投稿しよう」と言う事です。

 はい。何言ってんだ。って感じですが、ご説明します。

 この作品は現状、ハイファンタジーのジャンルに投稿されていますが、本質的には「エッセイ」です。

 持論を展開するためにファンタジー世界を舞台にしているだけです。そして、ストーリー展開は兄妹漫才なコメディー。最終的には「寓話的」になります。

 では、なぜ、ファンタジー部門に投稿したかというと、答えは簡単。

 読者数が多いからですよね。読んでもえないと始まりません。

 ( ̄▽ ̄)// これに尽きます。


 内容は完全に物語仕立てなので、エッセイに置くと変な感じですし、だからと言って最初から童話のジャンルに置いたらあからさま。コメディーでは読まれにくいでしょう。

 この、ジャンル分けが、この作品を分からなくする第一の要因だと思います。

 だって、これを読む人は、この作品を普通のファンタジー作品と思って読むわけですから、意味が分からないくなるのも当然です。

 ごめんなさい。m(_ _)m

 でも、ここは、捻らせてくださいよ。

 あまりにあからさまにと、いうのも野暮ってもんですから。

 一応、ただのファンタジー小説としても読めるだけの体裁を整えたつもりです。




 ③ レイヤー構造になっている作品


 おっと、カッコつけて横文字を使ってしまいました。

 意識高い系ですね。鬱陶しいですね。面倒くさいですね。

 〇ねばいいのに。

 レイヤー構造とは・・・はい。ググって下さい。

 (;゜Д゜)// 嘘です。怒らないでください。


 レイヤーとは階層。

 この作品は三層からなる階層構造になっています。

 先にご説明した「エッセイ」「ナーロッパ」「コメディー」の三層構造です。

 大丈夫。別に難しくありませんよ。

 高畑勲や宮崎駿作品のような、難解で芸術的なレイヤー構造ではありません。

 (; ・`д・´)// ってか、あんなもん作れるか!!

 流石、戦後ド左翼のインテリ共。頭の構造が違い過ぎる。


 構造自体は単純に要素を重ねただけ。しかも下地が丸見えになるように置きました。

 上に綺麗に重ねるのではなく、斜めにずらして置いた感じです。

 一番の下地である「エッセイ」を「ナーロッパ」の世界観で構築して、ストーリー展開は兄妹漫才の「コメディー」にしました。




 ④ テーマ発表


 いつまでも引っ張るわけにもいきません。

 これ以上引っ張ると読むのが嫌になります。

 それでは、本作のテーマを発表したいと思います。


 ドロドロドロドロドロ・・・・・・デデン。

 この作品のテーマは。


 「小説家になろうにおける美少女奴隷の売買から見る、現代日本人の恋愛論」です。


 読まないでしょ!!

 絶対に読まないでしょ!!

 このテーマで私が投稿しても読まないでしょ!!これ。

 (;一_一)// 私だって読まんわ。こんな面倒くさいテーマ。勝手にやってろって感じです。

 

 はい、この作品はファンタジー小説ではないのです。揶揄を交えた嫌味な恋愛論なのです。

 



 ⑤ 台詞がおかしい


 「後付け設定だ」という指摘があるかもしれませんが、んな事はしません。

 これが、現代日本人の恋愛論であることの証明を提示していきたいと思います。

 皆様。読みだしておかしいとは思いませんでしたか?

 具体的に言うと、アブドルの台詞。


 「教えてくれよ。マイシスター」

 「それが自由競争、資本主義社会ってもんだ」

 「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!これよ。これですよ」

 「高いよ。衛星周回軌道上から見てるのかな」


 アブドルだけではありません。妹のサリーアの台詞もおかしい。


 「絶対、言葉のチョイスを間違ってる」


 明らかにおかしいでしょ。この台詞たち。

 別に、作者の頭がおかしいわけではありません。

 (ノД`)・゜・。多分。


 ファンタジー世界の住人なら、こんな台詞、絶対に口にしません。

 和製英語に、現代社会の概念。これらの台詞が意味するのはとてもシンプルです。


 「この二人は現代日本人ですよー。ファンタジー世界の住人ではありませんよー」と言っているのです。

 

