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プロローグ
頭上では星々が瞬き、月のようなもの3つも浮かんでいる。
「思えば随分と遠くまで来たもんだ、、、」
朦朧とした意識の中で今までの人生が駆け巡る。
「これが走馬灯か、、、全く最後の最後でついてない人生だった、、、」
そんなことを考えていると突然顔面に衝撃が走った。
「何をぶつぶつ言っているザック!おい!医療ボットこいはまだ使えるな!」
『バイタル正常。身体二モ問題ハアリマセン』
突然見たくもない上官の顔が視界を遮る。どうやら運悪くこの上官も生き残ってるらしい。
「ザック聞こえるな!ただちに警備ロボットの木偶の坊共を連れて工業区を鎮圧してこい!」
「ハッ!了解しました!」
拝啓この世界の名も知らぬ両親よ、いかがお過ごしですか?俺は遠くの異星で戦争に巻き込まれています。