 こう書いちゃうと、なろうでは「転生者か? 」みたいな話になるかもしれませんが、違います。

 単純に日本人です。

 現代日本人が、日本の常識に則って会話しているのです。




 ⑥ 実は屑ではないアブドル


 この作品では一貫して兄のアブドルは屑として扱われますが、お気付きでしょうか。この作品で彼の事を屑と呼ぶのは、妹のサリーア一人だけです。

 他にも、奴隷商人、酒場の小男、競りの運営人など出てきますが、彼らはアブドルの事を屑とは言いませんし、思ってもいません。

 サーリアだけがアブドルを屑呼ばわりして、アブドルは反論せずに開き直っています。


 考えてもみてください。

 この、アブドル。何処が屑なのでしょうか。

 性格は捻くれてはいますが、妹と一緒に危険を冒して魔王を討伐し、王様から貰った正当な報酬で、自分の欲しいものを買うだけの男です。

 ( ̄▽ ̄)// めっちゃ健全。


 この世界では奴隷の売買は、お日様の下で市場が開かれていることからも分かる通り、正式に認められているビジネスです。

 それを買う事に何の問題もありません。

 では、なぜ、屑呼ばわりされても違和感がないのか。

 それは、発言者が女である妹であり、読んでいる読者さんが現代日本人だからです。

 女性や現代日本人の感覚からすると、性欲のために女奴隷を購入することは、まさに屑野郎です。

 ここに反論がある人は、もう一度情操教育を受け直した方が社会への適合性が上昇すると愚考いたします。

 

 本文では省きましたが、このアブドル。勇者に選抜され、魔王討伐の命を受けた妹が心配で付いてきた男です。

 言うなれば、「はじめてのおつかい」でお使いを頼まれた妹が心配で、一緒に付いてきちゃったお兄ちゃんですなのです。

 Σ(・ω・ノ)ノ! アブドルめっちゃいいやつ。兄の鏡と言ってもいい。だれだよ。こんないい男を屑呼ばわりするなんて。




 ⑦ 女奴隷が欲しい理由


 ここは、本文通りです。

 普通の女の子が苦手なだけです。

 ですから、アブドルは金で解決する女奴隷を買おうとしたのです。

 いろんなことを、すっ飛ばそうとしたんですね。

 (;´・ω・) アレ? 性根は充分屑いな。


 「性欲だけ満足させたいのなら、風俗にでも行けばいいじゃん」とのご指摘があるかとは思いますが。風俗と女奴隷は明確な差が存在いたします。

 

 まずは、ストーリー構成上の問題。

 アブドルが娼館に駆け込んじゃうと、サリーアが付いて行けません。 

 彼女がギリギリ付いて行けるのが、美少女奴隷のオークションなのです。


 次が本質的な違いです。

 一言で言ってしまうと、生々しいからです。

 また、風俗に行ける男は、女を必要以上に怖がったりしないはずです。

 更に、奴隷には風俗という文字から感じられる泥臭さが存在いたしません。

 それは何故か。


 いないからですよ。

 (=゜ω゜)ノ だって見たことないでしょ。奴隷の人。


 フィクションの中の存在なのですよ。奴隷ってのは。現実世界には居ません。

 少なくとも現代日本社会においては、私は見たことありません。

 見たことある人は、警察か労働基準監督署などの行政機関にご一報をお願いいたします。


 女奴隷には、現実に存在する風俗店のような生臭さを感じないのです。

 だから、なろうでは主人公は風俗店に行かないで、美少女奴隷を買うのですよ。




 ⑧ 美少女奴隷とは


 ここまでで、もうお分かりかとは存じますが、この作品での美少女奴隷とは、ゲームやアニメなどの美少女キャラであり、AKBに代表されるアイドル達のメタファーです。

 

 アブドルは現実の女の子との恋愛は諦めて、二次元の世界、画面の向こう側の世界、オッサンが作り上げた妄想の世界に旅立ったのです。だから、サリーアはタイトルで馬鹿だと言ったんです。


 調べようもないので間違っていたらごめんなさいですが、二次元の世界に旅立った人たちは風俗とかは、行かないのではないでしょうか。

 風俗は人対人。良くも悪くも生々しすぎるからです。

 もちろん、どっちもいける人も居るとは思いますけど、少なくともアブドルはいけません。そう言う男です。

 彼は、現実世界に見切りをつけて、ナ〇シカに導かれて、蒼き清浄な地へと旅立ったのです。


 ( ̄▽ ̄)// ねっ。現代日本人の恋愛論になっているでしょ。ドャ。



 

 ⑨ 実はヤバいのはサリーア


 一見、おバカな兄貴を嗜める、可愛い妹ちゃんに見えるかもしれませんが、流石は兄妹。

 この、サリーアも充分、行っちゃっている女の子です。

 どこに行っちゃってるか。

 アブドルが言いましたよね。

 そう、衛星周回軌道上です。

 そこから地面を見ているわけですよ。我々下々の者を見下ろしてているわけです。随分高い所から見てますねぇ。

 (。´・ω・)? 偵察衛星かな。


 彼女は図らずも、アブドルが一般人相手に恋愛できない理由を言っちゃってくれてます。

 それが「私の好みは、私より強い人」発言です。

 (;゜Д゜) ヒィーーー。


 分からない?

 では、現代語訳いたしましょう。


 「私は私以上のランクの男としか付き合いません」です。


 怖いでしょう。怖すぎるでしょう男性諸君。

 青学出てたら、それ以上の大学出身の男としか付き合いませんよと言っているのですよ。この女。

 (ノД`)・゜・。私なら泣いちゃうね。


 あっ、もちろん、学歴の高い女性がみんなこんな風に考えていると言いたい訳ではありませんよ。誤解しないでください。

 偏差値が青学より上の大学出身で、そんなこと、まるで考えない人をリアルで知っていますから。 

 あくまでも、彼女は簡略化されたモデルケースです。


 ヤバイ。ヤバイよ。サリーア。私は君の将来が心配。

 まぁ、彼女の場合は真正の勝ち組ですから、結婚相手には困りませんけどね。

 ただし、幸せになれるかと言えば。

 (;一_一) うーん。ちょっと自意識高すぎんじゃねぇの。


 こんな、女、口説けるかって話なんですよ。

 無理やろ。書類審査の段階ではねられとるやないか。

 だれも、面接に行けないでしょうよ。

 だから、アブドルは現実の女の子にアタックせずに、可愛い女奴隷を買おうと思ったのです。

 そこに、ユートピアがあると信じて。

 誰が彼を責めるというのか。

 少なくとも、私は彼を責めたりは致しません。




 ⑩ 強固な家族愛


 本題からは少しずれるかもしれませんが、後でリンクします。

 市場からオークション会場に至るまで、これだけ、無茶苦茶言っても二人の仲は破綻したりいたしません。

 二人とも平然としています。

 これが、血を分けた兄妹です。

 あっ、この二人は同じお父さんとお母さんから生まれてきた兄妹ですよ。

 義理とかではありません。

 (;´・ω・) 残念。


 恋人同士で、この会話、この関係は無理でしょう。

 山あり谷ありの、余程長く付き合ったパートナーでしかたどり着けない境地です。

 兄貴は命の危険がある魔王討伐に付いて行き、妹は屑屑と呼びながらも、面倒を見ます。


 女の子との繋がりの欲しいアブドルですが、隣に強固に繋がっている女の子がいます。

 あまりに強固なので、隣ではなく一体化して見えないのです。

 これは、サリーアも同じです。

 超絶上から目線のサリーアが、ギリギリOKな男がアブドルなのです。

 世間の目から見ると二人は、神託の勇者と使い勝手の悪い三流魔法使いと言う大きな格差が存在しますが、サリーアの目から見ると、アブドルは能力的にも限りなく同等に近い存在です。

 アブドルのお陰で魔王を倒せたわけですから。

 でも、兄妹ですからね。結婚はしませんし、二人ともそんなこと言われると身の毛がよだちます。


 アブドル。\( ̄д ̄)/「なに言っとんじゃ。キッショ」

 サリーア。( ̄д ̄)// 「はぁ? なに? 馬鹿にしてんの?」チャキン。


 この、強固に結び付いた男女が、男女関係について話しているのが本作なのであります。

 いいでしょう。中々変化球かかってるでしょ。

 曲がり過ぎて、バッターはもとよりキャッチャーが取れないレベル。

 (;一_一)// ボール。




        最後に


 最終的にこの作品は寓話的な終わりを迎えます。

 最後の台詞をもう一回見てみましょう。


  「夢だ。これは夢に違いない。なんで、そんなに高いんだよ。ってか誰が買えるんだよ。あんな値段」

 「みんな、買ってたじゃん。ある所には有るんだねぇ。お金」

 「俺が買える程度の女奴隷はいないのかよ」

 「いるけど、たぶんあんなに可愛い子はいないよ」

 「くそう。世の中間違っている。死線を越えて魔王を倒したって言うのに、美少女奴隷一人も買えないなんて。世の中間違っている」

 「間違っているのは、おにぃーの頭の中だと思うけど」

 「金貨三枚払って女の子見ただけじゃないか」

 「見学料にしては高いね。村の演劇なら百回見てもお釣りがくるよ」

 「ぐのー。やっと。やっと。卒業できると思ったのに。このままじゃ。本当に魔法使いになっちまうー」

 「いや、もう、魔法使いでしょ。それが嫌なら。女の子に声を掛けなよ。ほら、ターワァになにかプレゼント買って帰ろうよ。魔王討伐したんだから、前より見る目が変わるって」

 「くそー。俺はただ可愛い女奴隷が欲しいだけなんだー」

 「はいはい、おにぃーには縁がない存在だったね」

 「あんまりだー」


 

 この後、アブドルは女奴隷を買ったのでしょうか。

 それは、私にも分かりませんが、買ったとしても満足はしなかったでしょうね。

 何故なら、最初に超一流の商品を見てしまったからです。

 美少女奴隷などという頂点の存在を知らなければ、そこそこ可愛い女奴隷で満足できたでしょう。

 しかし、彼は見てしまったんですよね。

 世界の頂点を。

 一度知ってしまうと、知らなかった頃の自分には戻れません。

 皆さんはどう思われますか?

 アブドルは果たして女奴隷を買ったのでしょうか。ちょっと興味ありますね。

 これは、読まれた人それぞれの答えがあると思います。


 金貨三枚の参加料は、アイドルのコンサート代にかけていることがお分かりいただけると思います。

 お金払って、可愛い女の子を眺めに行ったんです。それで、満足しろって事です。

 そして、美少女たちは買われていきましたよね。

 自分ではない誰かと結婚するって事ですね。

 卒業しちゃうわけですよ。ある日突然、結婚とか妊娠の発表をしたりするわけですよ。

 (/ω\) ああ、なんか泣けてきた。


 「本当に魔法使いになっちまうー」は完全に下ネタですね。

 ごめんなさい。

 私がこれを言わせたいがためだけに、アブドルは魔法が使えるのです。


 そして、最後の最後に妹は言う訳ですよ。

 「現実に帰って来い」と。

 (;゜Д゜) ヒェーーー。


 それに対して兄貴は「俺は二次元の世界にいたかったのに」と絶叫いたします。

 そんな正論、聞きたくないもん。

 (;゜Д゜) サリーア。お前は鬼か。 


 すると、さらに追い打ち「縁がない」要するに「おにぃーが二次元に恋しても絶対に結ばれないよ」って事ですね。

 そりゃ、「あんまりだー」で終わりますよ。

 (; ・`д・´)//  アブドル。泣いて善し。今夜は大いに飲もう。朝まで付き合っちゃうよ。



 いゃー。サリーアのドSっぷり、我が娘ながら惚れ惚れいたします。

 一見、水に落ちた犬を打つかの所業ですが、これが妹の優しさなんですよね。

 いいですね。人気出ちゃうよ。

 しかし、ドSサリーアの言うとおり、アブドルは魔王を討伐した男です。自信を持って女の子にアタックすればいいんです。

 プレゼント持って、意中の女の子の所に行きましょう。

 旅立つ前と比べると一つ成長した男になっているはずです。ワンチャン、故郷の村ではモテモテかもしれません。いや、きっとそうに違いない。そうあるべきです。

 もちろん、振られることも有るでしょうが、大丈夫。魔王討伐と違って、死にゃーしませんて。

 精々、死にたくなるぐらいです。

 (ノД`)・゜・。あれ? 何だろう目からなんか出てくるよ。

 


 以上でございます。

 どうでしたでしょうか。

 ちゃんと「小説家になろうにおける美少女奴隷の売買から見る、現代日本人の恋愛論」になっていたと思います。

 我ながら捻った大人の寓話を書けたのではないかと思っとります。



              終わり

 最後までお読みいただき、ありがとうごございます。


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― 新着の感想 ―
[一言] 個人的に妹は推せます 依存してる訳でもないので良い塩梅な気がします 熟年夫婦の様な安定感
[良い点] 後半のナンバーは非常に納得ができる 特に⑦番が納得できた 他の読者の皆さんは生々しいのが嫌いなんですねぇ……。 僕は生々しくても男なら男らしく女なら女らしく欲が出ているところを見るのが好き…
[一言] いえいえ、ご謙遜なさらず。 読む側も多角的に見ることが出来ないと、柔軟な作者側を自意識高い系と揶揄するんですよね…自意識高い系読者に限って。 問題は、一方的に攻撃するのか、他の人の意見も参考…
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